武甲山、小持山、大持山 ( 縦走中の最高峰は武甲山:1,304m ) 2015.2.12 登山



【PHOTO & 記録 武甲山、小持山、大持山 5】

道は一旦少し平らになった後、一直線の登りが続くようになる。
細い尾根を喘ぎながら登り続ける。
漸く、目の前の高みに登り着くが、そこは小持山頂上に非ず。
そこには、『 ← 武士平に至る 小持山に至る → 』 と書かれた標柱が置かれている。
何故 武甲山ではなく武士平なのだろうとの疑問が湧く。

帰宅後に地図で調べると (小生がこの日持参していたのは、 国土地理院の電子地図をアウトプットしたもののみ)、武士平は小持山の南西にある集落で、小持山に至るためには、 タワ尾根、高ワラビ尾根を経由する必要があり、あまり一般的ではない登山ルートのようである。

その標柱がある高みからさらに 5分程進むと、 漸く小持山頂上であった。時刻は 12時58分。かなりくたびれた。

それにしても、ここの登りは思った以上にキツく、時間がかかってしまった。
今朝ほど車道歩きで無理をしたことが、結構響いてきたようで、普通 40分程で登ることができる所を、1時間も掛かってしまったのである。
途中、写真を何枚も撮りまくったとはいえ、やはり身体が鈍っているし、 体力も落ちているようだ。

この小持山の山頂は狭く、細長い。
展望もあまり良くないが、武甲山はよく見える。
また、上の写真のように、樹林越しに、これから進む大持山の姿を垣間見ることができる。

13時4分に出発。
ここまでの反省を踏まえ、この山頂でチェーンスパイクを装着する。

雪の斜面を下り、細い尾根を進む。
この尾根歩きでは武甲山もよく見ることができ、なかなか気持ちが良い。
但し、細い尾根もあり、加えて左側が急斜面にて落ち込んでいるので、歩行には注意が必要である。

途中、前方に高みが見えたので、 目指す大持山かと思ったのだが、それにしては山の幅が狭すぎる。

結局、見えた高みは小持山と大持山の中間にある 1,260m程の小ピークであり、そこに登り着くと、岩場があって、 そこから大持山が見えたのだった (写真)

また、このピークは展望が良く、大持山の他、 両神山、 さらには奥秩父の山々も見ることができたのだが、かなり霞み気味で、山座同定は難しい状況であった。

帰宅後調べると、見えた山々は、 天目山 (三ツドッケ)、大平山、七跳山、酉谷山などのようである。

なお、この見晴らしの良い岩は、 『 雨乞岩 』 と呼ばれているらしいことも分かったのだった。

再び下って細い尾根を進む。
この辺は雪の量も多いが、しっかりと雪に溝状の道ができている。
ただ、途中にチョットした難所がある。
と言っても大したことは無いのだが、岩の間を通り抜ける所があり、これが意外に通りづらい。特に身体の硬い小生としては、 通り抜けるのに少々苦労した (太っている訳ではない)

斜面の縁を進む。
少し高度を上げると、日当たりの良い尾根道が続くようになり、やがて登っている高みの先に、大持山の頂上を示す標示板らしきものが見えてきた。
大持山には 13時52分に到着。ここには少し欠けた三角点がある。
5分程休憩して先へと進む。



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