五獣の拳(ファイブ・アニマル・カンフー)なんて、もう古い!

これがドリフ拳だ!!
(ファイブ・コメディアン・カンフー)

※古代中国に発祥した、5人のコメディアンの姿を元にした拳法。
それがドリフ拳なのだ!
常勝無敗といわれた最強拳法の全貌が今ここに!!

その1 いかりやの拳(Chousuke Kun-Fu)


 ドリフ拳の頂点に立つ王者の風格を持つ拳。
 究極の気合いである“おいーっすの息吹”、凄まじい勢いの“メガフォン四連撃”などの技を持つ。
 その数々の奥義の会得に必要なものは、むしろ技よりも心!
 無であり静である“だめだこりゃの境地”と、有であり動である“次いってみようの境地”の二つを会得したものにのみいかりやの拳は使いこなせる。

その2 仲本の拳(Kouji Kun-Fu)
 今ではその技を伝えるものが数少なく、目にする機会の少ないドリフ拳。
 この拳を習得するためには優れた運動神経が要求され、熟達者が用いる動物の皮を利用した“跳躍法人間キャタピラー”とともに仲本の拳を代表する大技である。
 ちなみに跳躍術に用いられた動物の皮は「虎宝輪(トラホウリン)」と呼ばれ、これがトランポリンの語源であることはよく知られている。

その3 加藤の拳(Cha Kun-Fu)
 
 五種類のドリフ拳の中でも、もっとも華麗な技を誇るのが加藤の拳だ。
 古来より、この拳の修業には“茶のズラ”“茶のヒゲ”という武具を身につけて行われる。
 加藤の拳の破壊力はすさまじく、正統伝承者は“へっくしん!爆発呼吸法”のみであらゆる敵を撃破することができたと伝えられている。
 さらに“ヒゲ・ステップの舞い”“うんこちんちんの構え”“ちょっとだけよ蹴り”など、今なお多彩な技が伝承されている。

その4 高木の拳(Boo Kun_Fu)
 仁王像のごとき不動の構え。常に行われる静かなる瞑想。ただその場にいる。それだけで技となる。それこそが技となる・・・。これが高木の拳である!
 その巨躯とテコの原理を応用した秘技“雷神投げ”の威力はすさまじく、いかりやの拳、仲本の拳の伝承者を二人同時に葬ったことすらあるという。
 なおこの拳法の使い手は、古来より畏敬の念を込め“緑の雷神”と呼ばれた。


その5 志村の拳(Ken Kan-Fu)

 イラスト&解説:飲酒隊隊長(ドリフ拳6段)


 ドリフ拳の中でもっとも新しく開発され、そして現在もっとも広く普及しているものが、この志村の拳だろう。
 “あーまーみー連続拳”“アイーンの手刀”“だっふんだ防御法”“変なおじさん掌底突き”などの技はあまりにも有名。
 “愚者の王”と呼ばれる伝統的な戦闘スタイル(白塗りに口紅、チョンマゲに華麗な衣装)は、この拳の正統伝承者のみに許される。
 伝説では、この拳の創始者は背後からの敵襲を“後ろ!後ろ!”という精霊の声により察知したともいわれる。

※説明文中の赤色は攻撃技青色は防御技ピンクはその他を示します。

失われしドリフ拳・・・・
その6 荒井の拳(Chu Kun-Fu)
 現在進められている研究によると、上記5種以外にも第6のドリフ拳の存在が確認されている。それが“荒井の拳”なのだ!
 しかしそれを伝承する者はなく、ドリフ拳を代表する大技とも伝えられる“これは筆である”“なんだ、知能の働きの鈍い奴め!”がどのような技であったのかは謎のままだ。
 歴史の闇に沈んだこの謎を解く鍵は、秘伝書の最終章近くに記されている「桶が入らない!!」という言葉にあるというのだが・・・。

検証 小野の拳(Yasushi Kun-Fu)はドリフ拳なのか!?
 誤解されている方もいるが、ここでハッキリさせよう。“小野の拳(Yasushi Kun-Fu)”ははるか古来にドリフ拳から別れ、現在では別の拳法に分類されている。それがドリフ拳によくにたドンキー拳(またはドッキリ拳)である。注意しよう!

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