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2004年1、2月
2月29日(日)
さっそくですが、あーとだいありーの更新がおくれています。
3月2日未明には、2月分の書き残しと、3月分の新ページの設置をおこないたいとはおもっていますが…。
表紙の行事予定、リンクの張替えなどもまだのこっています。もうしばらくお待ちください。
2月の最終週、22日から27日までは1日平均、4時間睡眠だったが、最後の金、土曜日に爆睡してしまい、けっきょく1日平均7時間以上ねむってしまった。とほほ。
先日の読売新聞に
「1日7時間睡眠の人がいちばん長生き」
という記事が出ていたが、6時間睡眠の人は7時間の人より、単純計算で1日1時間、1年で半月は得しているわけだから、平均寿命が3年短いくらいでちょうどいいということになるが…。
2月14日(土)−27日(金)
お待たせいたしました。
更新が2週間にわたってとどこおったことをおわびします。
この間メールも読むことができず、返信などがたまってしまい、みなさまにご迷惑をおかけしました。
けっきょくパソコンを買った。
前のパソコンでは、トラブルが多く、しばしば更新が停滞した。
そのうち1回(2002年9月)は、ウェブサイトの容量オーバーで、筆者に責任があるけれど、あとは機械側の問題。
いま思うと、機械がわるいのか、OSが欠陥品なのか、スピーカーは鳴らなくなるわ、マウスは壊れるわ(とちゅうで買い換えた)、1日1、2度のフリーズはあたりまえ、昨年のトラブルでOSをインストールしなおしたあとは、ホームページビルダーとのマッチングがわるくなって数分に一度は動作が2、30秒ずつ停止するようになった。
いちばんいたかったのは、CD−Rドライブがこわれてしまい、バックアップができなかったこと。前のパソコンにはいっていたデータはすべて読みとれなくなってしまった。
このウェブサイトについては、データがすべてbiglobeのサーバにあるので、ダウンロードしてなんとかなったのだが…。
せめてもの救いは、これだけフリーズしても、HDDがいちどもふっとばなかったことぐらいか。
再開にあたっても、たぶんリンクの脱落とか、いろいろあると思うので、ご指摘いただければ幸いです。
2月13日(金)
いちおう註記しておくと、筆者は毎日、12日のようないそがしい日をおくっているわけではなく、たいてい週2日はやすんでいるし、たまには、その前の日の11日のように実働4時間で切り上げてしまった日というのもある。
インターネットエクスプローラーを何度ひらこうとしてもエラーが発生し、ウェブサイトを見ることのできない状態になってしまった。
ソニーがわるいのかマイクロソフトがわるいのかわからないが、パソコンってどうしてこうトラブルが多いのか。
2月12日(木)
5時50分起床。
きょうは夕刊社会面のため、朝のニュースをチェック、朝刊各紙に目を通し、7時50分に家を出る。
冬の夕刊社会面は過酷である。早版は10時40分立ち上がり(いちおうの原稿締め切り)、11時20分降版という時間設定になっているが、10時にはじまった裁判の原稿が10時40分に来るはずもない。後版は、午後1時半降版だが、準トップの原稿がきた時点で1時半をすぎていた。どうやって時間内におろせというのだ。
けっきょく30分もおくれてしまった。
整理の仕事は、紙面のデザイナーみたいなもんだが、会社の席についた時点で、記事が出そろっているはずもない。とくに夕刊は、想定外の記事がつぎからつぎへと押し寄せてくる。それを瞬時によみとって、きびしい字数制限のもとで見出しをつけなくてはならない。
夕刊作業後、ひきつづき「裁判員制度特集」の紙面づくり。こちらは、コンピュータをじぶんでうごかして作業しなくてはならず、目が疲れる。
6時半すぎまで作業して、バスに乗り、ICCへ。S-AIR(札幌アーティストインレジデンス)の実行委員会。10時くらいに辞し、豊平公園駅まであるき、月寒中央からバスに乗り換える。11時帰宅。
メールを読んだり、夕刊に目を通したりしていたら、就寝が0時半になってしまう。
あーとだいありーの更新はあす。
S-AIR事務局からいろいろ資料をもらってきたけれど、その情報もあす以降の更新で。
2月11日(水)
紀元節。仕事。
そうご電器が破綻して、ふと気がつくと、中心街に電気店がほとんどなくなっている。
大通公園以南からいつのまにか激減していたのは、本屋だけではなかったのだ。
以前は、本店のYES以外にも、ニューチカ店などがあったのだが、いま、北3条にマツヤデンキ、北1条に大阪屋があるぐらい。蛍光灯1本買おうと思っても、いまはデパートに家電売り場がないので、困ってしまうのだ。
そりゃ札幌駅前まで行けばたくさんあるけれど、蛍光灯でそこまで行きたくないよね。
2月10日(火)
SNOW PROJECTを雪まつりの会場に見に行ったら、プロジェクターの前に手を出して映像をさえぎって遊んでいる子がいる。いっこうにやめないので
「見ている人もいるからやめなさい」
と注意したら、その母親という人物から30分くらい
「あんた何よ子どもが傷ついてるでしょちょっと子どもがやったくらいで何よみんなの雪まつりでしょあんたここから出てきなさいよ」
などとエンエン言われて閉口した。酒くさい上にタバコくさい。
