燕岳 ( 燕岳:2,762.9m ) 2011.6.4 登山



【PHOTO & 記録 燕岳 8】

雪の斜面を下りつつ槍ヶ岳方面を見やる。
この後、槍の穂先のみしか見えなくなると思われるので、槍ヶ岳の姿もこれが本日最後であろう。

雪はさすがにこの時間になると、やや緩み出す。それでも量が多いので、 樹林帯に入るまでは足を踏み抜くことはなさそうである。

斜面は写真の様に、 合戦沢ノ頭に向かって下っていく。雪の斜面がなくなる所が合戦沢ノ頭である。
その先には有明山が見える。こちらから見る姿は一応台形をしており、信濃富士と呼ばれているのも頷ける。

今度は燕岳方面を振り返る。ただ、燕岳はよく見えるが、北燕岳の方は燕岳に隠れてなかなか見えない。
ようやく、北燕岳も見える様になってきた。写真 中央右側のピークが燕岳。その右が北燕岳である。
この時間になると、今朝程は後方に広がっていた青い空は、今や薄い雲に変わってしまっている。
合戦沢ノ頭には11時34分に到着。ここは休まずにそのまま合戦小屋へと下る。
快調に下って、合戦小屋に到着したのは11時43分。ここでも大勢の人が憩っていたが、調子が良いのでそのまま素通りする。

緩み始めた雪に少々苦労しながらも順調に下り、 富士見ベンチを 12時1分に通過、第三ベンチは 12時18分、第二ベンチは 12時36分、 そして第一ベンチには 12時51分に到着したのだった。 さすがに疲れたので、この第一ベンチで小休止。写真はその第一ベンチにあった石像である。
5分休憩した後、雪の無い斜面を順調に下り、登山口には 13時15分に到着。そして、駐車場には 13時21分に戻り着いたのだった。

本日は展望にも恵まれ、残雪の山を大いに楽しむことができ、 しかも、北燕岳は独占状態。大満足の一日であった。



燕岳 1、  燕岳 2、  燕岳 3、  燕岳 4、  燕岳 5、  燕岳 6、  燕岳 7、  燕岳 8 もご覧下さい。

百名山以外の山に戻る   ホームページに戻る