半導体エネルギー研究所

富士通研究所
半導体エネルギー研究所は、平成29年にボトムエミッション方式で8K有機ELで75インチ以上に大型化する場合の映像むらを低減させる他、13.3インチの小型化に伴う高密度化も実現したとのこと。今回開発した方式は発光効率の良いトップエミッション方式と同程度の26%程度で、664dpiの解像度のようです。また、8.5インチで3つ折りにでき10万回の折り曲げに耐えられるパネルも開発したようです。

なお、有機ELの製造装置では、キャノントッキが有名ですが、nm単位の精度の軽量化蒸着マスクのブイテクノロジーや曲面パネルにポリイミド樹脂を塗布する装置のSCREENなども有名なようです。有機ELはJOLEDが取り組んでいるようです。

半導体エネルギー研究所は平成29年にシリコンに対し消費電力が1/10となる酸化物半導体LSIを開発したとのことで、駆動しない状態の消費電力がほぼ0で、AI用のGPUに利用すれば消費電流が1/1000程度になるとのこと。平成29年の秋には聯華電子(UMC台湾)からサンプル出荷を開始するようです。

富士通研究所があります。富士通研究所は高周波デバイスなどの研究もしているようで、平成27年に数10Gbpsの高速通信を可能にする、300GHz帯の小型無線受信機を開発したようです。特徴は導波管やプリント基板を使わないことだそうです。富士通の本社は東京千葉横須賀にも開発拠点があります川崎にも拠点があるようです。愛甲石田4番乗り場から松蔭大学行きバス約20分で通信研究所前です。本厚木から森の宮行きバスで約25分です。近くには、NTT厚木研究開発センタ(光、半導体デバイス)があります。