♪ オーディオ ♪

  今、愛用しているオーディオを紹介します。現在のパソコンのように、昔はオーディオが流行りました。小生もオーディオが好きです。昔懐かしいオーディオ機器が、今もなお現役で活用しています。そんなオーディオ機器を紹介します。



♪ ホームオーディオ ♪
 昔のコンポーネントは大きかったので殆ど処分しましたが、手頃で現在も使用している機種を以下に紹介します。

1.アンプ (Amplifier)

 (1) YAMAHA CA-1000V
    ヤマハが1976年に発売したプリメインアンプで、この当時、LPが128,000円と大変高価でした。この時代から秋葉原に行けば2割〜3割引は当たり前でしたが、値切っても1割が限界でした。19kg.もあるのに秋葉原から自宅に持ち帰るのは本当に大変でした。このアンプを選んだ理由は、販売員のものすごいお奨めでした。何でも販売員いわく、117クーペをデザインしたジュージアーロ氏がこのマスクをデザインした。自分が購入するならこのアンプと自信を持って紹介してくれました。今でも、この販売員を信じて損は無かったと思うほどの逸品です。

この時代は丸型のセレクトスイッチが
流行っていましたが、このアンプは
実用的でシャープなデザインでした。


ウッドのカバーは高級感があります。
VU/dBメータが、結構、重宝です。
★ CA-1000Vの清掃はこちらからお入り下さい。

 (2) YAMAHA AVX-2200 DSP
    上のCA-1000Vが老朽化したことにより、何時駄目になっても良いように中古で購入。LP が 220,000円もするものを小生が購入出来る訳がありません。ジャンク品を 9,000円で購入しました。ジャンク品なので品質保証外、リモコンや取扱説明書も未添付でした。アンプのリモコンなど全く不要、そして取扱説明書もアンプには不要と考え購入しました。全ての動作確認をした訳ではありませんが、使用用途であるステレオ (2ch) は大丈夫そうです。しかし、最近のアンプは、AV機器の取り入れ、DSPによるイコライザーメモリ機能等、全く操作が解りません。ノーマル設定にしたいのですがリモコンは無く、現状の設定すら解りません。取りあえず一番聞き易い設定にしているが、それでも何だが低音とライブが効き過ぎている。
 何方様、AVX-2200 DSPの取扱説明書やスペックの解る方が居られましたら、お教え願いたいと思います。  

★20110906にF様がYAMAHAのHPからマニュアルがゲットできることをご連絡いただきました。F様、ありがとうございました。 
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/index.php の「モデル名から検索」で「AVX-2200DSP」を入力。
直リンクは http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/av/japan/dsp/AVX-2200DSP_J.PDF をクリック。
直接操作できるのはPower/Select/
Volume と、大変シンプルです。


最近ではAVのセレクトも兼ねているため
裏面は複雑怪奇です。
★ AVX-2200 DSP の詳細レポートはこちらからお入り下さい。

 (3) Marantz PM-50
    ジャンク品でありながら美観が綺麗な事、及び動作に問題なさそうなので、あれば便利かなぁ〜と思い購入しました。ACケーブルから判断し、1995年製であることが分かります。購入後、動作確認を行ったのですが、全く問題ありませんでした。CA-1000Vと比較すると若干パワーがありませんが、音質には特段遜色ないレベルです。今は自作スピーカをこのアンプで駆動させています。  

SANSUIのアンプを思わせるような
精悍なマスクです。
至ってシンプル。故障時にはユニット
単位で交換できるよう配慮した設計に
なっています。
主なスペック
<パワーアンプ部>
・ 実効出力:80W+80W(8Ω)、100W+100W(6Ω)、120W+120W(4Ω)、〔20〜20,000Hz〕、 240W+240W(2Ω、DYNAMIC)
・ スピーカー切替:A、B、A+B
< コントロールアンプ部>
・ 入力端子及び感度/インピーダンス:PHONO(MM)・2.5mV/47kΩ,PHONO(MC)・0.25mV/100Ω, CD、TUNER、AUX−1,2、
  TAPE−1,2・150mV/33kΩ
・ SN比:PHONO(MM)・85dB、PHONO(MC)・75dB、HIGH LEVEL・105dB[IHF−A]
・ トーンコントロール:BASS・100Hz±6dB、TREBLE・10kHz±6dB
・ ミューティング:なし
・ ラウドネスコントロール:なし
・ テープコピー:1→2
・ モードセレクター:MONO、STEREO
・ プリメイン分離:不可
<総合>
・ 電源:AC100V 50/60Hz
・外形寸法:W42.0×H15.0×D38.0cm
・ 重量:10.0kg
・ 発売:1989年8月


