![]() ソフトバンク (東京汐留ビルディング) |
![]() ソフトバンク ソフトバンクモバイルなど |
汐留駅のすぐ前のビルには、ソフトバンク及び関係会社(ソフトバンクBB、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクテクノロジー、ソフトバンクペイメントサービス、ソフトバンクプレイヤーズなど)がいっぱい入っています。 PHS事業を継続しようとして次世代PHS(XGP)に投資し自己破産に陥ったウイルコムからXGP関係者がワイヤレスシティプランニングへ異動したようですが、日本独自システムとして周波数割り当てを受けたにもかかわらず、AXGPと名称変更し中国などが推進しているLTE-TDDをそのまま導入したようです。加入者数は電気通信事業者協会から発表されています。デジタル放送推進協会へも参加しているようです。ソフトバンクは平成24年に900MHz帯30MHzの割り当てを受けた後に700MHz帯60MHz幅をドコモ、KDDI、イーアクセスの3事業者で20MHzずつ分割すべきと誘導した後に、平成24年10月1日に国内4位のイー・アクセスを約1800億円で買収すると発表し自社のみ優位になればよいと策略したようです。 平成24年10月11日に米国3位のスプリント・ネクステルを1兆8000億円で買収し、これで一気に契約者数9000万を越えたようです。スプリント・ネクステルは2005年にスプリント社がネクステルコミュニケーションズ社を買収して誕生した携帯電話会社で、ベライゾン・ワイヤレスやAT&Tモビリティーに次ぐ規模だそうです。さらに、平成25年12月25日に米国4位のTモバイルUSを親会社のドイツテレコムから買収すると発表したようで、スプリントネクステルより高額な2兆円を準備するようですが、これでソフトバンクの連結有利子負債は11兆円となり支払い利息は年間5000億円を超えるのではないかと懸念されています。 英国がEUからの離脱を決めた6月23日から3週間後の平成28年7月18日にに半導体回路設計大手のARM(英国ケンブリッジ:従業員数4000名)を3兆3000億円で買収すると発表しました。英国の半導体関係では、低消費電力の無線通信ICで有名なCSRケンブリッジ シリコン ラジオをクアルコム(米国:第3世代携帯で異常な高額特許料を要求)が買収、AutonomyオートノミーをHPヒューレット・パッカード(米国:当初測定器メーカでしたが今はサーバーのシェアトップでパソコンもシェア上位)が買収していました。今回の買収は平成27年にアバゴテクノロジー(シンガポール)によるブロードコム(米国の無線LANチップ大手)の買収額370億ドルに次ぐ規模と言われています。 アーム(ARM)は、当初ノキア(フィンランド)と共同で携帯電話チップなどを開発し、その後クアルコム(米国)などに採用されて急成長したようです。しかし、最近はビヨンド・セミコンダクタ(スロベニア)やアンデス・テクノロジー(台湾新竹)などのベンチャー企業も台頭してきており、安心しきってはいられないようです。 もともとソフトバンクはパソコンの販売などからはじめて、2006年(平成18年)に英国のボーダフォン・ジャパンを1兆7500億円で買収して携帯電話事業を開始した会社です。 エリクソンがKDDIの近くからソフトバンクの近くに引っ越してきました、近くには日本テレビもあるようです。 ソフトバンクは社債も多く発行しているようです。
ソフトバンクのネット企業などへの投資と回収(2015年)
ソフトバンクは、サウジアラビアの政府系ファンドと共同で投資ファンドを設立して、ARMなどへの投資の一部を移管するようです。 ソフトバンクは、平成29年5月にサウジアラビアの参画を得て立ち上げた、投資会社のソフトバンクビジョンファンドに先駆けて、エヌビディア(米)の株式を4000億円保有したようです。エヌビディアは画像処理ICで有名で、自動運転の画像処理技術でトヨタと提携した他、フォード(米)やメルセデスベンツ(独)も提携しているようです。 |