Bird Talk − テキスト軽量版

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  ▽オカメインコの生態
  ▼オカメインコの飼い方
     ▼第一章:オカメインコと暮らす為の準備
     ▼第二章:雛の育て方
     ▼第三章:毎日のお世話の仕方
     ▼第四章:オカメインコのお家(ケージ)
     ▼第五章:オカメインコのご飯(餌)
  ▽オカメインコの病気と治療


▼オカメインコの飼い方
第四章:オカメインコのお家(ケージ)
  ◆ケージのサイズ
  ◆ケージの色と形
  ◆ケージ選びのポイント
  ◆お薦めケージ
  ◆その他のケージ
  ◆ケージの置き場所
  ◆主なレイアウト
  ◆止まり木
  ◆玩具類

◆ケージのサイズ

成鳥のオカメインコの体長は、長い尾羽を含め約30p強です。
その事から考えても、最低でも45p四方、できればそれ以上のサイズのケージを用意した方が良いでしょう。
もし複数飼い(一つのカゴで数羽を同時に飼う)や、繁殖を考えるのであれば、それ相応のサイズが必要になってきます。
大きさの目安としては、ケージの中でも十分な運動が出来、羽を広げてもぶつからないサイズです。
飼い鳥にとって、鳥生の大半はケージの中で暮らすのです。過ごし易いサイズを選んであげて下さい。
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◆ケージの色と形

市販されているケージにはカラフルな塗装の付いた物や、家の形をした物、丸形の物等色々ありますが、オーソドックスな四角型をお薦めします。
複雑な形の物は中が以外と狭く動き難いものです。人でも部屋の柱が出っ張っていたりすれば生活しにくいでしょう。凹凸が多いケージはその分事故や怪我の原因にも成ります。
又、塗装付きのケージは長く使っていれば塗装が禿げ、それを鳥が口にしてしまう危険性もあります。万が一食べてしまっても大丈夫と銘打っている塗装も、何処まで安全かは分かりませんし、飲み込んだ破片で内蔵を傷つけてしまう恐れもあります。
結局、凝った造りも綺麗な塗装も、鳥ではなく人の為の物なのです。人の趣向に合わせるのではなく、そこに住む鳥の気持ちになってケージは選んであげて下さい。
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◆ケージ選びのポイント

ケージの中には、和鳥用の竹等でできた物もありますが、オカメインコの咬む力はかなり強い方なので、この様なケージでは壊されてしまいます。やはり金属製のケージにすべきでしょう。
ケージを選ぶポイントとしては、鳥のサイズに対してケージに余裕がある(羽を全快に広げた状態で物にぶつからない、上下に取り付けた止まり木に飛んで移動できる等)、ケージ内に余計な凹凸が無い、余分な塗装が施されていない、接合部分がしっかりしている、安定性がある等です。
又、縦横の比率を考えるなら安定性を考慮して高さよりは底面積に重点を置いて考えた方が良いと思われます。
確かに鳥は高い所が好きで、その方が落ち着きますが、だからといってタワー型の物にすれば、それだけ安定性を欠きます。それに、現在市販されているタワー型のケージの多くは、セキセイインコサイズのケージを縦に連結したタイプなので、入り口が小さめに出来ていてオカメインコには少々狭く感じられます。
高い位置に持っていきたいのであれば、ケージを安定性のある台の上に固定する方をお薦めします。
但し、飼い主側のスペースの問題でどうしても大きいケージが用意できないのであれば、内装を工夫する事である程度広くする事も出来ます。
「家は狭いから…」とあきらめず、どうしたら鳥も人も快適に過ごせるかを考えて工夫してみて下さい。
後、日頃の手入れがし易いかどうかもチェックのポイントとなります。世話は毎日の事です面倒なタイプの物では世話が長続きしません。
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◆お薦めケージ