 (4) サン・オーディオ SV-2A3
    初めての真空管アンプです。作る喜び、聴く喜びのダブルを求めるためにキットを購入。日曜日に届いたので翌日の月曜日から金曜日の5日間、酒も飲まず(厳密には二日だけ)、会社から帰宅すると用を済ませ毎晩半田付けに専念していました。そんな組立写真はこちらからお入り下さい。

SV-2A3 表面 SV-2A3 裏面


 (5) YAMAHA C-2a
    上のSV-2A3 管球アンプは音量をコントロールするのが難しいため、プリアンプを導入しました。CA-1000V時代にC-2がありましたが、やはり C-2は憧れでした。この C-2a プリアンプは 1980年製です。MC/MM イコライザーアンプが標準搭載なのでアナログプレーヤーを接続する際は大変楽です。またCA-1000Vと操作部の配置や機能が殆ど同じなので扱いに迷うことは全くありません。音色はヤマハらしく大変ナチュラルです。このプリアンプは OUT が2系統ありますので、またメインアンプが欲しくなってしまいます(笑)。

↑拡大します
このアンプは見ているだけで満足してしまいます。デザインが最高です。このプリアンプはこちらに詳細が記載されています。


 (6) SANSUI AU-111
    昭和40年(1965年)にサンスイから発売されたプラックフェイスのAU-111プリメインアンプです。今でも現役で迫力のある素晴らしい音を出します。特にPHONOから出る音は最高です。標準ではMCをサポートしていないので、MM (Ortfon 320U) カートリッジで聴いています。無論、CDプレーヤーでも瑞々しく迫力ある音を出してくれます。AU−111のメンテ状況は、こちらからご覧下さい。

SANSUI AU-111 AU-111プリメインアンプ 1号機 1965年当時のカタログ
カタログ拡大 表面裏面
中野麻生石材(tel:0426-25-4037)から取り寄せた両面磨きの白御影石。
良心価格で寸法も自在にオーダーできます。
これで高級アンプが超高級アンプに・・・(笑)


 (7) ラックス(LUX) SQ-38D
    このアンプは、10W + 10W とパワーがあまり無いが、名機らしい良い音がします。MCトランスが標準で内蔵されておりMCカートリッジも使用できるため、結構重宝です。この時代のアンプはグランド端子が無いためにシャシからアースをとっています。因みにアースをとらないと、とんでもなく音が悪いです。ところが、この「とんでもなく音が悪い」件はメンテ後に判明したのですが、オーディオケーブルRCAピンのグランド側の接触不良と判明しました。ケーブル側もたまにはチェックしないと駄目なんですね。SQ-38Dのメンテ状況はこちらからご覧下さい。また LUXMAN(旧、LUX)のあゆみはこちらからお入りください。

アルミを切削したつまみは高級感あります SQ38D プリメインアンプ OPTから出ている黒い線がアース線


 (8) トリオ(TRIO) W-46K
    ヤフオクで入手した「トリオ(現在のケンウッド)の完全キットであるW−46K」プリメインアンプです。以前所有していた方が、しっかりメンテしてくれたのでコンディションは良好です。フォノ部と高低音調整VRのコンデンサー未交換箇所があると申し送りされました。手持ちの12AX7が5球あったので5球全てを交換後に音出ししたところ特段問題の無いレベルになったので取り合えず現状のままで使用して行こうと考えています。

