2010.12.13
Planetsideでは兵士用に4種類のスーツが用意され、用途にあわせて装備ターミナルから目的のスーツに着替える事になる。各スーツの違いは、
となっている。スーツの重さは軽いものから順に Infiltration < Standard < Agile < Reinforced となっており、軽いほど移動速度は速い。
インプラントのSurge, Sensor Shield等を使用したときのスタミナ消費量も軽いスーツの方が少ない。
装備できる武器、アイテムの量は重いスーツのほうが多くなっていて、装甲値も重いものほど高い。
また、一般的な攻撃を受けた場合は受けたダメージの何割かが装甲ダメージになってヘルスに直接ダメージが入るのを防いでくれるが、この割合も着ているスーツによって変わる。
スーツの基本デザインは各勢力で統一されているが、着用者のBRに応じて着色が多少変化するようになっている。上限のBR25まで上がるとデザインも少し変更される。それとは別に、着用者のCRによってもスーツのデザインが変更され、四肢に追加装甲が装着されたり、背中にバックパックが付いたりする。
また、BR24以上のプレーヤーはStandardスーツ以外を着用しながら、任意でヘルメットを外す事ができ、さらにそこに帽子を被ったり、サングラスやヘッドセットを装着する事も可能。これらはCharacterパネルの「Info」タブにある「Customize Appearance」ボタンから専用のパネルを開いて設定する。
もちろんこれらは見た目だけの差別化であって、性能には何の変化も起きない。
以下、各スーツの細かい説明
装甲値:50 | ピストル枠:1 | ライフル枠:1 | アイテム枠:9x6 |
死んでリスポーンした時に最初に着ているスーツ。当然Cert無しで誰でも使用可能。
外見は頭部がむき出しなのが特徴。装甲が50と非常に少なく、持てるアイテムも少ない。移動速度は速い。
事情がある場合を除いて普段はこのスーツで戦闘を行なう事は無い。そんな事をしているのは初心者だけ。
リスポーンチューブの近くには必ずETが設置されているので、まずは違うスーツに着替えて装備を変更してから戦闘に向かうことになる。
装甲値:100 | ピストル枠:2 | ライフル枠:1 | アイテム枠:9x9 |
特にCertが無くても使用可能なスーツで、事実上はこれが標準のスーツになる。
外見はジェットタイプのヘルメットを被っているのが特徴。全ての乗物を運転でき、装甲や持てるアイテムの数もStandardより上なので、Standardを着るぐらいならこれを着るということになる。
ライフル枠がひとつなので、屋内で戦うならHeavy Assault、屋外ならMedium Assault、乗物に乗るならNano Dispenserといった具合に想定される戦闘、役割にあった単目的の装備を選ぶのが一般的。複数のライフル枠の武器を持ち歩いて、状況に合わせてライフル枠に装備しながら使用する事も不可能ではないが、その場合は予備の弾薬やMedkit等の他のアイテムがあまり持てなくなるのであまりお勧めはできない。
装甲値:200 | ピストル枠:2 | ライフル枠:2 | アイテム枠:12x9 |
MAX以外では最高の装甲を持つ戦闘用の主力スーツ。略してRexoとも呼ばれる。本来は専用のCertを持っていないと使用できないが、作成から5年が経過したキャラクターはCert無しで自由に使用できる(経年褒章)。
外見はフルフェイスのヘルメットを被っているのが特徴。持てるアイテムの数が非常に多いのでAgileと違って複数の武器を持ち歩いて汎用的に戦う事が可能で、ライフル枠がふたつあるので2種類の武器を即座に持ち替えて使用できるのも強み。ふたつのライフル枠に同じ武器を持てば、弾切れの場合にもリロードするよりもうひとつの武器を装備しなおした方が速く、この使用法はBolt Driverを使用するときに重宝する。
ただし、移動速度はAgileに比べてかなり遅く、バギーのような運転席が解放されている乗物以外は運転することができないという欠点がある(運転席以外の座席はどこにでも搭乗可能)。
Reinスーツを着たままで運転可能な乗物(これら以外は全て不可) | |||
Basilisk | Fury | Wraith | Switchblade |
Router | Harasser | Skyguard | Flail |
Thresher | Marauder | Enforcer | |
Leviathan | Juggernaut | Vindicator |
装甲値:0 | ピストル枠:1 | ライフル枠:0 | アイテム枠:6x6 |
装甲を持たない隠密行動用の特殊なスーツ。使用には専用のCertが必要となる。
外見は全身ツナギ姿なのが特徴。装甲は0、持てるアイテムは極めて少なく、ライフル枠も無いので直接戦闘を行なうような用途にはまったく向かないが、このスーツにはクローキングという自身の姿を消す特殊機能がある。これで静かに敵地深くに侵入し破壊工作等を行なうのが主な用途。クローキング機能には特に使用制限はないので、いつでも好きなだけクローキングできる。
ただし、姿が消えるとは言っても完全に見えなくなるのは静止時だけで、歩いたりジャンプしたりすると薄く姿が見えてしまう。走るよりは歩いた方が透明度が高いので、敵に見つかりたくない時はしゃがんで移動するのが一般的。また、DVインプラントを使用されるとバッチリ見られてしまうので止まっていれば安心というワケでもない。姿が消えるだけで、敵のセンサー等にはしっかり感知されるので、Sensor Shieldインプラントを併用するのが有効。
自分が客観的に見てどの程度透けているのかは、慣れないとなかなか分からないものだが、このスーツを着ると画面下にある3本のステータスバーの横に専用のアイコンが表示されてそこで自分の透明度をある程度把握する事ができる。
←これはクローキング機能を使用していない状態。
←これはクローキングして、完全に姿が消えている状態。
←これは移動中等で透明度が落ちて薄く姿が見えている状態。
Inf御用達の1人乗りバギーWraithはInfな人が乗った状態で姿を消すとバギーも一緒に姿を消すことができ、Infの長距離移動手段として有効。武器も無いのにトランクがあるので工作道具をいろいろ積んでおくこともできる。