オカメインコ用のケージとしては「HOEI-465」がお薦めです(別に豊栄金属鰍フ回し者じゃないんですけどネ)。
サイズは幅465o×奥行き465o×高さ565o。安定性があり、錆びにくい亜鉛メッキ製。接合部分も接着部分を外側に着けるなどの工夫がされています。別売りの専用スタンドもあります。
一般的なセキセイインコサイズのケージに比べて、中央の出入り口のサイズが大きく、オカメインコを手のひらに乗せたまま楽に通る事が出来ます。
又、このケージは前面が扉式になっていて、大きく手前に開くのが特徴です。
オカメインコは大変臆病な子が多い為、手のひらに乗せて出し入れしようとした時、入り口に頭がぶつかると思って怖がり、上手く出し入れ出来ない場合があります。でもこの扉を開けてあげれば簡単に出し入れが可能になります。
そして何より、掃除がとても楽です。ケージの奥まで容易に掃除出来ます。日頃の世話が楽というのはケージ選びの大きなポイントです。
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◆その他のケージ

天井面が開くタイプのウサギ用のケージを利用するのも良いでしょう。鳥は上へ行く習性がありますから、この様なタイプだと出し入れが楽です。
又、ちょうど良いサイズの物が無いのであれば、自作するのも良いでしょう。
例えば小さいケージを2個連結して使うのも一つの手です。連結部分は強度のある針金を螺旋状に巻き付けて固定します。この場合、連結部分に足の爪などを挟んで怪我をしないよう気を付けて下さい。針金の先はケージ内に入らないようにし、ヤスリ等で先端を丸く処理しておくなどして下さい。
自作の場合は、鳥にとって危険がないかどうかを充分注意して行って下さい。
又、病気の鳥の看護用にハムスター用のケージを利用する。水槽タイプの物を利用するといった場合もあります。
この様に、鳥専用のケージにこだわらず、小動物用のケージを見てみるのも良いでしょう。工夫次第で鳥専用のケージより過ごし易くなるかも知れません。
家ではこういう風に工夫している等「我が家の自慢ケージ」がありましたら教えて下さい。当ページ内でご紹介させて頂きます。
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◆ケージの置き場所

多くの鳥は本能的に高い所を好みます。野生の場合、低い位置にいればそれだけ外敵に襲われる確率が高くなる為です。
オカメインコも例に漏れず高い所を好みます。ですからケージは床に直接置いたりせず、なるべく人間の目線より高めになる様な場所に設置して下さい。そうすれば鳥も安心してくつろぐ事が出来ます。
その他、風通しが良く、一日の寒暖の差が少なく、静かで、地震が来ても大丈夫な安定性のある場所を選んで下さい。
よく「日が当たって風通しが良いから」といって窓際にケージを置く人もいますが、窓辺は一日一回日光浴をする時間だけに留め、なるべく窓際には置かない方が良いと思われます。
窓際は昼は暖かく夜は冷え込みが激しい場所です。鳥にとって一日の寒暖の差が激しい場所はかなりの負担になります。
床面も又、寒暖の差が激しい場所です。その点から考えても床に直接置くのは避けた方が良いでしょう。
それから、人通りが激しい出入り口付近、電話、ステレオやテレビといった音響設備の脇も避けて下さい。
ケージの置き場所の基本は、鳥が落ち着いて暮らせる場所です。どうかよく考えて置いてあげて下さい。
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◆ケージの内装

ケージ内のレイアウトは飼い主の楽しみの一つでもありますが、あまり内装に懲りすぎると、かえって狭くなったり、最悪怪我の原因にもなります。基本的にシンプルなのが一番です。快適な内装にしてあげて下さい。
オカメインコは大変臆病で、時々ケージの中でもパニックになる事があります。鳥が暴れた時に止まり木が落ちたり、玩具に羽を引っかけたりと、思わぬ怪我をする場合がありますので、内装品を取り付ける時は移動空間を広く取るように配置し、しっかりと固定して下さい。
ケージの色と形でも話しましたが、内装品もなるべく天然素材や無着色で、壊れにくい物を選んで下さい。特に玩具類は様子を見て、噛み砕いて破片を飲み込む危険性があるようでしたら速攻取り外して下さい。
又、繊維類は長期間使っていると糸がほづけてきて、糸に爪を引っかける事故が起きる場合がありますので注意して下さい。
着色が気になる場合は、お湯で付け置き洗いしてみて下さい。
そして、内装品を取り付ける前には必ず良く洗い、熱湯消毒をして、良く水気を取り、日光消毒してから設置して下さい(熱湯消毒をする場合、熱に弱いプラスチック製品は避けて下さい。また火傷には注意して下さい)。
又、オカメインコの咬む力はフィンチ類と比べれば強い方です。柔らかい止まり木や、細いプラスチック製の玩具ならバリバリに破壊してしまいます。折れたり、壊れたりした内装品は大変危険ですから、消耗品だと思って諦め、すぐに新しい物と取り替えてあげて下さい。
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◆主なレイアウト