コンパクトで手軽
キットにしては本格的な構成
W-46K プリメインアンプ プリ部は5球全てをJJの12AX7に交換
メイン部はNECの7189A:4球


 (9) サンスイ(SANSUI) AU-111
    2台目のAU-111です。上のAU-111よりも後に販売されたのか、使用されている部材が若干違うのです。まずはつまみ類が違います。また入力電圧切替器も格好が良くなっている。微妙な違いはあるものの電源・OPT・方式・真空管等の主要な部材はほぼ同じです。ブロックコンデンサーや電解コンデンサーが未交換のためか、音の絞まりが若干無いように感じられる。しかし良い音を出してくれます。

AU-111プリメインアンプ 2号機
日立 2SC650 のTr 拡大写真はこちら


 (10) ラックス(LUX) SQ-38FD
     このアンプは結構人気のあるアンプのようです。真空管とは思えない癖の無いアンプに思います。年代相応にレストアしましたので、こちらからご覧下さい。

SQ38FDプリメインアンプ


 (11) ラックス(LUX) SQ5B
     このアンプは1962年にリリースされた、ものすごく古い真空管アンプです。外観はキュートでアンティークなデザインですが、整流にはダイオードを使用せず整流管を使用した本格化なアンプです。当時の35,100円は現在の35万円位に相当するのでしょうか?小生が生まれた頃といえばコールタールの塗られた電柱が沢山あった時代です。その頃にこんなハイカラな真空管アンプがあったかと思うと感動してしまいます。中央のメーターは出力に応じて左右の針が上下運動をするのです。見ているだけでも飽きないです。SQ5Bのレストア状況はこちらからお入りください。

SQ5Bプリメインアンプ


 (12) ラックス(LUX) SQ5B (2台目)
     このアンプの説明は、上に記載していますので割愛いたします。夏休みに暇つぶしにレストアで楽しもうと考えゲットしたのですが、思ったよりも手間隙が掛かってしまいました。しかし、その分十分に楽しむことができました。このアンプの特徴でもある中央メーターが壊れてしまいましたので、代替として「LUX SQ5B」の文字が電源投入とともに浮き上がるよう改造を加えています。まだまだレストアの途中ですが取り急ぎ完成と言う事でご紹介致します。2台目のSQ5Bのレストア状況はこちらからお入りください。

SQ5Bプリメインアンプ 改造前 改造後
右チャンネルのメーターが壊れています 電源投入で文字が浮き上がります


 (13) サンスイ(SANSUI) AU-9500
     1972年に発売されたAU−9500です。以前から欲しいアンプだったのですが、トランジスタアンプは回路が複雑なのでメンテなぞ不可能と思っていましたが、あまりにも人気のあるアンプなので、冬休みにメンテを楽しみ(苦しみ)ました。今回は故障箇所の修理とプリ部とイコライザ部の劣化部品の交換だけですが、かなりよい音が出ます。まだまだ本領発揮とは行かないメンテなのですが、期待していた通りのアンプなのでご紹介致します。こちらからどうぞ。

AU-9500プリメインアンプ 修理作業中


 (14) サンスイ(SANSUI) SAX-200
     FM/AM マルチ・チューナー内蔵のアンプです。1964年と大変古く、またチューナー内蔵だったのでメンテナンスが大変かと思っていたのですが、チューナー部は特段問題も無く助かりました。ステレオアンプ部は見事に甦りました。更なるメンテナンスを行えば更なる音質向上に期待できますが、まあまあ満足できるレベルになりましたので、ご紹介致します。こちらからどうぞ。

SAX-200 レシーバーアンプ


(15) サンスイ(SANSUI) AU-111
    3台目の初期型AU-111です。MC トランスを内蔵し、結構程度が良いので気に入っています。今までのようにアンプを何段も積み上げて居ましたが、この正月にちゃんとにパイプのラックに搭載しましたので見てくれも大分良くなりました。3号機やラック搭載状況はこちらからどうぞ。

