2005年3月7日
「海上の森-3(かいしょのもり)」
愛知県瀬戸市
地図
撮影 OLYMPUS E-10
E-10を持って海上の森へ。 手持ちで歩いてどの程度疲れるか、 それと首からストラップでさげてどれくらい 首がつらくなるかの実験も兼ねて。 もちろん試し撮りが主目的だけど。 3度目の海上の森ということで、 今回は南側を歩いてみることにした。 こっちは海上の森ではなく広久手の森ということ になるのだろう。 コースとしてマイナーのようで、 手書きの案内標識さえない。 たくさん分岐していて、しまいには自分が どのあたりを歩いてるかも分からなくなる。 こっちはけっこう危険かも。 太陽の出てる位置だけが頼り。 |
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四つ沢の手前の広い駐車場に車をとめて、 そこから少し戻ったところにある 入り口から入った。 少し歩いたらこんな民家のそばに出た。 もうひとつ位置が掴めない。 愛知工業大学があるあたりなのか、 もっと遠いのか。 線路も近いような遠いような。 自分では赤池の方に向かっていたつもりだった けど、そのずっと手前にあるはずの 五輪塔とかいうのも見つけられなかった。 |
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この時期の海上の森は、 あまりこれといって撮る物がない。 野草にもまだ早く、鳥も4倍ズームでは届かない。 森自体の色合いもまだ冬の装いで地味だ。 撮りたくなるものといえば青空くらいしかなかった。 |
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適当に歩いていたら、 足下のずっと低いところに池があった。 まさか赤池はこんな近くない。 たぶん吉田池だと思う。 しかし、この高さはうっかり落ちたら助からない。 |
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木の高いところに花なのかつぼみなのかを 発見した。 遠くてよく見えない。 名前も分からない。 ここに何種類かの鳥が集まってきていた。 撮りたくても届かないもどかしさ。 枝葉も邪魔して姿もはっきり分からなかった。 |
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遠くになんとか捉えたこいつは、 おおお、これはたぶんコゲラじゃないか。 キツツキの仲間の。 こいつがコゲラかどうかは確信が持てないけど、 間違いなくコゲラはいた。 姿も見たし、コンコン木を突いてる音も聞いた。 コゲラは前から見たかったやつなので、 見られて嬉しい。 |
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メジロも見つけた。 (上のとあわせて写真を一部トリミングしている) メジロ自体はそんなに珍しい鳥じゃないけど、 こうしてまがりなりにも写真に撮れると、 愛着も増すというものだ。 次はもっとちゃんと全体の姿を撮りたい。 できれば梅とセットで。 |
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ずっと下を向いて歩いていたけど、 今日歩いたところには目につく野草はなかった。 湿地帯まで行けてれば 何か見つかったかもしれない。 やっと見つけた花は木に咲くつぼみ。 樹木ポケット図鑑を調べたけど、 つぼみの状態では分からない。 咲けば白っぽい花だと思うけど。 |
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花不足で、こんな木の新芽なども撮ってみた。 |
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駐車場近くの道路脇に咲いていた オオイヌフグリ。 夕方で日がかげって残念ながら 花を閉じてしまっていた。 他に見かけたのはヒメオドリコソウくらい。 小さな花のマクロは寄り切れない。 マクロレンズが必要だ。 |
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海上の森は魅力的な場所に違いないのだけど、なんとなく相性が悪いのか、行く時期がよくないのか、3回行ってもまだその魅力を感じきれずにいる。 歩く距離の長さに対して変化が少ないというか、ここだというポイントが掴み切れてない。 もっといろいろな野草とかも咲いてるはずなんだけど、運が悪くて行き当たらない。 そもそも森の内部の様子をもうひとつ掴み切れてない。 ネットにある簡略地図をプリントアウトして持っていくのだけど、載っていない道がたくさんあるので途中で分からなくなる。 でもまた必ず行こう。次は春から夏にかけてのベストシーズンに。 E-10の大きさと重さはなんとかならないことはない。 ただし、人目が多いところでは照れくさい。特に首からさげてると。 なるべくマニアックな雰囲気にならないように、できるだけお洒落さんで出かけなくては。 それにしても液晶の暗さはつらい。強い光があるところではほとんど見えない。 撮影はもちろんファインダーでそれは見やすいんだけど、プレビュー画面で露出があってるのかどうか、まったく判断できない。これではフィルムと変わらない。 今まで液晶ビューファインダーで慣れていて、あれは露出の変更がそのまま撮る前に分かるし、撮ってからもどんなに外が明るくても結果がだいたい予測できた。 液晶ビューファインダーを嫌う人も多いみたいだけど、私は光学ファインダーよりあっちの方が好きだ。視野率も100パーセントだし。 けど、E-10とDiMAGE7 UGの併用もちょっとする気になれない。 両方売ってDiMAGE A1を買う方がいいか。 |