 |
稜線に出てからは気持ちの良いササ原の道が続く。ただ、風が強い。
目の前には箒木山頂上に建つ電波施設が見える。NTT箒木無線中継所である。
そして、14時54分に電波施設前に到着。頂上は広く、どこが本当の頂上か分からない。
一応 道路脇に、ペンキが剥がれ、行き先を示す部分が取れてしまっている標柱が立っており、
そこにうっすらと 『 箒木山 』 の文字が見えたのであった。 |
振り返れば、万二郎岳、馬の背、万三郎岳と、
縦走してきた山々が見える。写真の一番左の山は小岳 (戸塚山) か ?
さて、時刻は 15時前。山レコの方がこの箒木山に着いたのが 14時55分。
ついに追いついた。途中のピークに登らず山腹を巻いたのが良かったのかもしれない。怪我の功名である。
ではこの後どうするかだが、さすがに 昨日が冬至であったことを考えると、山レコの方のような道無き道を下る冒険は危険。
林道歩きにて下山することにする。ただ、地図で見ると、林道は大きく蛇行しており、かなり歩くことになりそうである。
14時58分、下山開始。 |  |
 |
林道を黙々と下る。やはり林道は大きく蛇行しており、かなりの距離がありそうである。
下り始めると、下方の方に風力発電の風車が見えた。
山の上に 10基ほどの風車が立っているのだが、その光景は少々異様である。
風が強く吹いているので、発電のためにブレードが回転しているのかと思ったのだが、どうやら皆停止しているようである。
もしかしたら、まだ 操業 (発電) を開始していないのかもしれないし、
地元住民との軋轢もあるようなので停止しているのかもしれない。 |
道路を下っていくと、ゲートがあり、
車が入れないようになっていた。なるほど、頂上にあれだけの設備があるのだから、管理を厳重にせざるを得ないということかと納得。
やがて伊豆大川へと続くはずの林道に合流。左折する。その先で、風力発電施設へ下る道が現れた。
私の地図は古く、この道は載っていない。ここを下れば、早く町に入れるかとも思ったが、行き止まりの公算も強く、
ここはリスクを考え地図通りに進む。
やがて、道の右手に風力発電のブレードが見えてきた。先ほどまでは遠く小さくしかなかったのに、今度はかなり間近である。
木々の間に見える、夕日を浴びたその異様な姿にはギョッとさせられた。 |  |
 |
道は単調。車も 1台 軽トラックが通り過ぎていったきり。
足も痛くなってきた。考えたら、今年は 鋸岳を筆頭に、
林道歩きに苦労させられた山が多かった。
時折、下方に海と町並みが見えるが、かなり遠そうである。大きなホテルらしき建物も見えるので、熱川の町かもしれない。
1時間半近く歩いたであろうか、実を付けたミカンの木が周囲に見られるようになり、やがて人家も見えてきた。もう足が棒のようである。
そして、伊豆大川駅には 16時50分に到着。駅周辺に温泉施設があることを期待していたのだが、見事に裏切られる。
仕方なく、駅の待合室で上半身だけ着替え、17時6分発の電車にて伊東に向かったのであった。 |