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しかし、このコースも結構アップダウンがあって疲れる。
この道はかつて逆コースにて歩いたことがあるにも拘わらず (その時は河口湖畔の大石公園から新道峠に登り、
そこから黒岳、どんべい峠、
釈迦ヶ岳
と縦走して一旦芦川町へと下り、車道を暫く進んだ後、再び大石峠に登り返してそこから新道峠まで戻ってきた)、
牛ノ寝通りのようなほとんど平らな尾根道である との
都合の良いイメージを膨らませていたのであった。
しかし、現実は厳しく、結構アルバイトさせられる。
12時49分、中藤山 (なかっとうやま) を通過。
写真は中藤山で自分の踏み跡を振り返ったところ。
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下り斜面から先の方を見やれば、
節刀ヶ岳 (右)、
鬼ヶ岳 (真ん中 後方)、
十二ヶ岳 (少し 木に隠れている)
が見える。
お馴染みの山々であるが、こちらから見る節刀ヶ岳はなかなか立派である。本日は無理であるが、大石峠側から節刀ヶ岳に登ってみるのも面白いかもしれない。
節刀ヶ岳には 2回登っているものの、いずれも十二ヶ岳と鬼ヶ岳の途中にある金山からのピストン登山である。金山からは 50m程しか登らないので、
この山の魅力は分かりにくい気がする。
それに比べて、大石峠からこの節刀ヶ岳は 200mの高低差があり、登り甲斐があろうというものである。
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そして、富士山
は相変わらず素晴らしい。
富士山の姿、形はあまり変わらないが、河口湖を見ると、先程よりもかなりアングルが変わってきているのが分かる。
この河口湖は、富士五湖の中で 山中湖に次ぐ 面積を有しているとのこと。これは調べて分かったことで、
小生は不勉強にも河口湖が一番大きいと思っていたのだった。
なお、余談であるが、『 富士五湖 』 の総称については、富士急の創設者である 堀内良平氏が命名したとのこと。
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左手の富士山
は素晴らしい姿を見せてくれるのに、右の南アルプスは樹林が邪魔をしてなかなか見通せない。
ようやく見通すことができたのがこの写真である。
荒川東岳 (悪沢岳)、
赤石岳が見えている。
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アップダウンが結構続くと述べたが、実際 次から次へとアップダウンが現れる感じである。
13時52分に登り着いた高みは、その頂上部分に結構 大きな岩があり、スノーシューでは歩きにくい。
また、この高みからの下りでは、日当たりが良いためか、土が露出している場所が多くある。
こういう状況を踏まえ、高みから下った所で スノーシューを外すことにする。御坂峠よりここまでかなり楽しませてくれたし、
また 威力を十分に発揮してくれて大満足である。
写真は その岩の多い高みから見た富士山。
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しかしである、またまたルートは雪に埋まる。
再びスノーシューを装着するのも面倒であり、しかも 徐々に高度を下げているので、雪がまたまた無くなることも十分に考えられたからであるが、
結局 大石峠まで、というよりか大石峠への登山口まで スノーシューを装着していても大丈夫な状況であった。
ちょっと悔しい。
写真は、不逢山頂上にて歩いてきた方向を振り返ったところ。ツボ足はやはり疲れる。
なお、不逢山は 14時18分に通過。
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