AU-111プリメインアンプ 3号機


(16) サンスイ(SANSUI) CA-303
    こちらのアンプはプリアンプなのでパワーアンプに接続しなければ音は出ません。このプリアンプに似合う管球パワーアンプは所有していなく、暫定的にAU-9500に接続してメンテ後の音出し確認を行いました。大変素晴らしくメンテできたと思っていますが、まだ全ての機能を確認できていないこと、また完璧なメンテではありませんが、取り急ぎアップロードいたしました。メンテ状況はこちらをクリックしてください。

CA-303プリアンプ


2.スピーカ (Speaker)

 (1) BOSE 501Z
    画期的なキューブ型スピーカが、BOSEから初リリースされたのが 501x (LP:99,800円) である。欲しいと思っているうちに次期種である 501Z (LP:118,000円) が発売された。間もなく 501Z を購入した訳だが初めて聞いた時には衝撃が走った程です。こんな小さなスピーカから立派な重低音が出るのにはビックリさせられました。このスピーカの裏技は「シャドースペースボックス」という黒い箱です。この黒い箱を何処に置いてもまるで小さなキューブスピーカから発しているように感じさせる発想(技術)はさすがに BOSE 社と思わされるスピーカです。周波数特性などを単純に国内メーカと比較すると BOSE 製は劣ると思うのですが、長時間聞いても疲れない等、何かが違うのですね。

ミニ三脚スタイルで
使用中です。
301MM を止めて、
この501Zを1989年頃に購入。

 (2) BOSE 101MMG
    101MMG は小型なので場所を選びません。小生の場合、CW-30B を使用して天井からぶら下げています。音源は天井からなのですが、そんなに違和感はありません。

ユニット構成 11.5cmフルレンジドライバー
再生周波数帯域 70Hz〜17kHz
入力インピーダンス
許容入力 45W rms (IEC268-5)
感度 86dB SPL(1W,1m)
指向特性 水平:130°
垂直:130°
接続端子 スナップイン・ターミナル、2P標準ジャック
外形寸法 232(W)×154(H)×152(D)mm
質量 2.1kg(1本)
カラー ブラック
付属品 スピーカーコード(2m)×2

 (3) BOSE AM-033 Acoustimas サブウーファー
    小型スピーカーはどうしても重低音に迫力がありません。上の 101MMG と併用しています。20年ほど前にリリースされたキャノン型スーパーウーファーに魅力を感じており形状が似ているため気に入って購入しました。CW-80 により天井からぶら下げています。

方式 アクースティマス
ユニット構成 15.0cm デュアルボイスコイル・ウーファー
再生周波数帯域 40Hz〜200Hz
入力インピーダンス
許容入力 80W rms (IEC268-5)
接続端子 専用端子
外形寸法 Φ170×800mm
質量 3.4kg
カラー ダークグレー
付属品 専用ケーブル(5m)×2本、(3m)×1本、
簡易設置台(2個)

 (4) Technics SB-3  (20051022 イトケンさんから)
    我が家ではエンクロージャーが一番大きいスピーカーです。2wayで平面ドライバーを採用しています。今では高い位置で且つ両方のコーナーに置いてあり、低音の広がりが強調されています。密閉型ですが、バスレフ型のような感じがします。このスピーカーの音をを聴いて、現在ではメインスピーカとして使用しています。

視聴中 イトケンさん画像 設置状況(右スピーカ)

 (5) 自作スピーカー
    大昔の自作スピーカーを「オーシャンブルー」に塗って大変身しました。自作を感じさせてなかなか良いと思うのですが・・・笑
    密閉型ブックシェルフ、12cmのミッドレンジSPを使用しています。大昔なのでSPメーカーは忘れてしまいましたが、多分、FOSTEX(フォステックス)だと思います。SPには120DF-80 サウンドシャークと書いてあります。もう少し高級なドライバに変更すれば更に良い音になるのでしょうが、若干安っぽい音がします。しかし、JAZZには最高に似合うスピーカーです。特に原音に近いピアノの音が気に入っています。

  


