住友ゴム

住友ゴム
阪神の春日野道から徒歩3分程度のところに、住友ゴムの本社があるようです。東京にも東京本社があるようです。

平成28年度タイヤメーカ見込み
売上見込 前年比 営業利益
ブリジストン 3兆3400億円 -11.9% 4530億円
住友ゴム工業 8100億円 -4.6% 700億円
横浜ゴム 6000億円 -4.7% 380億円
東洋ゴム工業 3950億円 -3.1% 520億円

平成29年度タイヤメーカ見込み
売上見込 前年比 営業利益
ブリジストン 3兆7000億円 +11.0% 4640億円
住友ゴム工業 8600億円 +14.0% 630億円
横浜ゴム 6600億円 +11.0% 500億円
東洋ゴム工業 4000億円 +5.0% 500億円

低燃費タイヤ向けS-SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)の生産では、日本ゼオン住友化学JSRなどが有名なようです。

住友ゴムは、タイヤのゴム内部の材料の結合状態を調べるため、東海村の加速器実験施設J-PARCで取得したデータを理化学研究所ので解析して活用しているようです。横浜ゴムも省エネタイヤのゴム配合比率は東京工業大学のスパコンTSUBAMEを使っているようです。

住友ゴムは平成29年に、センサーなしでタイヤの回転信号や振動の変化から路面が滑りやすいかなどの情報を得るほかブレーキの最適化やタイヤの摩耗状況検出も可能なソフトを開発したようで、自動車メーカーの自動運転システムへの情報提供などを行うようです。

住友ゴムは平成29年8月に、医療用精密ゴム部品(真空採血管や輸血用バッグなど)の生産工場(30000m2で200名を新規雇用)をスロベニアに新設するとのことで、ロンストロフの子会社のロンストロフ・メディカル・エラストマーが運営するようで、欧州における生産能力は、平成31年に平成28年度比3倍になるようです。