谷川岳方面に目をやれば、
先程よりも雲が北に移動したらしく、左側のトマノ耳が姿を見せ、オキノ耳ももう少しで見えそうな状況である。 | |
8時20分に出発。 ありがたいことに傾斜の方も少し緩み、バテ気味の身体には大変嬉しい。 少し高度を上げて振り返れば、先程の松ノ木沢ノ頭の後方に、 ロープウェイ天神平駅のある天神平、そしてその後方に天神山が見え、 天神山の左後方には台形をした吾妻耶山がうっすらと見えている。 |
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右手にはジジ岩、ババ岩が大きく見えるようになってきている。 | |
足下の方は草つき斜面、露岩帯へと変わり、 染み出る水で濡れた岩の上をジグザグに登っていく。 途中、ロープに頼って身体を引き上げねばならない所があったものの、
さほど問題なく登っていくことができる。 やがて白毛門の山頂部がよく見えるようになるが、 山頂にはかなりの人がいるようである。 |
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谷川岳の方は 相変わらずトマノ耳が見えているものの、オキノ耳は見えそうで見えない状態である。 道の方が少し右に曲がって頂上からの尾根上に出ると、
左手に笠ヶ岳、そしてその右に小烏帽子、大烏帽子が見えてくる (写真)。 | |
そして、鎖のついた大岩の上を進むのが正規ルートのようであるが、
その岩には登らずに大岩の下を巻いて少し登れば、白毛門の山頂であった。 山頂には方位盤、笠ヶ岳・ 朝日岳の方向を示す案内標識の他、 ピッケルが埋め込まれた手製の標識が置かれている。 なお、山頂は下方から見たとおり登山者で満員状態のため、
少し先に進んだ所にある岩場で休憩する。 |