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このトーチカもどきについてはどうしても気になるので、コースを外れて近寄ってみる。 トーチカもどきの構造物は厳密に言えば柵の中であるが、中に畑があるため柵の一部が途切れていて中に入れるようになっており、 途中から草むらを進めば、その前に立つことができるのである。 ご覧のような構造物であるが、上下 2つずつある窓の中央部分にて構造物は上下 2部屋に分かれており、 下の部分は半地下のようになっていて、上の部分は構造物の丸い部分に直接繋がっていて丸い部分を通して空が見えている。 写真では大きさが分からないが、窓は大人 1人が入れる程度。 |
窓があるため、陸から迫り来る敵を撃退するためのトーチカではなく、また対空砲を設置できるような構造でもないので、 ここは銃を有した兵隊が歩哨に立っていた場所と考えたいところだが、それにしては高さがないので歩哨用の建物でもないと思われる (歩哨の目の位置は恐らく地上から 3mほどしかない)。 ところで、こういう施設を見ると、子供の頃に住んでいた三鷹のことを思い出す。 |
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元の道に戻り、先へと進む。 半分 扉が開いた倉庫らしき建物 (無論、柵の中) の横を抜けていくと、
またまた広い草地が道の左右に広がる。 この広々とした光景、そしてそこを吹き抜ける涼しい風は、山登りで味わう爽快感に似たものを感じさせてくれる。 なお、先ほどの細谷戸団地の北側からここまで、トーチカもどきへの寄り道を除いて 8分程の距離である。 |
やがて、左手に野球のグラウンドが見えてくる。 道の方は、その野球場からそれるようにして右にカーブしていく。 |
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草原の中の平らな道は、やがて左手に畑が見えてくると下りに入る。 先ほどの細谷戸団地の北側出発点からここまでほぼ平らな道が続いていたが、ここから先は少しアップダウンが出始める。 まず、今下っている先には小さいながらも川の流れがあるので (川の名前は不明。帷子川の支流。)、 かつてはその川がこの台地を削って低い土地を作り出したのかもしれない。 |
やがて、道は変則的な十字路にでるが、そのまままっすぐに進む。 十字路を突っ切った道は、少し下りながら左へとカーブしていく。 先ほど述べた小さな川を渡ると、ここからは緩やかな登りが始まる。 |
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