会津駒ヶ岳 ( 会津駒ヶ岳:2,133m、三角点は 2,132.4m) 2013.5.10 登山



【PHOTO & 記録 会津駒ヶ岳 6】

ほとんど起伏のない雪の上を進む。スノーシュー大活躍である。

正面の中門岳の後方に山が見えるが、丸山岳というらしい。 その右には会津朝日岳も少し顔を出している。

なお、会津朝日岳は現在 登山禁止とのこと。
何でも、登山口となるいわなの里までの道が、流出した土砂により埋まっており、復旧工事は進めてはいるものの、登山口まで行くこと自体が不可能とのこと。
従って、登山道の状況も確認できない状態であるため、会津朝日岳の入山を禁止しているとか。

右手には三岩岳。やはりなかなか立派な山である。
2,065mの高さを有しており、信仰の山とも聞く。
いつか檜枝岐村に一泊し、平ヶ岳燧ヶ岳とペアにして登ってみたいところである。

中門岳手前、中門大池があると思われる位置に下り着く (下の写真)
中門大池の畔には、中門岳と書かれた標柱が立っていたはずだが、周囲に何も見えない。また、今立っている下に池があること自体驚きである。
池は凍っており、上に積もっている雪が抜け落ちることはないと思うが、少し 不思議な感じがする。

と、ここまでの登山記録で、中門岳の位置が当然良く分かっているような書き方をしてきたが、 実際はこの時 よく分かっていなかったのである。
この辺 一帯を中門岳と呼ぶのは知っていたが、最高点についてはあまり気にしていなかった という訳である (尤も、 手前のピークの方が 中門岳より高いのだが・・・)
従って、中門岳の最高部を目の前にして戻ってしまう という大失敗を犯してしまったのだ。 身体も少し疲れていたのであろう、目の前の高みを登るのは億劫 と思えたこともあり、よく考えずに 登ってもくたびれるだけ と思って、 ここで 引き返すことにしてしまったという次第である。
従って、本日 中門岳の一角には足を踏み入れたものの、その一番高い所には登っていない。残念である。

しかも、この時は 中門岳に登ったつもりになっており、 会津駒ヶ岳に向かって気分良く戻ったのであった。情けない。
中門岳より高い 2,094mのピークを過ぎ、最後のピークへと向かう。
余力はまだまだあったので、労を惜しまず 取り敢えずピークに登っておくべきであった。

雪の原の上に燧ヶ岳が浮かび上がる。
燧ヶ岳の右奥の 武尊山はうっすらとしか見えない。
至仏山も見えているが、空が灰色のため、その白い姿は紛れ気味である。

会津駒ヶ岳頂上には 13時20分に戻り着く。
頂上を踏む前に 今 歩いてきた中門岳方面を振り返る。

頂上には 2人の 山スキーヤーがおられた。今朝ほど駐車場で挨拶を交わした方々である。

頂上では休まず そのまま すぐに小屋に向かって下る。
下り斜面での スノーシューの働きが心配であったが、雪がまだ固いため、足下は安定しており、問題なく下ることができたのだった。



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