絵をクリックすると拡大します、また拡大画面をクリックすると　ここへ戻ります                     〈季節の水彩画〉

2003。6　
Jun.
<日本、北から南>

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芽吹きの音
天平白日
早春雄姿
宵山・四条通り
春雨 福岡今昔

「夏は来ぬ」　　MIDI by

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芽吹きの音

（大雪山・羽衣の滝）

50変

滝は見上げるような高い崖を
いくつかの踊り場をへて降りる
天空を右に左に舞う天女の羽衣の様に
雪解けの水量は多い

　

　

　

　

　

　

　

早春雄姿

（山梨・甲斐駒ケ岳）

8P

中央本線の小淵沢駅を出ると
小海線は大きなループを回って
八ヶ岳高原へ向かい登って行く

雪を戴く甲斐駒ケ岳が
きれいな姿を見せる隠れポイント

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

宵山・四条通り

（京都）

8P

コンチキチンと鉦や笛の音が流れ提灯に
明かりが燈り、沢山の人出で
雑踏になったる四条通り
梅雨空にサヨナラするのも今日、明日か

 　

　

　

　

　

　

　 春雨

（滋賀・伊吹山麓）

6P

伊吹を越える北風や雪が
消えて、代掻きを済ませた田畑が
季節を告げている
春雨は植物たちの命を運んでくる

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　 天平白日

（奈良・唐招提寺）

8P

奈良盆地の夏は暑い
時を見詰め続けた天平の甍にも
白日が今日も照りつける
靜である

　

　

　

　

　

　

　

　

　

福岡今昔

8P

変わり続ける九州の玄関の福岡
明治の頃の記念建造物も
高いビルの間で鳥居と肩を並べて
夏の陽を浴びていた

 　
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