サバ州でコタ・キナバル近郊の観光SPOTは「コタ・ブル」「タンブナン」「ケニンガウ」「ボーフォート」「テノム」「キナバル公園」 「クンダサン」「ラナウ」「ボーリン温泉」「サンダカン」「セピロック、スカウ、ゴマントン洞窟」「タートル・アイランズのカメ公園」 「ラハ・ダトゥ」「ダヌム・バレー、マダイ森林レクリエーション・センター」「タワウ」「センポルナ」「ラブアン島」etcと、あまりに たくさんありすぎて、紹介しきれません。
その中で、比較的コタ・キナバルからアクセスのよい「コタ・ブル」を紹介します。


★コタ・ブル Kota Belud★

現在のように交通手段が発展していない舟が主だった頃、コタ・ブルは「海の民」バジャウ族と「山の民」ドゥスン族の交わりの場でした。
そのような環境から、タムー(定期市)が発達し、道路が発達した現在でも、毎週日曜日にはサバ州最大規模といわれるタムーが立ちます。
毎年12月頃に大タムー祭りが行われるのが有名。



★アクセス★

コタ・キナバルの長距離バスターミナルからミニバスで約1時間。
写真のではわかりずらいのですが、遠くにキナバル山を望みながらマングローブや水田を縫ってハイウェイで行きます。
ミニバスは結構ボロボロで、椅子はものすごく座りづらく、ミニバスの運転手さんの趣味で曲がガンガンかかっています。
さらに、ものすごいスピードで走るので、ハイウェイの坂はジェットコースター並みの恐怖を感じるかも。


  



料金はRM5。ちなみにタクシーで行こうと思うと片道RM120ぐらい。
長距離バスターミナルをうろうろしていると、1日タクシーをチャーターしないかと声をかけられました。
確か、RM150前後だったと思います。
ミニバスは1時間に1本の割りあいなので、時間に余裕がない人、ミニバスの座り心地の悪さと乱暴ぎみな運転が嫌な人は、 お勧めできません。


そんな方は、ツアー会社のオプショナルツアーに申し込みするといいかも。
ホテルのツアーデスクで申し込めます。
もちろん、タムーが開催される日曜日の午前中限定ツアーになります。
昼食付でRM340。




★コタ・ブルの街★

コタ・ブルの街はあまり大きくありません。
街に入ったとたん、正面に見えるモスクまでがメインストリートです(写真左)
メインストリートの左手には、中央市場、新しいショップハウス(比較的新しいエリア)があり、ムスリム食堂がたくさんあります。
裏手には夕方になるとマレー料理の屋台が出ます。
また、右手は古い商業エリア。このエリアの中心にコタ・ブル郡議会ビル、奥にはサッカー場があり、年に一度の大タムー祭りが開かれます。

★タムー(ローカルマーケット)★

「タムー」は毎週あるいは毎月と定期的に開かれ、買い物だけではなく知人とのおしゃべりの場でもあり、建物があっていつも 物を売っている「パサール」とは同じマーケットでも違います。
コタ・ブルでは毎週日曜日に開かれ、サバのタムーの中でも最大規模。
タムー会場は、売り子とお客さんでごったがえしてました。
売っているものは、日用雑貨、衣料品、食品、薬etc。旅行者向けの民芸品などのおみやげも売ってました。

あまりほしいと思うものはなかったのですが、不思議な食べ物を発見!!
写真のおじさんがつくっているのは何?なに?
作っているのを見ていると、インドのパンのナンの生地みたいなものを伸ばし、その中になにやら詰込んで焼いてました。
最後にオレンジ色の特製のソースをかけて出来上がり。
「おいしそ〜」早速、購入。RM1。あいかわらず食べ物は安い。


     

おいしかったです。日本でいうお好み焼きに近いと思います。中はキャベツ(?)と玉ねぎのようなものが入ってました。
オレンジ色のソースは辛め。辛いもの好きの私は大満足!



★バジャウ族★

コタ・ブルでは、かつては「海の民」として知られていたバジャウ族は、馬に乗る民族として有名。
毎週日曜日の午前中にバジャウ族の民族衣装を着て、馬に乗ってショーを見せてくれるというので、さっそく行ってみました。

場所はタムー会場から「バジャウ・ホースメン・ショー」の看板にしたがってずーっと歩いていきます。
キアサイ村Kampung Kiasaiの村長さんの家のところでカーボ−イ・ショーは開催されます。
料金は特に決まっていないそうですが、お礼として1グループにつきRM20が目安だそうです。

15分位歩いたような・・・・・。
途中、本当にこっち?と疑いたくなるような道です。まわりに何もありません。
疲れてきたその時、赤い色の民族衣装を着て馬に乗っている人たちを発見!
でも、この日はもうショーは終わってしまってました。
時間はAM11:00をちょっとまわった位。午前中の早い時間に開催されるみたいです。

突然、村の行事や予定で開催されないこともあるそうなので、あらかじめ確認した方がいいかも。
問い合わせ先:088-977732(Bajau Horsemen Show)

せっかく歩いてきたので、ちょっとバジャウ族の方とお話してきました。
といっても、何いってるのかさっぱり???
彼らは英語は話せないと言って、マレー語で話します。
それも、コタ・キナバルの街中で聞くあのマレー語ともなんか違う・・・・・
ただでさえマレー語わからないのにますます、?????
これでは話したとはいえないか・・・・




RM1=約30円(2001.8現在)


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