注: 文字用の領域がありません!
−6月4日−
【憧れのイトウ釣り遠征!】
〜北海道 猿払川 初日〜
今回は北海道釣行のメインイベントの一つ!イトウ釣りの聖地、猿払川への旅です。
札幌市からですと片道350kmオーバー。道のりの半分は高速を使っても約5時間の旅です。
過去に長野に遊びに行った際に走った距離は400km。
そん時はほぼ下道走ったので行き8時間、帰り10時間かかったっけ・・・w
他にも伊豆に行ったりもしますが、それも仲間と一緒にの話。
毎年秋に行く、福島→新潟や山形までの釣行は遠くても200km前後。
片道350kmと言う距離は、単独釣行としては前代未聞の距離。
けどイトウへの憧れが私だけでなく、多くの釣り人をこの地へと誘います。
そんな私もその一人。やはり釣りキチ三平の影響が大きいでしょうか(´∀`;)
それに色々な雑誌やTVを通じイトウへの憧れが大きくなっていったのでした。
ただ今の仕事を続けていく以上、大型連休を取っての北海道遠征は無理だな・・・
そう諦めてました。それが職場の状況が大きく変わり。仕事のお陰で北海道に。
人生は判らないものです。そして何時まで居れるか判らないこの状況。
このチャンスを生かさないなんて、そんな勿体無い事は有り得ません!!

大型のイトウが釣れると言われているシーズンは秋! 
勿論メインは秋に予定してますが、まずは現場下見が必要です。
そんなこんなで、今回はあくまで下見。坊主になった際の居訳ではありませんよ〜w
さて、片道350kmと言う距離はやはり半端無いです。
福島に居た頃は100km超えは毎回、稀に200km。遠くて片道3時間前後でした。
それが一気に倍、下道のみだと約7時間ほどかかります。
流石にそれはキツいと言う事で、今回は仕方無く高速を使います。
ただし猿払までの行程で高速が有るのは約半分。片道4500円の痛い出費です。
残り半分はタヌキ、キタキツネ、ウサギ、そして鹿に注意しながら山道を運転します。
これがまた気を使う・・・道の左右は草むら、その隣はすぐ山です。
今回の走行では、タヌキ×2、キタキツネ×5と遭遇。写真はしばらくこっちを見ていた子ギツネ。
気を抜くと飛び出してきた野生動物を轢いてしまいます(´д`;)
今回は遭遇しませんでしたが、鹿は特に危険です。
ピョーンと飛び出てきたら避けるのが難しいですし、数匹の群れで出てもきます。
毎年鹿を轢いて車を大破させる人、そして亡くなる方も居るそうです。
長時間の運転だけでなく、常に左右の藪に潜むかもしれない鹿に気を配る運転。
肉体的だけでなく、精神的にも疲れます・・・(´д`;)
クッタクタになりながら現場に着いたのがAM1:30頃。
日の出よりの釣行に備え、3時まで1時間半ほど仮眠を取ります。
まだ薄暗い中、釣行の準備を整えます。海は日の出前の太陽で明るくなりつつあります。
まずは河口より釣行開始。夢の猿払川に立ち、ドキドキワクワク状態。
さて、河口はどんな状況かな?河口を見てみると・・・ん?何か変。
まだ薄暗く良く見えないけど、なにやら川が流れて無い。超渇水なのかな?
よーく見てみると・・・河口が砂で埋もれて川が堰き止められている(´д`;)
下調べによると猿払川の場合、イトウ釣りは潮の干満により影響を多大に受けるとの事。
それなのに川は堰き止められ潮の影響は無く、流れの無い川は濁り淀んでます。
これは見るからに釣れなさそう・・・ 河口は辞め、サーフ側へと移動。
釣行開始しようとする私の目に飛び込んでくるオホーツク海より昇る朝日。
その美しさに、しばらく食い入る様に見つめてしまいました。
気のせいでしょうか?北海道の太陽は東北のそれに比べて大きいような気がします。