▼ 塗装工程 ▼

パテ埋め フロント部の塗装 マスキングとブルー塗装 ニス塗り ドライバ組込み 裏面

▼ SP変更 ▼
その後、Fostex のFX120に変更。安っぽい音は無くなったものの何となくつまらない音になってしまった感じがする


 (6) 自作ストーンスピーカー
    SP、内部ケーブル、スピーカー端子、吸音材は2年ほど前から購入し、手元にあったのですが、なかなか石のエンクロージャには踏み切れませんでした。石材がどの程度の寸法精度で加工できるのか?費用対効果は?重量物から設置場所の制限あり、などを考えてしまうと、躊躇してしまうものです。思い切って石材店に注文し、自作スピーカーが完成いたしました、そんな念願だったストーンスピーカーを紹介いたします。詳細はここからお入りください。

黒御影石のストーンスピーカー 無垢の削りだしです


3.CDレコーダー (Compact Disk Recorder) /CDプレーヤー (Compact Disk Player)

 (1) TEAC RW-D280
    20年ほど前に購入した DENON のCDプレーヤー (DCD-1100) が壊れてしまい、TEAC RW-D280を2004年頃に購入。ダブルデッキでCDダビング(コピー)が出来たり、再生用CDを2枚入れて置けるので結構便利です。しかし、一年程度で再生専用CDドライブ(下の写真の左側)の方が、故障気味(CDを認識しない間欠不良(温度に影響?))なのが気がかりです。

 (2) TEAC CD-P1850
    CDの再生しか出来ませんが、今のは大分音質が良いと思います。高級機になるとCDブレーヤーでも十数万円と大変高価ですが、一般の音質を求めるのであれば、この程度のブレーヤーでも十分と思います。

主な仕様
再生メディア 音楽用CD/CD‐R/CD‐RW
周波数特性 20Hz〜20kHz(±1.5dB)
S/N比 85dB以上(1kHz、0dB)
全高調波歪率 0.02%(1kHz、0dB)
ワウ・フラッター 測定限界以下
チャンネルセパレーション 80dB(1kHz、0dB)
アナログ出力 RCA×1
デジタル出力 光(TOS)×1
D/Aコンバーター デュアル1ビットDAC
デジタルフィルター 8倍オーバーサンプリング
消費電力 12W
外形寸法 435(W)×104(H)×290(D)mm
質量 3.6kg

 (3) ONKYO C-701A
    小さいので移動時は大変便利です。しかし振動に弱く、音飛びが激しいのが難点です。カーアンプの入力用に使用しています。
    下記自作の[接続BOX]や[ボリウムBOX]を介在して、KENWOOD のカーイコライザー経由で KENWOOD のカーアンプに接続しています。

形式 光学式コンパクトディスクプレーヤー
D/Aコンバーター シングルビット方式
周波数特性 5Hz〜20kHz/±1dB
全高調波歪率 0.009%以下
チャンネルセパレーション 80dB以上
ダイナミックレンジ 92dB以上
SN比 93dB以上
ワウ・フラッター 測定限界以下
出力レベル 2.0Vrms (アナログ)
消費電力 7W (電気用品安全法技術基準)
寸法 155W×76H×278Dmm
質量 2.0kg
出力
アナログ1
デジタル2 (光)

 (4) KENWOOD DP-7010   (20051022 イトケンさんから)
    TEAC CD-P1850と再生音比較をしたが、TEAC CD-P1850の方が若干デジタル的な音で、KENWOOD DP-7010の方がアナログ的な感じがする。どちらも再生音には遜色は無い。何と言ってもこのDP-7010の振動対策は立派である。足にはショックアブソーバーのような機構が何とも高級感を醸し出している。因みに本機はACケーブルから判断し、1988年製である。

   

 (5) KENWOOD DP-3080 
    KENWOODはカーステレオオンリーと思っていましたが、このようなホーム用のCDプレーヤーも数多くリリースしているのですね。中古で購入しました。DP-7010と比較すると内容物や振動対策に見劣りしますが、定価が安いので仕方ないですね。因みに取扱手引きに挟まれていた保証書には1996年12月に購入となっていました。

  

