−8月26日− 【毎年恒例の知床遠征 三日日A】 〜北海道 知床半島〜 |
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満足した釣果から、少し早めに夜の宴会の準備をする事にした私。 番屋近くに戻り、クーラーボックスから荷物などを取り出していると目の前の山の斜面に動く影が・・・ |
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さっきのエゾシカかな?と思っていると・・・ん?なんか角が無いぞ・・・ 動く物体は番屋のすぐ裏手。距離にすれば30mもない距離でした。 鹿にしては逃げないし、むしろ近寄ってくるのはオカシイな・・・まさか、まさか!? |
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そのまさかで、木々の間から表れたのはなんと羆でした(汗) 余りにも静かに現れたので、私以外はまだ気がついていない様でした。 羆は釣り人達が居る川の方向へ・・・私は先回りし「羆が出ましたよ〜!!」と大声で叫びました。 それでも釣り人達は聞こえているのか聞こえていないのか釣りを辞めません・・・ そのうち何人かが気がつき、事の重大さを判った人達が早く津釣り辞めて戻れと一緒に叫び始めました。 |
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現在は日帰り組みの送迎中で船頭さんらが不在中。 釣り人の一人が唯一有効な威嚇手段のチェーンソーを使い羆の進行を止めてくれました。 |
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足止めされ、流れ込む河川の少し上でカラフトマスを獲って食べる羆。 チェーンソーで威嚇するも、カラフトマスのご馳走を前にしている羆にはイマイチ効果無し? |
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時折、カラフトマスが群れる河川〜河口の方を眺める羆。 | |||||
それでもチェンソーに阻まれ、しかたなく川の上の方でカラフトマスを食べる羆。 | |||||
食べている最中も、常に辺りを警戒する羆。 | |||||
暫くすると、キープしていたカラフトマスがもう無くなったのか羆が動き出しました。 | |||||
川に降り、少しずつ少しずつ河口へと向って移動する羆。 | |||||
何かを見つけ、走る羆。 | |||||
川に遡上していたカラフトマスを獲る羆。 | |||||
カラフトマスを咥え移動する羆。 その先にはまだ退去しきれて無い釣り人がまだ数人・・・ | ||||||
そんな中、羆を足止めするべくHさんがチェーンソーを持って羆を牽制してくれました。 これも知床くぉ、羆を熟知し、船頭さんに任せられるような人だから出来る事。 何度も言いますが、良い子はマネしちゃいけませんよ(笑) |
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やはりチェーンソーの大きな音は効果が有り、その場を離れる羆。 念の為に私も熊スプレーの安全装置を外し傍らに着いていました。 |
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暫くすると粘っていた釣り人もようやく撤去完了。 深追いする必要も無いのでHさんも撤退。 しばらくすると羆は人の居なくなった河口付近に近づき、カラフトマスを獲っていました。 |
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皆で番屋付近に退避し、羆を見ながらの一杯を楽しむの図。 羆が酒の肴なんて、こんな乙な事はなかなか有りませんね(笑) 暫くして羆も山へ帰り、番屋に入り夜の宴会の準備に入りました。 |
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番屋を活用し、カラフトマスを楽しむ上で守らなければならないルール。 | ||||||
世界遺産知床でカラフトマス釣りを末永く楽しむ為に、 地の果てで誰も見ていない等とは思わず、必ず決められたルールは守りましょう!! |
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そんなこんなで今年もイクラ丼と | ||||||
カラフトマスのちゃんちゃん焼きを酒の肴に、酒を呑みながら釣り談議に花が咲きました。 頑張っていたんですが、私も9時頃には記憶が無くなってました(笑) やっぱりこんな釣りも最高ですね。来年も絶対来て楽しむぞ〜!! |
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