2005年11月1日
「海上の森-2005秋(道順案内)
(かいしょのもり あき みちじゅんあんない)
愛知県瀬戸市
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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海上の森は今年になって6回目、
通算で9回目になる。
去年の10月に初めて行ってから、もう一年経つ。
春夏秋冬と一通り見たけど、11月は初めてだ。
今回は初めて海上の森へ行く人のために
道順案内付きで紹介しよう。
とにかく自家用車が基本になる。
電車は一応愛知環状鉄道で行けるのだけど、
山口駅からかなり歩かないといけない。
名古屋駅方面からはまずここへ出るのが最初。
バスレーンの終点「引山」を通り越して真っ直ぐ。
左の「カーマ」を通り越してすぐの信号(西原町2)
を右折。右斜め前の「すき家」が目印。
真っ直ぐ5分〜7分ほど走ると、
T字の突き当たりになる。
「石田町」交差点。
ここを左折。
目印は左の「丸忠」のすし屋。
左折したらすぐの信号「今林町」を右折。
線路のトンネルを超えてすぐ。
右手にはセルフのスタンド「コスモ」がある。
しばらく走っていくと、
少し広い交差点「山口町」がある。
ここは直進。
ここが一番難しいというか見逃しやすいところ。
山口町の交差点からふたつめの信号、
道が左にカーブしていく手前を右方向に入っていく。
右折というよりY字の右へ行く感じ。
入っていくと道は狭くなり、左右には民家が並ぶ。
少しいくと橋がある。
この橋を渡りきったすぐ(川沿い)を左折。
ここまで来ればもう着いたも同然。
川沿いの細い道を進んでいくと、
左に駐車スペースが見えてくる。
ここが手前の駐車場。
ここにも10台以上とめられるし、
左奥には広い駐車場があるので、
よほどのことがない限りとめらないということはない。
この先にも駐車スペースがあるけど、
週末などはここにとめておいた方が無難。
平日なら更に先に進んだ方が
森の入り口に近くなる。
ここが奥の駐車スペース。
四つ沢と呼ばれる場所だ。
他の人のとめ方にもよるのだけど、
7、8台はとめられる。
更に先へも車で行けるのだけど、
砂利道だし、駐車スペースはないし、
せっかくなので森の入り口のここから
歩くのをおすすめしたい。
森は広大で、道は枝分かれをあわせると
無数にある。
どの道を行けばいいかとか、
どっち方面へ行けばいいかをおすすめするのは
とても難しい。
方向感覚だけは失わないように、
心のおもむくままに進むのがいいと思う。
ただし、適当に細い道へ分け入っていくと
本気で迷って泣きそうになるので注意が必要。
特にひとりで行く場合は。
携帯も圏外になるという話だ。
海上の森で一番の見どころと言って
いいかもしれない、ここ大正池。
なんだけど、残念なことに水が抜かれてた。
夏の終わりに訪れたときは
満水できれいだったのに。
前も一度抜かれてたのを見たことがある。
秋、冬は水を抜いたままになるのかもしれない。
ここはやはり水がたっぷりある
夕焼けの時間がおすすめだ。
海上の森には小さな集落があって、
何軒かに人が住んでいる。
写真のここは誰も住んでないのか、住んでるのか。
柿がたくさんなっていた。
田んぼと畑のあるところ。
夏に来たときはたくさんの花と虫が
出迎えてくれたのだけど、
秋の今はひどく寂しくなっていた。
花はセイタカアワダチソウが少しだけ。
蝶やトンボの姿も見えなかった。
男の人が柿を収穫中。
伸び〜る棒の先にハサミがついたやつで。
通販で買ったな(勝手に決めつける)。
この集落に住んでる人だろうか。
住民とはめったに出会わないんだけど。
サザンカ、サザンカ咲いた道。
たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き。
あのサザンカだ。もう咲いていたか。
冬のものだと思ってたけど、
秋にはもう咲いてるんだ。
紅葉はまだまだだったけど、
冬も少しずつ深まりを見せているということか。
集落の中心にある休憩所。
古民家を移築して建てられた。
昔はこんなものなかったのだけど、
万博開催に伴って、こんなものが作られた。
私が行くといつも閉まっているけど、
いつ開いてるんだろう。
トイレもここにしかないので、
森に入ったら、まずはここの場所を
確認しておきたい。森の簡易地図看板もある。
ただ、この森は観光地ではないので、
飲み物の自販機などは一切ない。
半日、一日で行くなら、食べ物と飲み物持参で。
11月となると、野草は本当に少なくなる。
今日見かけたのは、写真のキツネノマゴや
イヌタデ、ノコンギク、ヘビイチゴ(?)、
ヤクシソウ、アキノノゲシ、
そんなところだった。
D30のピント能力の甘さとと手ぶれが相まって、
撮った写真の大部分がボツとなってしまった。
一応三脚使ったんだけど。
レンズがマクロ用じゃなかったこともあった。
しかし、D30、意外と手強い。
手ぶれなのか、ピンぼけなのか、その両方なのか、
これもかなりブレてる。
夕方の森は暗く、レンズも暗い。
E-10と同じ調子で撮ってると失敗だらけに
なってしまいそう。
もう少し慣れが必要だ。
それと、もっと積極的に感度を上げていかないと。


 海上の森案内としては内容が中途半端になってしまったけど、今回は道順案内ということが目的だったので、まずはよしとしよう。
 あとは実際に足を運んで自分で見て、歩いて、体験して欲しい。ここは行くたびにあらたな発見や感動がある。
 遠すぎて行けない方は以下のページで。
 2004年10月2004年12月2005年3月2005年6月2005年7月2005年8月

 11月というのは時期的に一番中途半端かもしれない。野草は少なく、紅葉にもまだ早く、野鳥を見たり撮ったりするのは木の葉っぱが多くて邪魔だ。大正池もあんな調子だし。
 せっかく行くなら、春から初夏にかけてがベストだと思う。

 コースとしては、海上の集落を起点に、南側の湿地帯へ行き、物見山に登り、集落に戻ってきて北の大正池を見て、更に北東にある篠田池まで行ければ、ほぼフルコースと言っていいと思う。
 他にも、赤池、多度社、北の湿地帯、見晴台などあり、その気になればいくらでも歩けるし、見どころは多い。奥が深いので2度や3度ではすべてを回りきることはできないだろう。
 行くほどに楽しくなり、野草や生き物にくわしくなるほどに面白いのが海上の森だ。まずは一度行ってみることをおすすめしたい。
 名古屋の中心街から車で1時間走ったところに、まだこんな自然の森が残っている。

 所在地: 愛知県瀬戸市海上町
 時間: 終日開放(ただし、日没後は真の闇)
 休み: 無休
 駐車場: 無料(たくさん)
 散策時間: 1時間〜1日

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