基本レイアウトは、止まり木が上段と下段に1本ずつ。下段の止まり木は出入り口付近に、上段の止まり木は奥に設置します。間隔はオカメインコがぴょんぴょんと飛び移れるくらいがベストです。
餌箱、水入れが各1個ずつ。市販ケージの付属品で充分です。餌入れの深さが気になるようでしたら、厚紙等で上げ底を作ってあげるのも一つの手でしょう。ただし、上げ底をすればその分餌の散らかり度は増します。
ここまでは付属品として付いてきますが、その他足りない物は買いたしていきます。
菜っぱ入れ。毎日あげる青菜を入れる容器です。小さな円柱形の入れ物で、水を張って菜っぱを差し、止まり木付近に設置します。
ボレー粉入れ。小さい半月型の入れ物が売られています。ボレー粉の他、焼き砂を入れたり、おやつを入れたりと何かと重宝しますので、幾つか用意しておくと良いでしょう。やはり止まり木付近の食べやすい位置に設置します。
その他、アワの穂やイカの甲等の補助食を取り付けます。
最後に玩具類です。玩具は邪魔にならない位置に設置します。ケージがそれなりに大きければいいのですが、狭いケージに無理矢理入れると怪我の原因となります。鳥の動きを妨げるようでしたら入れないで下さい。
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◆止まり木

市販のケージには、あらかじめ2本の止まり木が付属品として付いて来ると思いますが、この止まり木ではオカメインコの足には少々細すぎる様です。
止まり木の太さの目安は、鳥を止まり木に掴まらせた状態を横から見て、前後から回した指がかるく下に回り込み、気持ち離れている位です。完全に握ってしまう様では細すぎますし、指が開いて握れない様では太すぎます。オカメインコの足のサイズなら、直径1.5p強は必要でしょう。
また、止まり木に自然木を使うのはとても良い事です。自然木の微妙な凹凸やカーブが鳥の足の裏を刺激して健康にもいいですし、何より鳥が喜びます。
ただし、自然木を取って来て使用する場合は、木の毒性を良く調べてから与える様にして下さい。檜や樫といった家具や建築物に使われる物なら大丈夫ですが、漆の木等は危険ですから使わないで下さい。
また、自然木は大変不衛生ですから必ず良く洗って熱湯消毒と日光消毒をして下さい。
太い止まり木は、鳥を扱っているお店で買う事が出来ます。自然木も鳥専門店なら取り扱っている事がありますから訪ねてみると良いでしょう。
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◆玩具類

玩具類は必ずしも必要な物ではありません。確かに玩具があれば嘴の伸びすぎ防止や、ストレス解消になりますが、入れた為にケージ内が狭くなり、怪我の原因になる様なら入れない方が良いです。その分放鳥の時に思いっきり遊ばせて上げて下さい。ケージの広さに合わせて考慮しましょう。
玩具類を入れる場合は、安全性、危険性を良く見極めて下さい。特に新しい玩具を入れた時は、どんな事が原因で怪我をするか判りません。その玩具が安全かどうかを良く観察して、爪を引っかける、壊して破片を飲み込んでしまう等の危険性がある様でしたら速攻取り外して下さい。
また、鳥が玩具に全く興味を示さない様でしたら、ただの邪魔物、怪我の原因でしかありませんから取り外して下さい。
興味を持って良く遊んでいても、ずーっと同じ物では鳥でも飽きます。2〜3種類の玩具を用意して、一月に一回ローテーションで廻すと長く遊んでくれます。
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