11時36分に下山開始。往路を戻る。 しかし、思った通りこの道は下山時でもかなり辛い。 写真の最後方に、うっすらと
谷川岳が見えているが、
その手前に見えるピークが笠ヶ岳。 | |
何とか笠ヶ岳頂上まで戻って来たものの (12時38分到着)、 軽い頭痛を覚え、オマケに足が攣る症状まで出始める。 水分を補給し、さらには吹く風にて身体のほてりをとることで漸く症状が治まったが、 道はまだまだ長い。 12時50分に笠ヶ岳を出発し、ササ原の斜面をユックリと下る。 懸念した通り、白毛門 (写真) への登り返しが大変辛い。 |
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喘ぎつつも何とか登り切り、白毛門には 13時31分に到着。 この白毛門からは、白毛門沢、
そしてとその両側に門番のように立つジジ岩、ババ岩がよく見える。 | |
この頃になると、上空の雲はすっかり無くなり、直射日光がかなり強くなる。 一方で、このような強い日差しは久しぶりの身にとっては、かなり辛い。 |
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松ノ木沢ノ頭には 14時14分に到着。 この頃になると、 谷川岳方面に掛かっていた雲は取れ、 トマノ耳、オキノ耳、そして一ノ倉岳と続く稜線がよく見えるようになるが、バテているためあまり興味が湧かない。 バテてきたとは言え、この松ノ木沢ノ頭までは足がそれなりに進んだのだったが、
樹林帯に入って風がほとんど当たらなくなってからは、歩みがかなり遅くなり、しかも歩くことが苦痛に感じられるようになる。 | |
それでも何とか下り続けるが、時折 見える谷川岳ベースプラザや土合駅の建物はなかなか近づいてこない。 そして、ついに気力・体力も限界となり、樹林帯の中にあった岩場にて大休止する。 20分程休んだお陰でかなり体調がスッキリし、 漸く下り続ける気力が湧いてくるようになったが、この間に何人もの人に追い抜かれる。 |
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長く続く斜面の下りに辟易しながらも何とか下りきり、16時5分に東黒沢に架かる橋に辿り着いたのであった。 橋を渡れば駐車場はすぐであるが、ここは東黒沢の方へと下りて川の水で顔を洗う。
冷たい水を期待していたのだが、意外に温く感じる水に少々ガッカリである。 今回は天候を優先して白毛門、
朝日岳に登ったが、
日頃の運動不足がたたり、身体がついてこないなど反省点の多い山行であった。 | |