白ガレの頭を 12時13分に通過。 | |
時折、
樹林越しに見える上河内岳の白い頂を楽しみながら、快調に下る。
栗の木の段は気づかないうちに通過。 今朝ほどと同じように一直線に下っている尾根道を中心にして、
鋸の歯のように右側の斜面に入ってはまた尾根筋に戻る というジグザグなパターンの道を下る。 | |
尾根から周囲を見渡すと、朝日岳の右手、
つまり 東の方向に湖らしきものが見えた。地図で調べると、どうやら長島ダム (接岨湖 セッソコ) のようである。
となると、その後方の山 (写真 後方 真ん中より左の山) は七ツ峰 (1,533.2m) ということになる。 | |
湯山林道で暫く休憩。 林道の縁から標識に従って斜面を下る。石積みされた集落跡の脇を通り、順調に進む。 | |
湯山集落跡には石積みによって整地された場所の他、その周囲に生活の跡を感じさせるものが散らばっている。 そして、登山口には 13時37分に到着。途中、綺麗な色をしたヘビが小生の前を進んでいるのに遭遇。 恐らく ヤマカガシと思われるが、追い越すのも気が引け (というか 怖い)、 持参したストックで地面を叩き、斜面に下りてもらった。 ちょっとビックリしたが、もうこの山も完全に春なのだということを感じたできごとであった。 | |
後は林道歩き。飛龍橋を 13時44分に通過。 谷沿いの道を行く。山中では感じなかったが、ここでは風が強く吹いている。谷の方を見れば、 夢の吊橋が濁った色をした川の上に架かっているのが見える。 しかし、この風の中で橋を渡るのはちょっと怖かろう。 駐車場には 14時12分に到着。 前回の朝日岳登山の時は、 温泉街にもこの駐車場にも多くの観光客がいたが、今回は ほとんど人がいない。駐車場にも数えるほどしか車は駐まっておらず、 駐車場は無料 (前回は 500円)。 従って、帰りの道には前回のような交通誘導係員もいなかったのだが、すれ違いもスムーズに行き、 全く問題なかったのだった。 |