社山( 社山:1,826.6m ) 2011.2.4 登山



【PHOTO & 記録 社山 2】

イタリア大使館別荘を右手に見る。ここは帰りに立ち寄ることにして先を急ぐ。
少し進むとまたまた社山が見えた。美しい形をしていて登高意欲をそそる。 社山の右の山は黒檜山であろうか、雪が無ければ社山手前の半月山、社山、そして黒檜山へと縦走が楽しめるのだが。 今日はリハビリ登山でもあり、また雪も多いと思われるので、社山だけ。無雪期になったら縦走を考えてみよう。

先程の歌ヶ浜駐車場にあった木には氷が付着していたが、 ここでも湖にある杭に氷が付着してつららになっている。やはり相当寒いのだろう。

暫く進むと、またまた社山が見えた。
朝日を浴びて真っ白に輝いている。驚くばかりの白さである。

そして振り帰れば、男体山が大きい。
一方で、中禅寺湖が急に狭くなったように見える。原因は左に岸が見えてきているからである。 これは八丁出島・寺ヶ崎と言われる岬である。

写真のような道が続いていたが、これはこのすぐ先に民宿半月山荘、 民宿湖舟があるからで、生活道路でもあるようだ (無論、現在 両民宿ともシーズンオフで無人)

8時7分に民宿 半月山荘前を通過。
その庭先を過ぎると、写真のようなゲートが現れ、今まで雪に圧が掛けられていた歩きやすい道は終わりとなり、 雪の上の足跡が林の中へと続くだけとなる。
実際はここまでが舗装道路で、この後は林の中へと砂利道が続くらしい。

ゲートを過ぎると、すぐに標識が現れた。その標識によれば、 歌ヶ浜からここまで 1.8km。
左に曲がって山に取り付けば、半月峠 (1.7km)。社山、そして千手ヶ浜は直進とのことである。

写真のように林の中を、湖に沿って進む。
雪の上の足跡がありがたい。恐らく この辺は足跡が無くても迷うことはなかろうが、 初めてのルートであるだけに先達がいるのは心強い。尤も、この足跡は本日のものではなく、昨日に往復した方々 (恐らく 2人) のものらしい。 逆向きの足跡の方がハッキリとしている。
この方々が社山に登っているとありがたいのだが・・・。

右手には中禅寺湖があり、寄せる波の音が聞こえる。 但し、今進んでいる場所と湖の間には木々があるため、 男体山も樹林越しに見えるだけである。 ただ、落葉しているので、一応形はハッキリ確認できる。

8時28分、樹林が切れて男体山がハッキリと見通せる場所を通過した。 当然足を止めて、男体山を写真に収める。
最早 完全にその形は台形。ちょっと横幅の広い富士山という感じである。
一応 湖面に男体山の姿が映っているが、風が強く波が立っているので、形が崩れてしまっている。 聞けば、年に数回は波もなく、湖面が鏡のようになって 男体山の姿が映ることがあるとか。

それにしても今日は良い天気だ。心が弾む。

樹林越しに日の光が背中を照らすようになり、 周囲は明るい。
しかし、本日は 車を降りてから東武日光駅に急いだので、メガネに着ける偏光グラスを車に忘れてきてしまった。この後、尾根に出た時、 雪による反射で目をやられなければ良いが。

写真から分かるように、雪の上の足跡は明瞭。 雪の深さは 10センチ程度といったところか。 それでも、場所によっては、30センチくらいあってズボッと入ってしまうので要注意である。
捻挫した右足の方は、今のところ痛まない。無論 ここまでの道がほぼ平らだったからであるが。



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