まず最初に、電池ケースの蓋の仕上げ。
前回穴をあけるまでだったのを、穴をつなぎ、金属やすりで仕上げています。
側面に開けてある穴は、この蓋を本体に取り付けるときのためのものです。
どうやって取り付けるのか未定なのは秘密だ。
左の図は、底の穴に電池ケースをはめ込んでみた状態。
そこそこの精度で作れたので、たいした隙間もなくいい感じ。
電池ケースと「蓋の本体」は、一緒に固定され、「蓋の蓋」を開けることで電池を交換する……… 予定。
下の画像は、本体底板に MP3 の基盤と「電池ケースの蓋」を固定してみたの図。
絶妙な位置関係で干渉を避けています。
本当は、この「底板」そのものの加工も結構手間が掛かっているのに、
アクリル板が(透明なので)なかなかはっきり撮影できず、
単独の画像は省略。
欠けるんじゃないかとどきどきしながら「コの字型」に切り取ったり、
φ2のネジ穴をあけています。
ここからは、ケースのフレームに対する穴あけなど。
最初のは、イヤホンジャックを固定するための穴をあけたところ。
φ6の穴をあけた後、φ8の穴で途中まで広げています。
ジャックの外側のφ6ネジと、固定用の外径8mm の「ナット(?)」がうまいことはまって、
右の図のように面一になるようにしています。
つぎのは、電源スイッチを固定するためのネジ穴と、スイッチのレバーを出すための穴をあけたところ。
右の図のように、φ2のネジで固定するため、ネジ穴はタッピング(ネジを切る)しています。
実は、中央の「四角い穴」の方が難しい。
ネジが飛び出ているのは仮止めのため。あとでちょうどいい長さのネジで固定しなおします。
最後の図は、電池ケースの蓋がフレームに干渉する部分を削りましたの図。
表面を面一にするつもりでいたのに、アクリル板より蓋の方が厚かったのでこのようにしましたが………
1mm ほどの深さ(?)をヤスリで削り落とすのは、大変でした。
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