形式 DP-3080
D/Aコンバージョン 1ビット
周波数特性 4Hz〜20kHz
全高調波歪率 0.002%以下 (1KHz)
チャンネルセパレーション 105dB以上
ダイナミックレンジ 98dB以上
SN比 105dB以上
ワウ・フラッター 測定限界以下 (±0.001%W PEAK)
出力レベル 2.0V/0.4KΩ(アナログ)
-15dBm〜-21dBm オプチカル (デジタル)
消費電力 10W (電気用品安全法技術基準)
寸法 440W×93H×366Dmm
質量 4.3kg


 (6) DENON DCD-1550 
    サイドのウッド材や天板のアルミ材が高級感を感じます。ちょっとした振動で音飛びが激しかったが、ピックアップ部のクリーニングで大分緩和されました。不要な操作部はカバー内に隠されているので、スッキリ感が増します。因みにCDの回転数を変更することが出来ます。

   
アルミの天板は2分割します。 DCD-1550の内部


 (7) SONY CDP-777ESJ 
    このクラスになると音質が全く違います。1992年に20万円という高値。大変ピュアで繊細な感じです。無駄な音が出ないというか、引き締まるというか、絶妙な感じです。アンプも一ランク上級になった感じです。ただ低価格のCDプレーヤーのように癖が無いので面白みは感じませんね。

   
高級機を感じさせないマスク 銅メッキシャシが拘りを感じます



4.MDデッキ (Mini Disc Deck)

 (1) SONY MDS-PC1
   昔主流だったカセットテープの代わりに使用しています。
   下記自作の[接続BOX]や[ボリウムBOX]を介在して、KENWOOD のカーイコライザー経由で KENWOOD のカーアンプに接続しています。


5.チューナ (Tuner)

 (1) YAMAHA T-4D
    AM/FM ステレオチューナです。最近、FM チューナが無性に欲しくなり中古で購入しました。価格は何と 1,050円でした。さすがに激安だけあって、AM ループアンテナは取り外されており、購入直後はAM ラジオやFM ラジオが一切聞けない状況でした。それから AM ループアンテナ作りに専念し、今では聞くことができるようになりました。下記リスニングルームのシステムAに接続しています。
 ★ 自作のAM ループアンテナは こちらをクリック ★

T-4D
AM/FM ステレオチューナ
FM アンテナ
DXアンテナ FMB-2CN
自作の AM ラジオ用ループアンテナ
自作ループアンテナのページにジャンプ

 (1) DENON TU-7.5S
    電子チューナタイプだったので、思わず中古で購入しました。AMステレオ対応の機種です。アンテナは、付属の簡易FM/AMアンテナを使用したり、上のトンボアンテナや自作アンテナに差し替えたりして楽しんでいます。下記リスニングルームのシステムCに接続しています。DENON Model History は、こちらです。

  

● 外形寸法/W250xH75xD319mm
● 重量/2.5kg
● 電源/AC100V50/60Hz
● 消費電力/9W


6.レコードプレーヤー (Record Player)

 (1) PIONEER PL-380   (20051022 イトケンさんから)
   オーディオのシンボルであるレコードプレーヤーが無いと寂しいので、激安でイトケンさんから入手しました。十数年ぶりにレコードに針を落としましたが、何とも懐かしい音です。レコードとCDを比較してしまうと、明瞭度、SN比、ダイナミックレンジ など全てが劣ってしまうのだが、カートリッジ交換の楽しみや、「パチパチ」音の温かみのあるアナログ音もまた格別です。何て言ってもレコードは手間隙が掛かるところが本当に面白い。因みにこのPL-380は取扱が便利なフルオートプレーヤーです。

    


 (2) DENON DP-2000/DA-305
    DENON DP-2000のターンテーブルとDA-305のアームです。テーブルを木目からピアノ調に塗装を行いました。艶あり黒の上に、クリアーの艶出し塗装を行いました。クリアーが梨地調になってしまったが、素人塗装なので止むを得ません。しかし、大分イメージが変わりました。

塗装前(木目)       塗装後(ピアノ調)
↓拡大します
塗装作業中 木目も良いけど、ピアノ調も中々良いです・・・

その後の変更はこちらをご覧ください。


 (3) YAMAHA GT-2000L
    安定した回転など、やはり違います。YOP-1のオプション電源により3秒で安定回転や3秒でストップすることが可能。28Kg の重量は圧巻。針鳴きも少なく、振動に強い感じです。

