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2024年 4月 

都心オフィス市況(2月、前月比)
都心5区空室率 5.86%  0.03上昇 2カ月ぶり悪化
平均賃料  19776円/坪  46円上昇 2カ月ぶり上昇

都心5区の空室率は小幅に悪化。中央区、港区、渋谷区の
空室率が上昇(悪化)した一方、千代田区と新宿区は低下(改善)。
空室率5%ってすごいことですよ。
高層ビル一つできて100,000㎡が供給されるとすると。
その5%は5,000㎡。
これは街中のちょっとしたビルまるまる1棟分。

ちなみに、2月の千代田区の空室率は2.96%で、新宿区と渋谷区が5%を下回っている一方で、
港区が8.69%、中央区が6.80%と、供給過の目安とされる5%を大幅に上回っているという。
こうしたものを調べて公表している不動産関連業者がある。

見てはいるのだが実感は全く無く
(ある訳ない!都心部のオフィスビルにかかわったのは大昔、新宿で約5,000㎡のものが1件のみ)
いくら外資系が日本進出の拠点が必要とか言っても、群馬県に、熊本県に拠点を構える製造系外資は
目利きと見るべき。
サービス系、金融系はやはり都心部でないとダメなのだろうか??
丸の内、大手町、日本橋、六本木、麻布・・・

木密は解消しなければならなが、ポツンと高層マンションが出来るのもいただけない。
(林立する湾岸などは背筋が寒くなる)
5~6階、高くとも7階が馴染みが良い。
現在木2なのだから空地の多い緑化された地域が出来る。
それではデベロッパーにうま味はなく、開発に乗ってくれない??

「公団団地(UR)」に見ることがあるが、
多くは5階建て(エレベーターをどうにか外付けで設けようとしている)
広々とした空地は高木中木低木に芝や植え込みで整備され
建物そのものはいかにも古いが良い感じに落ち着いた時が流れている。
タワマンの良いことはデベとゼネコンが儲かるところ。
再開発では行政が容積率のオマケを認め、合わせて補助金も出してくれる。
エンドユーザーは「良いものと勘違いさせられ(資産価値という幽霊WORD)
早めに売り抜ける素人(でもないだろう?)はGET!!
終の棲家との購入者は??と?がいくつも付く・・・


(4月1日 記)

 


追記:只今、もう一つの設計スペースで仕事を行っています。
平日(月~金)の昼間は事務所に不在のことが多くなります。電話に出ることができません。
携帯はいつでも構いません。
別オフィスも長くなりましたが、昨今の事情で、金町オフィスにいることが多くなっています。
電話にも出ることが多くなっています。

午後7時まえには新スペースから当事務所に戻り通常の仕事を行います。
メールは通常通りお送りください。昼間でも対応させていただきます。
ご不便おかけいたしますがもうしばらくよろしくお願いいたします。 
 
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