登り始めて １５分ほどで写真のような大岩が現れた。
何か謂われがあるかと思ったが周辺には何もない。

上空は雲がかかっており、後方の空 （東側） は完全に雲がかかっている。 ただ、救いは前方 （西側） の空が青いことだ。
それは尾根上に着けば、南アルプスの山々が見えることを意味しており、雲が広がらないことを祈りながら登る。

大岩を過ぎてすぐに平らな場所に辿り着いた。
ここには森林作業用の小屋 （といってもかなり朽ちかけているが） と壊れたトイレ施設がある。
時刻は ７時２５分。道は小屋から Ｖ字型に折り返し、登っていく。休憩には早すぎるので、 そのまま通過。

写真は小屋を振り返ったところ。

道は、杉林の中をジグザグに登っていく。

先ほどの小屋から ２０分経過した ７時４５分。 再び目の前に森林作業小屋が現れた。ここも壊れかけているが、中央に五徳とたき火跡あり、また作業道具もあったことから、 未だに使われているのであろう。
ここもそのまま通過し、少し登って振り返ると、小屋の反対側に鳥居が見えた。どうやら祠があるらしい。
帰りに立ち寄ることにして、そのまま登り続ける。

杉林の中の道が続く。
写真のように杉も色が薄く、元気がないようだ。

８時を少し回った頃、ようやく杉林から自然林へと変わる。
ここは明るく、もしかしたら富士山も見える場所なのかもしれない。 しかし、残念ながら富士山があると思われる方向は雲がかかっており、 従って日の光もやや弱い。

少し先に進むと、鎖場が現れた。 しかし全く通過には問題ない。天候も良く、足下も良いコンディションなので、鎖に触らずに通過。
ただ、足下に雪があり、しかもそれが凍っている場合には、お世話になることになろう。

写真は鎖場通過の途中で振り返ったところ。