やがて傾斜も緩やかになり、ほぼ平らな状態になると、雪の量はグッと増え、辺り一面雪という状態になる。 ミズナラ、ブナが目立つ雪の原を進む。 | |
やがて、
見覚えのある銅葺きの祠 (とは言っても、19年前のものとは違っていると思うが・・・) の横を通過し、
そこから少し進むと、先の方に標識が見えてきた。 | |
頂上の雪は結構量が多い。山梨百名山の標識は 『 山梨 』 という所までしか見えないので、
積雪量は 6〜70センチといったところであろうか。 また、標柱の傍らにあるテーブルと椅子のセットは、 テーブル部分だけが雪の上に顔を出している。そこに腰掛けて食事とする。 周囲は樹林に囲まれていて展望は全くないが、明るい日差しの下、
雪の頂上で一人食事をするのもなかなか良いものである。 | |
10時19分、頂上を後にして往路を戻る。 なお、予定では石割山まで行くつもりであるが、問題はその後である。 | |
下り斜面ではチェーンスパイクが効力を発揮してくれたのだが、すぐに土の斜面に変わり、チェーンスパイクは用済みとなる。 下りながら
富士山を見ると、
これまで富士山に掛かっていた雲も少し取れ始めている。 | |
前ノ岳を 10時52分に通過。 |