2010.12.13
Planetsideの舞台は惑星という形で多くのフィールドに区切られています。これらのフィールド単位をゾーンと呼び、各ゾーン間は徒歩や乗物で直接移動する事ができません。ゾーン間の移動にはワープゲート、HART、インスタントアクションといった特殊な手段を利用する必要があります。
その中でもワープゲートの仕組みは多少複雑になっているので、ここで少し詳しく解説しておきます。
あまり天気が良くないけど↑これがワープゲートの外観。これはSanctuaryとContinentと呼ばれる地上型の惑星に置かれている物で、必ず2つペアになっていてそれぞれが接続された関係になっています。右の絵はOshurにあるワープゲートで、小型で形も少し違いますが機能はまったく同じです。
全てのワープゲートは巨大な半球状のフィールドで敷地全体が覆われていて、フィールド内では戦闘行為が行えないようになっています。フィールド外からの攻撃も全てフィールド表面で遮断され、フィールド内では乗物による轢き殺しもできません。AMSの展開も不可能。
ワープゲートの中心部には光の柱があって、この中に入るとそのワープゲートとペアになったもうひとつのワープゲートまで移動するという仕組みです。
基本的な使い方はこれだけ。
ワープゲートの接続関係はマップ画面で確認できます。
Mキーでマップ画面に切替えてから更にGキーでグローバルマップに切り替えると、→のような全体マップが表示され、その中で任意の惑星をクリックすると何本も色つきの線が出てきます。この線がワープゲートの接続関係を表わしています。
お世辞にもわかりやすい表示とは思えませんが、そこは慣れるしかありません。南無。
以上の基本的な使い方の他に、ワープゲートにはBroadcastと呼ばれる機能があります。これが少し複雑。
Broadcast Warpgateはそういう物が通常のワープゲートと別に用意されているわけでなく、「自国から見て一定の条件を満たしたWarpgateが、通常のWarpgateとしての機能にプラスして、Broadcast Warpgateとしても機能するようになる」という物です。条件は以下。
もう難しくなってきましたが、要するに自国が完全に支配している惑星のワープゲートは全部ブロードキャスト、Capitolがある惑星(Home Planet)では、完全に支配しなくてもCapitolさえ支配していればその惑星のワープゲートは全部ブロードキャスト、それらのブロードキャストと接続されている他の惑星のワープゲートもついでにブロードキャスト、と言う事になります(ますますワカラン?)。
ブロードキャストとなったワープゲート全ては相互に接続された状態になります。通常のワープゲートは接続先はひとつしかないので勝手にそこへワープしますが、ブロードキャストワープゲートは複数の接続先を持つ事になるので、ゲートに入ってからマップ画面で自分の行きたい所を選択してそこへワープすることになります。
まぁ、細かい法則は覚えなくても、ブロードキャストワープゲートに入ると移動先の選択画面になって、マップ画面で光っているワープゲートへなら好きなように移動できると覚えておけば当面は問題無いでしょう。
ちなみに、各勢力のSanctuaryにある3つのワープゲートは全てブロードキャストとして機能します。更に3つのうち2つは通常のワープゲートとしてペアとなった接続先を持ちますが、残りの1つはブロードキャスト専用のワープゲートになっています。
ゾーン間移動についての特殊な機能として、Global Warp Queuingという物があります。各惑星(ゾーン)にはそのフィールドに居られる人口の上限が設定されていて、具体的には各勢力133人までという制限があります。
制限いっぱいのプレーヤーが居ると、そのゾーンにはいかなる手段を用いても侵入することは不可能となり、この状態をPopulation Lockと呼びます。
このPopulation Lockが掛かった状態のゾーンに入ろうとする134人目以降のプレーヤーは、人数に空きができるまで待つ事になります。これは予約による順番待ちのシステムになっていて、これをGlobal Warp Queuingと呼びます。
これは簡単に言うと、ロックされたゾーンをHARTやワープゲートを使って入ろうとすると、自動的に順番待ちのリストに自分が加えられ、目的のゾーンの中のプレーヤーが一人減る毎に順番待ちの上の人からそのゾーンへ行けるという物です。
通常の操作と同様の手順でロックされたゾーンへ入ろうとすると、そのゾーンへ移動することはなく、マップ画面に↓のようなパネルが表示されます。
これはCeryshenがロックされていて、さらにそこへ自分が入ろうとした場合です。このパネルが出た時点で自分がそのゾーンへ入る為の順番待ちのリスト(キュー)に加わったということになります。順番待ちをしているのは全部で4人、自分はその中の4番目にいるという意味です。
これを見て、4人ぐらいなら待っても良いというならそのまま待機、嫌ならGキーでグローバルマップを出して別の移動先を選ぶ事もできます。別の移動先を選んだ場合はそこへ移動して、もともと入っていたキューからは勝手に抜けることになります。
当然、新しい移動先もロックがかかっていた場合は改めてそのゾーンのキューに加わることになります。
乗物に乗った状態でワープゲートに入ってキューを入れることも可能で、複数乗りの乗物の場合は運転席のプレーヤーが代表でキューに加わることになります。その場合はその乗物に乗っている人間分の空きが出来た時点で移動となります。運転席以外のプレーヤーにもキューのパネルは表示され、キャンセルボタンを押すと自分だけが乗物から降りてキューをキャンセルすることになります。
ロックされた大陸にキューを入れるにはHARTかワープゲート(ジオワープも含む)のふたつの手段があるわけですが、ワープゲートから入ってキューを入れた場合は、その後キューを入れたまま行動する事ができるようになっています。
ESCキーでマップ画面を抜けて、ワープゲートから出て普通に戦闘なりなんなりを行ないながら、順番待ちをする事ができるわけです。そして順番が自分の所にまわってきた時点で自分がワープゲートの中に居なくても、いきなりキューを入れた先のゾーンへと移動できます。ただしキューを入れたままの行動には制限があり、以下の事をするとキューから外されます。
また、キューを入れてからワープゲートの外に出てきた車両にLLUを持ったプレーヤーが乗車した場合は、その乗物のキューは保留状態になります(キャンセルにはならない)。その旨は運転手の画面に表示されるので、それを受けてLLUを持ったプレーヤーを下ろせばそれで良し、キューをキャンセルしてLLUの運搬に協力しても良しという事になっています。