太陽に見入っているとなにやら足元が騒がしい。水面を見てみると・・すげーライズが一杯!(´∀`)
先行している人に聞いてみると、先日より河口は砂で堰き止められ、
遡上できずにトゲウオがサーフ側の端っこに群れて居るとの事。
それを狙って多くのイトウが周辺に回遊し、あちらこちらでライズしているそうです。
よーく見てみると・・・居る居る、あの憧れの、あの幻とも言われているイトウが眼下を泳いでいます。
サイズは50〜60cmから、どう見てもメータークラスのイトウも居ます。
それらが「ガバッ!」「グワバッ!」とあちらこちらでライズしてます。
幻とも言われるネイティブイトウが、今まさに眼下でライズを繰り広げている・・・
さらに美しいオホーツク海の朝日、そしてこの光景だけでもうお腹一杯です!(´∀`)
でもこれはチャンス!これだけ激しいライズをしていれば釣れるチャンスが有るはず!
まずはミノーで攻める、すぐ横で激しいライズが有る。ドキドキ・・・
次はスプーン・・・でもダメ。でもライズは無数に有る。けど釣れない・・・
「昨日からルアー、フライ、そしてエサ(トゲウオ)でやったんだけどダメなんだよ」
先行してた釣り人は言います。そうとうスレているんでしょうねぇ(´д`)
こうなったらイキナリだが秘密兵器!バスタックルの登場です。
捕食しているトゲウオは5〜6cm。このサイズならアレか!
得意ルアー、ジャンボグラブを使った芋グラブの出番です(´∀`;)
すぐ目の前で一際大きいイトウが激しいライズを起こす。それに合わせてキャスト。
芋グラブのフォール中、それはあっけなく食ってきました。「コツン」と小さなアタリが!
「マジか!”#$!””!#」軽くラインを張ると重さが有る。食ってる!

ドゥリャァァァァ━━━━ヽ(`Д´) ノ━━━━電撃フッキングッ!

「スッポーーン!」

ギャ━━━━━━━━ヽ(´д`;) ノ━━━━━━━━ス!!!!!

いきなり最大のチャンスだったのに、見事にすっぽぬけましたorz
その後は時間の経過と共にライズも少なくなり、完全に明るくなる頃には完全に静かに。
日の出から少しの間しかこの激しいライズは無い様です。早起きした人だけの特権w
さて、これからどうしようか。 川側は完全に死んでいるし・・・
ならばベイトも集まってイトウの姿も居るサーフの方が可能性有るかな?
そう思いサーフ側で粘る事に。結局昼過ぎまで粘ってみたものの反応無し。

さて昼飯だ!北海道釣行の楽しみの一つとしては美味しいご飯がありますw
今回の目玉はホタテ!猿払のホタテは天然物(他のはほとんど養殖です)
まずは猿払の道の駅に有るレストランで昼食を取る事に。
お腹が減った時はコレ!「ホタテカレー!」勿論大盛りw
ホタテ10枚入りと6枚入りが有ります。とりあえずジャブとして6枚を注文。
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

デッカイホタテがゴロンと入ってます。
カレー、ホタテ、カレー、ホタテ、カレー、ホタテ、カレー

ウマ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

大盛りにするとかなりのボリュームです。大満足でした(´∀`)


お腹が一杯になると眠くなるのが人間というモノ(´∀`;)
しかも長旅&睡眠時間1時間半な状況です。これで寝るなとは無理な話。
軽〜く仮眠・・・のつもりがぐっすり寝てしまいました(´д`)
起きてみると3時過ぎ。こりゃいかんと思い猿払川へと戻ってみると変化が。
どうやらショベルカーが来て堆積した土砂を取除いてくれた模様。
お陰で川の流れは戻りましたが、溜まった分が一気に濁流になってます。
サーフも河口も流れてきたゴミだらけ。
一投ごとにゴミが引っ掛かって釣りにならない(´д`;)
上流に行っても濁りとゴミの多さは変わらず。
この日はそのままノーフィッシュで終了となりました。
初日はこんなもんでしょう。地形もポイントも判らなかったですしね(´∀`;)


さて、あとは晩飯です。またも道の駅のレストランに。
今夜は猿払の名産であるホタテ尽くし豪華定食「猿払定食」を頂きます。
ホタテの刺身、ホタテの塩焼き、ホタテの鍋物、そして珍味ホタテ海苔。

刺身もウマ━(゚∀゚)━!、塩焼きもウマ━(゚∀゚)━!!、ホタテ海苔もウマ━(゚∀゚)━!!!

ホタテの鍋物は牛乳と味噌をベースに味付けされてますウマ━━(゚∀゚)━━!!!!!


さて次はお風呂!この猿払の道の駅はレストランやお土産屋は勿論、
なんとホテルや温泉まで有ります。温泉は一回500円。
まさに遠征してくる釣り人や旅行客にとっては天国の様な場所です(´∀`)
昼も夜も普通の道の駅のレベルで無い程に人であふれてます。
今まで利用してきた道の駅の中で、レベルとしては最強の部類に入りますわw
さて温泉で疲れを癒すぞ!猿払の湯は猿払川と同じく少し赤く濁ってます。
少し熱めのお湯が疲れた体に心地良かったです。お肌のスベスベに(*´∀`*)
風呂上がったらやっぱこれでしょ!牛乳飲んでくっはーです!
これ以上無いくらい満足しました。その後それはもうグッスリ寝れました(´∀`)
明日は頑張るぞーヽ(`Д´) ノ
−戻る−



1 # 3 4 5 6 7 8 9