レトロな町並み63/食事処20−三渓園


  横浜の本牧にある
三溪園は、生糸貿易により財を成した、岐阜県出身の実業家、原三溪によって造成され、1906年(明治39年)に公開されたと言われています。広大な園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的な建造物が配置されています。17世紀建築の臨春閣、天授院、聴秋閣、15世紀建築の旧燈明寺三重塔等、国の重要文化財に指定されている建物が多数あります。

 1902年(明治35年)頃から1922年(大正11年)頃に完成するまで造成され、新進芸術家の育成と支援の場ともなったと言われています。その後、関東大震災と戦災により大きな被害をうけ、戦後原家から横浜市に譲渡・寄贈されるのを機に、復旧工事が行われ、現在に至っています。山々や池など自然の起伏を活かして庭園が造られており、数ヵ所のお茶屋と食事処もあります。

 本牧市民公園(海)側の駐車場に車を停めて、南門から入場し、園内を一周散策した後、食事処の
待春軒にて、原三渓が考案したと言う三渓そばを昼食にいただきました。


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