GT-2000L YOP-1外部電源 YA-39アーム
ターンテーブルが大きいため
LPレコードが小さく見えます。


7.カートリッジ (Cartridge)
   現在ではターンテーブルやレコードも大分姿を消してきましたが、どういう訳かカートリッジを幾つか保有しています。もうレコードプレーヤーも処分してしまい殆ど使用することがありませんが、記念として保管しています。多分ダンパー等の劣化から再生音は低下しているかも知れません。

針側
シェル側
AT32EU MC型 AT28E MC型 YAMAHA MC-1x MC型 MMC 20E MM型
針側
DENON AU-300LC MCカートリッジ昇圧トランス
スペアー カートリッジ
シェル側
ADC MC-1.5 MC型 DAS-1 MKU GOLD DENON ELECTRO ACUSTIC
STS455-E
MM型
現在はELECTRO ACUSTIC STS455-E と DAS-1 MKU GOLDの組み合わせで使用中。
最近購入したカートリッジ
針側
シェル側
Ortfon 320U MM型
(Made in Denmark)

シェル:DENON、MAGNESIUM材

(Made in Japan)
audio-technica AT-DS3 VM型
2.5〜4.0g (3.5g) (Made in Japan)
シェル:audio-technica AT-LT13a
(Made in Japan)



カートリッジの種類
型式 メリット デメリット
MC型 ムービングコイル ・一般的にMM型と比較して音が良い。  ・アンプの前段で増幅トランス or MCアンプが必要。
・針交換は個人で出来ず本体交換となる。
・カートリッジ(針)交換費用が大きい。 
MM型 ムービングマグネット ・出力電圧が大きい。
・針交換が容易で安価。
・MC型と比較して音質が低い。
MI型 ムービングアイアン ・出力電圧が大きい。
・針交換が容易で安価。
・MC型と比較して音質が低い。




♪ カーオーディオ ♪
 車載していたカーオーディオに20年ぶりに火を入れてみました。イコライザーの入力側を改造し、アンプの電源を投入することができました。またホームオーディオと入力レベルが違う(ホームオーディオの出力レベルが大きい)ため、ボリウムBOXを自作し、何とか意味のあるものへと甦らせる事ができました。そんな改造内容も含めてご紹介致します。


1.アンプ (Amplifier)

  メインアンプは
KENWOODKAC-9020、サブアンプはKENWOODKAC-7020 です。大きさは幅 :83Cm、奥行 :35Cm、高さ :15Cm (ゴム足含)です。重量は27kgf もあります。重量内訳はアンプ部が17kgf、板金部が10kgf です。アンプ/スピーカ/イコライザに関しては以前、日曜大工のページでもご紹介しましたので「こちら」もご覧下さい。

アンプの動作試験中。
動作・音質には問題なし。
アンプに電源が入りました。
逆三角形のLED点灯が通電の証。

2.スピーカ (Speaker)

  フロントスピーカはPIONEER TS-V69、リアスピーカは PIONEER TS-V16です。随分長い間未使用で保管していたが、特に問題は無い。但し、サブウーファーであるKENWOODKFC-6060 についてはコーン紙の破れが発生してしまった。

PIONEER TS-V69 PIONEER TS-V16

3.イコライザー (Equalizer)

 (1) KENWOOD KGC-5408
  フロント/リア/サブウーファーへの各アンプ分配に使用しています。このイコライザーにより3つのアンプをコントロールしています。EQ-ON にするとホワイトノイズが少し気になるところが難点です。

試験中につき仮設置。

KENWOOD KGC-5408
[ 接続BOX ]  まず、イコライザのコネクタのピンアサインを調べます。後はイコライザ側のコネクタを切断、被覆を剥がす作業に取り掛かります。半田付けによる結線を行い完成です。カーオーディオは各社コネクタを変えて互換性を持たせていなかったり、今回のように世代ごとにコネクタが変更となっているので、このような作業が必要となります。 ★ ケーブル加工図/接続図詳細
KENWOODの特殊コネクタ
<昔のコネクタ>
ビンアサインを調査
同軸複合多芯なので
ちょっと面倒
半田付け
L/R信号、FG/SG、
後段電源供給、VCC
蓋をして完成

