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金峰山の右には、
小川山の三角形が見える。
そして、金峰山と小川山の間に白い峰々が見えるが、この山群は南アルプスで、
右の白く一番高い山が北岳、
その左が間ノ岳、
そして西農鳥岳・農鳥岳ということになる。
農鳥岳にはいつか登ってみたいものである。 |
暫く岩場の上を緩やかに登っていく。
進む先には岩場の片側が見えるが、写真のような切り立った崖になっている。
但し、登山道は崖の縁を通るわけではないので、それほど危険ではない。 | |
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岩場は写真のような感じ。
写真にある高みに登り着くとそこにも石の標柱があった。こちらの方が高いので、こちらがマキヨセノ頭であろうか。
標識がないのでよく分からない。
南東を見れば、三宝山の大きな山容が見える。
そして、その右斜面の途中に小さなピラミッドが張り付いている。
甲武信岳のようだが、
三宝山とあまりに大きさが違うので少々驚かされた。まるで三宝山に寄生したフジツボのようである。 |
二番目の標柱を過ぎた暫く先で、
ついに五郎山の頂上が見えてきた。
手前の岩峰 (P2) に隠れてしまいその山容をあまり見ることができないが、
見えている部分だけからでも山が垂直な岩壁で形成されていることが分かる。
道は一旦、展望の良い岩場から下り、先ほど見えた P2に登り返す形となる。
まるで障害物競走のようだ。 | |
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鞍部から再び登り返す。少し高度を上げたところで振り返れば、先ほどまで立っていた岩峰が大きい。
岩峰の左には小川山、
そしてさらに左には真っ白な北岳が見えている。
木に付けられたテープを探しながら登る。
岩場を少し登った所で、そのまま岩には登り切らずに左に進み、大きな岩の下の回廊のような道を進むのが正しいのだが、
勢いのままに登り続けてしまい、P2に続く岩の上に出てしまった。
しかし、この時点ではこの間違いに気づいていない。 |
P2越しには五郎山に行けないことは知っていたのだが、
何の疑問も抱かずそのまま岩の上を進んでしまった。
しかし、あまりにも歩きにくい岩場であり、しかもバランスを崩したらかなり危ない状況に、ようやく道を間違えたことに気がついた。
しまったと思い下方を見ると、樹林の間に赤いテープが見えるではないか。岩の下を行くのが正しい道であった。
しかし、ここまで来たのだからと 少し先まで進んでみた。
目の前には五郎山の岩峰が大きい。 | |