五郎山( 五郎山:2,131.7m ) 2009.04.29 登山



【PHOTO & 記録 五郎山 5】

頂上の西端に進み、少し岩場を下れば、 八ヶ岳も見える。
但し、気温が上がってきたせいであろう、残念ながら 八ヶ岳は少し霞み始めている。
頂上には既に年配のご夫婦がおられたので、少し話をする。
幻の滝との分岐近くに駐まっていた車はご夫婦のものであった。
そして、やはりこの山だけでは物足りないという話になり、本日 これから登れる山を少し紹介した。
御座山天狗山、男山、 そして横尾山など周辺の有名な山は既に登られているようなので、 御陵山と高登谷山を紹介した。 馬越峠から登る御陵山に興味を示されたようであった。

9時32分、下山開始。
途中、南東方面を見ると三宝山がやはり大きい。
先ほど三宝山の右斜面上に見えた甲武信岳は、 その頂上付近をわずかに見せるだけとなり、代わりに甲武信岳の右に鈍角な三角形の山が見えるようになった。
地図で調べると方角的には水師ということになるが、どうなのだろう。

下山前に鞍部を進み、もう一方の高みに行ってみる。
振り返れば、五郎山頂上が見える。先ほど P2側から見えた垂直の岸壁を有した姿とは趣が全く違う。
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五郎山頂上では樹林に遮られていた北側方面が、 こちら側では開けている。そのため、少々春霞がかかったような状態ではあるものの、北東方面に 両神山と思われる ギザギザの頂上を有した山を見ることができた。
さて、時間は 9時39分。
まだ時間はたっぷりあるし、小生もこの山だけでは物足りなく思えたため、 予てから他の山とペアで登るのに適していると思っていた高登谷山に登ることにした。 この周辺では、かつて瑞牆山御座山、 御座山と御陵山日向山横尾山といったように、 1日で 2つの山をペア登山しているケースが多い。

さて、行き先が決まったのなら、ここはできるだけ急いで下山したいところ。
先に出発していたご夫婦を途中で抜き、先を急ぐ。しかし、急ぐあまり、道を間違えること 2回。
1回目は藪こぎして軌道修正。2回目はマキヨセノ頭で岩場をそのまま下ってしまい、慌てて戻る。 本来は右に曲がって樹林帯に入るのが正解であった。やはり慌てててはいけない。

途中、マキヨセノ頭への登りで、五郎山を振り返る。 多少物足りなさを覚えるものの、なかなか良い山であった。

10時32分、五郎山登山口に到着。
林道を下り、10時42分、幻の滝との分岐点に到着。折角だからと、幻の滝に行ってみる。
滝はなかなか立派で、結構な高さから岩面を水が滑り落ちている。写真は残念ながらその一部。もっと上部がある。
ただ、この時期にしては水量が少ない。夏場、枯れこそはしないであろうが、水量が細くなるのではなかろうか。で、幻の滝か ?

再び林道に戻り、11時4分に駐車場に戻り着いた。
靴だけ履き替え、早速 高登谷山 を目指す。


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