|
塩見岳の右には黒く大きな笹山を間に置き、
広河内岳、農鳥岳、間ノ岳へと続く。
そして、広河内岳、農鳥岳、間ノ岳と続く稜線の下に見える台形の山は、
富士見山を登った後に寄ろうと思っている御殿山ということになるのだろうか ?
間ノ岳から
北岳の間を木が邪魔しているのが残念。 |
少し位置を変えて
北岳を眺める。
その見事な三角錐に、こんなに立派だったかなと少々驚かされる。
北岳の右に見える三角錐は恐らく
甲斐駒ヶ岳であろう。
そのさらに右には鳳凰三山が見えるはずだが、
生憎 雲がかかっていて見ることができない。 | |
|
9時31分、展望台を出発。富士見山山頂に向かう。
一旦下ってまた登り返すというパターンが続き、2つほどピークを越えた先が富士見山山頂であった。
山頂直下の斜面は雪が凍っている箇所があり、軽アイゼン無しでは少々辛いところもあったが、木に捕まりながら進み、
9時52分に山頂到着。
山頂は樹林に囲まれていて展望はほとんどない。休む場所もないので、8分程山頂周囲をウロウロした後、
10時丁度に引き返す。
帰りは念のために、というよりは雪山を少しでも楽しむ為に、軽アイゼンを装着することにした。
凍った斜面を快調に下る。 |
10時18分、再び展望台へと戻る。
先ほどは雲がかかっていて見えなかった
鳳凰三山を今回は見ることができた。
中央の白い 2つのピークが観音岳、薬師岳ということであろう。
すると左側のピークは高嶺ということになるのだろうか。 | |
|
10時38分、軽アイゼンをつけたままで展望台を出発。平須分岐まで戻り、さらにまっすぐ進む。
やがて堂平への道を右に見る。この分岐から先は、雪の上の足跡も消えかけている。この時期、あまり人が通っていないようだ。
北へと向かっていた道は徐々に西北へと回り込むようになり、
そのため、やがて左手には谷を挟んで富士見山と思しき山容が見えるようになってきた。
いくつかのピークが並んでいるが、その一番右が富士見山であろう。 |
道の雪は時として全く無くなり、
軽アイゼンが邪魔になる。しかし、外すのも面倒ということで、そのまま進む。露出している木の根を踏まぬようにするため、却って気を遣う。
写真のように日だまりハイク状態が続く。 | |