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誰も居ない頂上にて展望を楽しむ。
南西方面には 燧ヶ岳
と至仏山。こちらはやはりモノクロの世界である。
至仏山の右には景鶴山が小さなピラミッド型の山頂を見せている。
また、至仏山と燧ヶ岳の間に見える山は、
やはり武尊山であろう。
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至仏山からさらに右を向けば、
平ヶ岳、池ノ岳が見える。
そしてさらに右手、西の方角より少し右には、中ノ岳、
越後駒ヶ岳 (写真) が見える 。
越後駒ヶ岳の左手前には荒沢岳が見えるが、後方の越後駒ヶ岳が大きいので分かりにくい。
そして、越後駒ヶ岳の右斜面下方には、奥只見湖も見えている。
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頂上から少し場所を変えて、中門岳方面を見れば、
素晴らしい稜線が続いている。駒ノ小屋のブログでは この稜線を 『 神々の稜線 』 と呼んでいた。
これは行かざるを得ないであろう。幸い 雪の上には 踏み跡も残っている。
なお、中門岳はこちらから続く稜線上の 3つのピークの一番右。
一番左のピークと 二番目のピークの間に見えている 鈍角三角形の山は未丈ヶ岳である。
二番目のピークと 中門岳の間の最後方には守門岳が見えるのだが、
これは帰宅後に写真を拡大して確認したのであった。この時点では山の名は分かっていない。
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北北東には 三岩岳 (ミツイワダケ) がなかなか見事な姿を見せている。
積雪期、この会津駒ヶ岳から大戸沢岳、
三岩岳と縦走して、国道352号線 (沼田街道) に下る方もいるようである。
正規のルートはなさそうなので、積雪期ではないと無理なのかも知れない。
12時2分、駒ヶ岳頂上を出発し、中門岳へと向かう。
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雪の上の足跡は雪庇に近いところを進んでいる。
実際は、1m程内側を進んでいるのだが、雪の状態によっては 少々危険な場合もある。
本日は まだ雪が締まっているので、それ程心配はしていないが、それでも慎重に進む。
左手には燧ヶ岳がよく見える。
双耳峰が見事である。
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振り返れば、会津駒ヶ岳。
こちらから駒ノ小屋まで山頂を巻く道があるはずなのだが、今は雪の下。帰りは もう一度山頂を通らざるをえないようである。
なお、こちらから見ると、登ってきた方向 (会津駒ヶ岳より右手) の空は雲が多く、
会津駒ヶ岳より左は青い部分が多いことが分かる。
本日は快晴を期待していたものの、少々期待を裏切られてしまったが、ガスや雲もなく、それなりに視界・展望を得られたので良しとすべきであろう。
しかし、快晴であったならば、周囲の山々を もっとハッキリ見ることができたのに と思うと、残念である。こんな遠くまで来ることは滅多にないのだから・・・。
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