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何か目印になる山はないかと目を凝らすと、特徴ある斜面を持った苗場山
(写真真ん中後方の山) を確認することができた。
こういう手がかりが見つかると山座同定は少し楽になるもので、苗場山の右手前に見えるのが
谷川岳と検討がつく。
また、男性の方が武尊山山頂からの
展望図を持っておられたので、それと照らし合わせて、谷川岳の右に続く山々の名を確認する。
男性の持っておられる展望図は、至仏山、
燧ヶ岳の方までは網羅していなかったものの、
その手前まではしっかり描かれていたので、この岩場から見えるほとんどの山々の名が確認出来たのであった。
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上の写真で、
苗場山の手前に並ぶ 2つの山々は、
右からオジカ沢ノ頭、そして万太郎山である。
また、万太郎山、苗場山の左には
仙ノ倉山が見える。
この写真では、写真左に谷川岳
(左からトマの耳、オキの耳) が写っており、谷川岳の右に続く大きな山は一ノ倉岳である。
さらにその右には、弓状の尾根を間に挟んで武能岳が続いている。
武能岳の右手前の山は白毛門。
そしてその右に笠ヶ岳が続く。 | |
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こちらはその続きで、写真左に武能岳。武能岳の右手前に白毛門、笠ヶ岳が続いている。
笠ヶ岳から一旦下った稜線はすぐに盛り上がって、小烏帽子、大烏帽子の烏帽子岳となり、そこから少し下った稜線は、その後、
朝日岳、
ジャンクションピークと続いて下降線に入っている。
その後、小さなピーク (地蔵ノ頭) を経て、写真 一番左にある大烏帽子山へと続いている。
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写真左の山はジャンクションピーク。
その右に地蔵ノ頭を間に挟んで大烏帽子山が続いており、大烏帽子山から一旦下った稜線は檜倉山 (写真 真ん中)、柄沢山へと続いている。
柄沢山から一旦下った稜線は、小ピークを経た後、写真 一番右の米子頭山へと続いている。 | |
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この写真では、上述した檜倉山が一番左。
そして、その右に柄沢山が続き、小ピークを経た後、米子頭山 (写真 真ん中) を経て少し下っている。
米子頭山から下った稜線は、前巻機 (ニセ巻機) へと盛り返し、さらに割引岳、
巻機山、そして牛ヶ岳が続く。
牛ヶ岳の右には、トトンボの頭、そして永松山 (写真 一番右) が続いている。 |
こちらは、一番左のピークが トトンボの頭。
その右に永松山が続き、そこから大きく稜線は下りに入る。
再び盛り返すと、三ツ石山を経て、2つ並ぶピークへと至る。
2つのピークの左は恐らく小沢岳で、右は下津川山と思われる。
下津川山の右に続く稜線の後方に山が見えるが、
八海山の最高峰 入道岳である。 | |