レトロな町並み68−日比谷(日比谷公園)


[2021年6月更新]
 新型コロナ感染症の状況が予断を許さない中、自宅から徒歩圏内のエリアを散策する機会がこの1年間、相対的に増えています。神田明神湯島天神や、少し足を伸ばして、皇居外苑日比谷公園靖国神社等を訪れています。
 皇居外苑から日比谷公園にかけてのエリアは、都心にありながら、散策や皇居周辺ランニングをする人を除くと、人はまばらです。日比谷公園の広い敷地内は、テニスコートでテニスをする人や、公園のベンチで休息する人、皇居寄りの端の喫煙所で喫煙する人等いますが、時間帯を問わず閑散としています。都心のオアシスとして、散歩するには最適のエリアです。

日比谷公園 日比谷公会堂・日比谷公園  

日比谷公会堂  日比谷公園  松本楼 

【日比谷公園】
 日比谷入り江と言われた海域だった場所を、江戸時代に埋め立てて、数々の大名屋敷がつくられたと言われています。明治時代に陸軍の日比谷練兵場が
つくられ、その移転後、明治36年(1903年)に日比谷公園が開園したと言われています。園内は都心のオアシスとして静かで自然豊かなエリアとなっており、平日も散策や休憩する人たちが多く訪れています。

【日比谷公会堂】
 日比谷公園の中にある日比谷公会堂は、市政会館を併設する公会堂として、昭和4年(1929年)に竣工しました。鉄筋コンクリートのネオ・ゴシック様式の建物は重厚感があります。改修工事のため、現在は休館となっています。


【松本楼】
 日比谷公園の中にある松本楼は、明治36年(1903年)、日比谷公園の開設とともに開業したと言われています。松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲むことが大流行し、多くの文人たちの集う場所、詩や小説の舞台としても知られるようになりました。

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