デザインシステム 今月の短信
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2024年 9月
今ちょうど台風10号が列島を賑わせている。 というと被災している方々に申し訳ないが、 想定をはるかに超えた雨、風。通過するところでことごとく、 洪水、浸水、高潮、屋根飛び、電柱折れ、鉄塔倒壊、土砂崩れ、交通マヒ。 いずれも一朝一夕では対応不可能。 温暖化の影響が濃厚。線状降水帯なる用語は近年のもの。 放送画像で飛ばされているのはトタン曲げ板、葺き土瓦、看板。電柱が折れる、 車が横倒しで更に押され転げて行くまでの強風では(竜巻を含む) 多くの木造家屋では耐えることができない。 床上浸水後にドロを掻き出すこともしかり。 2階床上までのあるいはもっとで、屋根上に避難する映像も流れる。 ハザードマップで地盤強度と浸水想定は分かるが風は分からない。 さて建物で地震、風には対抗できる。 浸水でも4m、5mは鉄筋コンクリートなら抵抗できる。 開口部止水が肝要だが、船のハッチに準ずるエアタイトならぬ水タイトのハッチを設けておこう。 配管閉鎖、給排気口の位置も重要だ。 これで浸水はないだろうが上昇水面以下で暮らすのは止めておこう。 この時、お分かりだろうが要塞だ、スーパー台風の風にも耐え得る!! 孤立籠城であるので備蓄品の十分な確保は忘れずに。 同様にで、夏が暑すぎる。 家から出ることに相当な覚悟が必要。 「今日は現場立会い!!」建築屋である以上避けることはできない。 働く方々に送風ジャケットは満遍なく行き渡っているようだ。 直射日光の元、鉄筋を組み、型枠を建込み、まだまだロボット化は進んでいない。 それを検査だ。一通り見るでは作業の皆さんに失礼だ。 しっかり見て「暑い中、良く組めています、お疲れ様です!!」 と発することが役目である。 もちろん時間を要するので付き添っていただく方々は 「しっかり組んであるから大丈夫、検査なんて要らないヨ、早く次に行こうヨ」 とも聞こえてきそうだが、見る方も付き添う方もそれが仕事。 手直し無く終了し多少とも微笑んでお疲れ様を言おうじゃないか!! 下着からワイシャツ、スボンまで着たままシャワーですか? 状態で電車に乗ると冷えは半端でない・・・ 北海道の冬は観光でしか知らないが、 関東にいる以上、現場は冬に限る(どうにかなる)・・・ (9月1日 記)
追記:只今、もう一つの設計スペースで仕事を行っています。 平日(月~金)の昼間は事務所に不在のことが多くなります。電話に出ることができません。 携帯はいつでも構いません。 別オフィスも長くなりましたが、昨今の事情で、金町オフィスにいることが多くなっています。 電話にも出ることが多くなっています。 午後7時まえには新スペースから当事務所に戻り通常の仕事を行います。 メールは通常通りお送りください。昼間でも対応させていただきます。 ご不便おかけいたしますがもうしばらくよろしくお願いいたします。 |
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