 [ ボリウムBOX ]   KENWOODのカーアンプは家庭用アンプに比較して入力レベルが低い(増幅率が大きい)ため、家庭用CD
プレーヤー等を接続する場合、中間に抵抗を入れて入力レベルを合わせる必要がありました。またボリウム
機能が無いため、ボリウムBOXを作成し、この問題を解消しました。 ★ 手書き回路図
IN PUT側 OUT PUT側 配線側 ピンジャックの半田付け
   ※ 上記回路図はフリーソフト Escad v1.2 にて作成して見ました。簡単な回路図には最適です。


4.セレクター (SELECTOR)

 (1) audio-technica AT-SL73D
     差し替えが面倒なのでセレクターを購入し解消しました。4系統入力の1系統出力(この反対も可能)で使用しています。

   
(押しボタン型スイッチ) (ピンプラグ/Dコネクタ)

 (2) K・Tさん自作のパッシブプリ
     木製ケースからアッテネーターまで自作なのです。まるで木工職人の業です。半田のぬれも綺麗です。管球アンプの前段に介在させ、ソースセレクタとボリウムコントロールを行います。このパッシブプリを使用すると輪郭がはっきりした大変良い音になるのです。特にTrアンプよりも管球アンプの方が顕著に現れます。

小生が作成したボリウムBOXとは
雲泥の差です
input:5、pass:1、output:2



5.チューナー/CD/MD

 (1) KENWOOD DPX-6000MD
  DPX-6000MD を中古で購入したが、最近の出力形式は、ホームオーディオで採用されているピンジャック型になっており、イコライザの入力ピンは特殊なピン構造となっていて接続できませんでした。そこで上記 [接続BOX]を自作し、接続することに成功しました。 なお、このDPX-6000MD は同一メーカのため、 [ボリウムBOX]を介在しなくとも接続できるし、DPX-6000MD のボリウムコントロールで音量が調節できます。

KENWOOD DPX-6000MD 動作確認中 電源供給 (DC12V)
  




♪ リスニングルーム (listening room) ♪
   リスニングルームと格好の良いものではなく、3畳ほどのただの工作室です(笑)。でも・・・このちっぽけな3畳に4システムのオーディオシステムが凝縮されているから驚きです。それでは以下にご紹介します。

システム マシン 寸評

 ものすごい重低音です。中高音域が物足りない感じです。
TEAC RW-D280 YAMAHA AVX-2200 DSP BOSE 501Z



 システムAとシステムCの真ん中あたりの音質でしょうか。
 
TEAC CD-P1850
YAMAHA CA-1000V
BOSE AM-033付属の分配器 BOSE 101MMG
BOSE AM-033
  Hi-Fi オーディオと言った
感じでしょうか。メインスピーカ、
メインシステムとして、使用して
います。
KENWOOD DP-3080 PIONEER PL-380 Technics SB-3



 この3つのシステムで一番原音に近い音がします。繊細で中高音が綺麗。4スピーカで前後の音量調整が可能。重低音に少し迫力が無いところが残念です。
ONKYO C-701A
SONY MDS-PC1
KENWOOD KAC-9020
KENWOOD KAC-7020
 PIONEER TS-V69 [フロント]
 
PIONEER TS-V16 [リア]
 
KENWOOD KFC-6060
       [サブウーファー]



 自作スピーカなので安そうな
音がするが、ピアノの音が原音
に一番近いスピーカです。
KENWOOD DP-7010 Marantz PM-50 自作スピーカ



真空管ラジオ
   我が家には昔懐かしい真空管ラジオがあります。この真空管ラジオは亡き父が結婚前に購入したものなのです。半世紀が経過しているのに、いまだに稼動します。今後も大事にして行きたいと思っています。そんな真空管ラジオはこちらをご覧下さい。

八欧電機 5球スーパーヘテロダイン方式ラジオ 5LA501





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