富士見山 御殿山 ( 富士見山:1,639.5m ) 2009.2.7 登山



【PHOTO & 記録 富士見山 御殿山 1】

結局 1月は山に行けずに終わり、今年 (2009年) の初登山は 2月までずれ込んでしまった。
1月は仕事その他で精神的プレッシャーがきつく、なかなか山に行く気になれなかったというのが実情であるが、 ようやく 2月に入ってどうにか仕事の目処がついたので、この 7日の土曜日、久々に山に行くことにした。
目指すは山梨県の富士見山。やはり年 最初の登山は、富士山が見たいものであり、 まさにうってつけの山ということになる。
天気予報はこの日快晴であることを告げており、久々の登山にワクワクしながら 4時過ぎに自宅を出発。しかし、空は曇っていて星が見えない。 少々嫌な予感がしたが、現地では晴れることを期待して車を中央高速道路 八王子ICに向けたのであった。
中央高速道を 甲府南ICで降り、国道358号線から国道140号線へと入って笛吹川 (途中から富士川に合流) 沿いに南西へと向かう。 途中で富士川を渡って国道52号線に入り南下。やがて身延町役場が近づいてくるが、そこまで行かず、 寺沢川を渡る橋の手前で右折し、川沿いに西へと進む。
カーナビには 「なかとみ青少年自然の里」 の電話番号を入れておいたので、カーナビの指示通り、 途中で左折して寺沢川を渡り、山の中に入っていくことになった。
ところが、この道は狭く、すれ違いもままならない状況が続き、対向車がこないことを祈りながらのヒヤヒヤのドライブであった。 やがて、「なかとみ青少年自然の里」 に到着。そこから先はどう進んで良いか分からないまま、 村落の中の本当に狭い道を恐る恐る進むことになった。民家の軒先を文字通りかすめるように進み、 道を間違えたのかと焦りが出てきた頃、目の前に三叉路が現れ、その三叉路手前が富士見山登山の駐車スペースであった。
これで一安心。登山前にかなり神経を使い、少々くたびれてしまった。

登山口は 駐車スペースから少し登った所にある。身支度を調えて登山口に向かうと、 何と登山口の真ん前にはバス停があるではないか。
これには唖然。バスが通る道があるのなら、こんなにヒヤヒヤしながら細い道を登って来る必要はなかった訳で、 下調べの不備を反省した次第である。
結局、「なかとみ青少年自然の里」 を目標にしたのが失敗で、少々遠回りになるが途中で寺沢川を渡らずに川沿いに進み、 道路脇に多くの句碑が立てられている句碑の里まで至り、そこから左折して堂平経由富士観橋と進んで、 この駐車スペースにくるのが正解であった (帰りに通って知った次第)


寺沢川沿いを車で進む途中、目の前に大きな山が見えた。
富士見山はこの道の突き当たりにあるはずであるから目の前の山が富士見山に違いない。
時刻は 6時47分。上空を見てもスッキリとした青空が広がる気配がないのが気にかかる。

上述のように冷や汗をかきながら、 駐車スペースに到着。
ここが平須コースの駐車スペースと分かったのは、この手前にあった貯水槽 ? 横に登山口の案内があったからである。
先に駐まっていた車は 1台。この時期、この周辺からはダイヤモンド富士が見られると聞いていたので、 もっと混んでいるのかと思っていたのだが、この状況は意外であった。
もっとも、本日の天候ではダイヤモンド富士は見られなかったであろう。 そのことを皆は知っていたので、空いていたのかもしれない。

身支度をして 7時7分に出発。
三叉路を左折してすぐのところが登山口であった。
先に述べたように登山口の前にはバス停もあり本当にビックリである。
7時8分に登山開始。

石段を登ると、 すぐに登山道右に祠があるのに気がついた。
無視するわけにもいかず、参拝して登山の無事を祈る。
信仰の山とは聞いていなかったが、この後結構山中にて祠に出会うことになる。 また、上の写真のように登山道の上には細い注連縄 ? に紙垂 (しで) が垂らされている。 ここから先は聖域ということであろうか。

最初はこのような杉の植林帯を進むこととなる。
もうそろそろ花粉が飛ぶ時期。気のせいか鼻がむずがゆい。
この杉の植林帯は結構長く続く。
ずっと先になるが、この後 森林作業用の小屋や、伐採した木を降ろすために使われた鉄のワイヤーなどが落ちていたりしたので、 かなり林業が盛んな地域だったということか。

登山道脇には写真のような標識が 50m毎に立てられている。 記憶では 1,600mの尾根に至るまであったはず。
励みにもなるが、ある時は煩わしい。
特に下山時にはなかなか標高が低くならずイライラさせられたのであった。



富士見山 御殿山登山データ

上記登山のデータ登山日:2009.2.7 天候:曇り後晴れ単独行日帰り
登山路:富士見山平須ルート登山口−下の小屋−上の小屋−平須分岐−富士見山展望台−富士見山−富士見山展望台− 平須分岐−堂平分岐−1,638m峰−御殿山三角点−御殿山−御殿山三角点−1,638m峰−堂平分岐−平須分岐−上の小屋−下の小屋−平須ルート登山口
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央高速道)−甲府南IC−(国道358号線−140号線−52号線)− なかとみ青少年自然の里−平須ルート登山口 (車にて)
交通復路:平須ルート登山口−句碑の里−(国道52号線)−峡南橋−久那土−車田−(国道300号線 本栖みち)−本栖湖−(国道139号線)− 富士吉田IC−(東富士五湖道路)−須走IC−(国道138号線)−御殿場IC−(東名自動車道)−横浜IC−瀬谷 (車にて)

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