武甲山、小持山、大持山 ( 縦走中の最高峰は武甲山:1,304m ) 2015.2.12 登山



【PHOTO & 記録 武甲山、小持山、大持山 6】

雪の斜面を下っていくと、雪が徐々に少なくなり、やがて大持山の肩に到着。時刻は 14時2分。
ここは開けていて展望の良い場所であるが、全体に霞み気味であり、遠くの山々は良く判別できない。
一方、目の前の山々はある程度見えているものの、こちらは全く名前が分からない。

帰宅後調べると、写真にある標柱の左側に見える三角の山は古御岳、 その左が伊豆ヶ岳。
その手前を走る尾根は武川岳に通ずる稜線で、その稜線の左端に写っている山は、前武川岳らしい。

道の方はここで大きく左 (東) に曲がり、 妻坂峠まで斜面をずっと下ることになる。
雪の量は少なくなったり、多くなったりと変化が大きいが、この下りは結構楽しめる。

斜度は、出だしが少々キツいものの、その後緩やかになり、 時にはほぼ平らな斜面が続くこともある。

下りながら左手を見れば、武甲山から小持山まで続く尾根が樹林越しに見えている。
武甲山からシラジクボまで大きく高度を下げ (▲ 210数m)、シラジクボから小持山まで 200m近い登りとなっている。
しかも、2つの山の間にいくつもの高みが見えており、結構 厳しい登りだったことが目でも確認できる。

尤も、大持山の肩から妻坂峠までの標高差は 400m程あるので、 こちら側を登りに使うと、もっと厳しいことになるのだが・・・。

緩急入り交じった下り斜面が続くが、 途中からかなりの急斜面となる。
恐らく実際の登山道はジグザグになっているものと思われるが、雪の上に付けられた道はほぼ一直線。
しかもこの辺の雪の量は結構多い。
従って、チェーンスパイクでは歯止めが利かず、転倒しないように足の置き場を考えながら、 さらには つい出てしまうスピードを抑えながら下る。

その急斜面も徐々に緩やかになり、雪の量も減って、ところどころ土が見え始めると、やがて妻坂峠に到着。時刻は 14時44分。
ここには標識の他、写真のような石像も置かれている。

ここはまさに峠という感じで、登山ルートの要衝でもあるようだ。
真っ直ぐ進めば、武川岳。右に下れば旧 名栗村名郷。そして左 (北) に下れば、一の鳥居である。

まだ日は高いはずなのだが、こちらは大持山の東側斜面下方なので、 日が山に隠れてしまい、日の光が当たらずにやや薄暗く、日暮れという感じがしてしまう。

左 (北) へと下る。
谷間を下るという状況のため、周囲は雪。しかし、足下の雪の量はそれ程多くない。
下っていくと、やがて水音が聞こえるようになる。



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