Planetsideでは「M」キーを押すと表示されるマップ画面は、極めて重要な役割を果たします。ただ、マップ画面には非常に多くの情報が詰まっているので、ここの解説を参考にしながらそのとき必要な情報を瞬時に得られるようにしましょう。
ここではVersion3.10.0(2005年12月)で導入されたTactical Overlayについて解説します。
至極簡単に言うと「自軍プレーヤーが策敵範囲を共有する」というシステムです。
全てのプレーヤーには、自分を中心とした一定範囲にDetectと呼ばれる策敵範囲があります。このDetect内に敵兵が居ると、その事を他の味方のプレーヤーにマップ画面を使って知らせる事ができる、という物です。また、タワーにも策敵機能があり、無人でもタワーの周囲を常時監視して、そのタワーの支配権を持つ勢力に情報を提供しています。基地には策敵機能はありません。
具体的にはマップ画面に↓こんな感じで表示されます。
タクティカルオーバーレイの表示は、マップ画面で「Toggle」ボタンから「Tactical」を選択するか、「A」キー。
マップ画面に赤/青/紫/黄/水色の四角が表示されているのがそれです。この様にフィールドを細かいグリッドで分けて、そのグリッド単位で自軍から見た策敵状況を色で表わすのがタクティカルオーバーレイという物です。
何も色の付いていない部分は、自軍の策敵範囲外という意味で、ソコには味方は誰も居ないという事です。
水色のグリッドは、そこが自軍の策敵範囲であることを表わしています。プレーヤー1人でだいたい自分の居るグリッドとその上下左右、合計5グリッドを策敵範囲とする事ができます。自軍のプレーヤーか、自軍のタワーがある場所しか索敵範囲ができないので、→絵のようなタワーもない場所に水色のグリッドが有る場合は、その中央に自軍の誰かが居るという事になります。
赤色のグリッドは、そこが自軍の策敵範囲で更にそのグリッド内にTRの兵士が居るという事を表わしています。
青色のグリッドは、そこが自軍の策敵範囲で更にそのグリッド内にNCの兵士が居るという事を表わしています。
紫色のグリッドは、そこが自軍の策敵範囲で更にそのグリッド内にVSの兵士が居るという事を表わしています。
ひとつのグリッド内に複数の勢力のプレーヤーが居る場合は、そのグリッド内で一番人数の多い勢力の色で表わされ、どこが多いというわけでも無く拮抗している場合は黄色のグリッドになります。
ただし、自国のプレーヤーしか居ないグリッドは自国の色ではなく水色のグリッドになります。
たとえば自分がNCで、タクティカルオーバーレイで青色になっているグリッドは、そこに敵が居るという意味になります。(ただしこの場合は人数は自軍の方が多い)
赤/青/紫/黄のグリッドは、良く見るとグリッド毎に色の濃さが違うことが分かると思います。グリッドの色の濃さはそのグリッド内に居るプレーヤーの数を表します。グリッド内のプレーヤーの数が多いほど色が濃くなります。
上記を踏まえて↓このマップを見てみましょう(分かりやすいように多少加工してあります)。
これは自分がVSの場合の画面です。タクティカルオーバーレイから大体これくらいの事が分かります。
特にみんなを指揮する側にあるコマンダー諸氏は、タクティカルオーバーレイからすばやく戦況を読み取れる事が非常に重要です。
特例として、以下のユニットは敵の索敵範囲内でも敵に察知されないようになっています。
Galaxyで多くのプレーヤーを輸送する場合は、乗物の中に入っている間は敵に察知されません。ただし乗物から降りた時点でそこが敵の索敵範囲内であれば敵にバレます。
最後にそのほかの細かいことを補足しておきます。