(ファイブ・コメディアン・カンフー) |
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ドリフ拳の頂点に立つ王者の風格を持つ拳。 究極の気合いである“おいーっすの息吹”、凄まじい勢いの“メガフォン四連撃”などの技を持つ。 その数々の奥義の会得に必要なものは、むしろ技よりも心! 無であり静である“だめだこりゃの境地”と、有であり動である“次いってみようの境地”の二つを会得したものにのみいかりやの拳は使いこなせる。 |
今ではその技を伝えるものが数少なく、目にする機会の少ないドリフ拳。 この拳を習得するためには優れた運動神経が要求され、熟達者が用いる動物の皮を利用した“跳躍法”は、“人間キャタピラー”とともに仲本の拳を代表する大技である。 ちなみに跳躍術に用いられた動物の皮は「虎宝輪(トラホウリン)」と呼ばれ、これがトランポリンの語源であることはよく知られている。 |
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五種類のドリフ拳の中でも、もっとも華麗な技を誇るのが加藤の拳だ。 古来より、この拳の修業には“茶のズラ”“茶のヒゲ”という武具を身につけて行われる。 加藤の拳の破壊力はすさまじく、正統伝承者は“へっくしん!爆発呼吸法”のみであらゆる敵を撃破することができたと伝えられている。 さらに“ヒゲ・ステップの舞い”“うんこちんちんの構え”“ちょっとだけよ蹴り”など、今なお多彩な技が伝承されている。 |
仁王像のごとき不動の構え。常に行われる静かなる瞑想。ただその場にいる。それだけで技となる。それこそが技となる・・・。これが高木の拳である! その巨躯とテコの原理を応用した秘技“雷神投げ”の威力はすさまじく、いかりやの拳、仲本の拳の伝承者を二人同時に葬ったことすらあるという。 なおこの拳法の使い手は、古来より畏敬の念を込め“緑の雷神”と呼ばれた。 |
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ドリフ拳の中でもっとも新しく開発され、そして現在もっとも広く普及しているものが、この志村の拳だろう。 “あーまーみー連続拳”“アイーンの手刀”“だっふんだ防御法”“変なおじさん掌底突き”などの技はあまりにも有名。 “愚者の王”と呼ばれる伝統的な戦闘スタイル(白塗りに口紅、チョンマゲに華麗な衣装)は、この拳の正統伝承者のみに許される。 伝説では、この拳の創始者は背後からの敵襲を“後ろ!後ろ!”という精霊の声により察知したともいわれる。 |
※説明文中の赤色は攻撃技、青色は防御技、ピンクはその他を示します。 |
現在進められている研究によると、上記5種以外にも第6のドリフ拳の存在が確認されている。それが“荒井の拳”なのだ! しかしそれを伝承する者はなく、ドリフ拳を代表する大技とも伝えられる“これは筆である”“なんだ、知能の働きの鈍い奴め!”がどのような技であったのかは謎のままだ。 歴史の闇に沈んだこの謎を解く鍵は、秘伝書の最終章近くに記されている「桶が入らない!!」という言葉にあるというのだが・・・。 |
誤解されている方もいるが、ここでハッキリさせよう。“小野の拳(Yasushi Kun-Fu)”ははるか古来にドリフ拳から別れ、現在では別の拳法に分類されている。それがドリフ拳によくにたドンキー拳(またはドッキリ拳)である。注意しよう! |
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