子どもが大事なのかもしれないが、もしそうだとしたら、寒い中に30分以上も子どもを放置しておくのもいかがなものかと思う。
吉野家の牛丼がなくなるというので話題になっているが、ポスフール西岡店に行ったら、セルフサービスの飲食店コーナーのメニューに「牛丼 390円」とあった。
あるところにはあるのかもしれない。
吉野家は全国10店で牛丼を継続するそうだが、国内産の牛肉を使った牛丼は500円だそうだ。
それくらいの値段で出せるなら、出せばいいのにと思う。
全店用の量を確保するのがむつかしいのかな。
「ギャラリーマップ」に「北大附近」を追加、「西11丁目駅附近」を更新しました。
2月9日(月)
子どもを幼稚園に迎えに行ったり、家人を病院へ迎えに行ったり、なんだかいろいろあった一日。
日産のゴーン社長がポルシェに乗っていて事故にあうというニュースがあった。
まあ、自動車会社の社長ともなれば、いろんな会社の車に乗ってみるのは当然でしょう。
むかし、ホンダの社長も、インタビューで「気になる他社のクルマはだいたい乗ってみているなあ」と答えていた。
どうでもいい話だけど、ダイハツの社長は、じぶんの会社の車に乗っていない。クラウンかなにかが社長車のはずだ。そりゃそうでしょう、ミラじゃせますぎる。それとおなじりくつで、日野や日産ディーゼルも、社長は他社の車に乗っているはずである。
2月8日(日)
家人体調不良のためあーとだいありーの更新はありません。
土曜日の朝日新聞別刷り「be」を読んで、三菱鉛筆という会社が、いわゆる三菱グループ(地所、重工業、商事などなど)とまったく無関係の会社だということを初めて知った。
社名やマークがいっしょなのは、偶然らしい。
2月7日(土)
多木浩二「写真論集成」(岩波現代文庫)を読んでいる。
非常にスリリングだし、おもしろい。
とくに中平卓馬の写真集を論じた一文などカッコよすぎるくらい.
だが、けっして易しくはないので、なかなか進まない。
しばらくは、この本がネタもとになるかもしれない。
ロマン主義、とりわけドイツのそれが、ナショナリズムと接近したのはなぜかを、ずっと考え続けている。
千足伸行著「ロマン主義芸術」(美術出版社)では、ロマン主義に見られる「君・僕」の関係を基調とする世界が、やがて祖国、歴史、ふるさと、自己の魂の分身としての自然といったところにひろがっていった−という意味の解説をしていて、それはそれで、はじめてなるほどと感じた説明だった。
でも、じつは、単に、19世紀初頭のドイツで、近代的な知識人はロマン主義的であるのがふつうであって、そのときたまたまナポレオンの時代だったからにすぎないからではないか? とも考えた。
英国のロマン主義は、ほとんどナショナリズムと関係ない。
米国は、南北戦争の時代と関係しているから、エマソンとナショナリズムは遠くないのではないか。
2月6日(金)
日本ハムファイターズの新外人選手はセギノールというらしい。
なんだか薬の名前みたいだ。
どうしてそう思うのだろう?
北大近辺の古本屋に寄る。
美術書の入荷が以前よりすくなくなっているのがつまらない。
じぶんの売った本がいつまでも本棚に並んでいるのを見るのも、妙な気分である。
それでも、つい2冊買ってしまう。
2月5日(木)
さっぽろ雪まつりが開幕した。
観光客が増えるので、街中はあるきづらくなる。
それはそうと、夕刊の北海道新聞の1面は、ゴジラこと松井選手の雪像である。
これは「よみうり広場」の雪像だ。
べつに、ライバル会社の雪像を、こんなに大きくあつかわなくてもいいと思う。北海道新聞だって、氷雪像を出しているのだ。
だいたい、朝刊1面の写真だって、毎年同じ構図だけど、わざわざ「道新氷の広場」を画面から外して写している。
意図がよくわからない。
ラムズフェルドというのが米政権にいる。
頭の悪い人ではないのかと以前から疑問に思っていたのだが、やはりバカであったようだ。
「イラクに大量破壊兵器があることをだれも証明できないが、ないことも証明できない」
という趣旨のことを発言して、米国の戦争を擁護したそうだ。
一般的に
「ない」
ことは、証明できない。
もちろん、きわめて限定された範囲内では可能である。
目の前にある箱におもちゃは入っていない
とか
イラクに面積100万平方キロメートル以上の湖は存在しない
といった命題であれば、これは明らかである。
しかし、「イラクに●●がない」という命題は、一般には、イラクの面積が、目の前にある箱に比べて途方もなく広いのだから、「●●」になにが入ろうと、ほとんど絶対に、論証できないのだ。
同様の命題はたくさん想定し得る。
この部屋にお化けはいない。
という命題は論証できない(「真」であると言い切れない)。
ただし、お化けという存在は、一般的にはいないと思われているのだから、この場合は「お化けがいる」と主張する人は、お化けを実際に、他人に見せなくてはならない。
お化けが明らかにいるのでなければ、先の命題が真でないからといって、この部屋にお化けがいることにはならない。
もう一度言う。
「ない」ことは証明できない。
「●●がある」
という命題を「真」であると主張する人は「●●」を目の前にみせてくれなくてはならない。
「●●がない」
と主張する人に、証明する責任はないし、証明しろといわれてもこまるのである。
2月4日(水)
布アネックスに屋中秋国さんの個展を見に行ったら、柿沼忍昭さんという方にお会いした。
ことし5月と11月、米カリフォルニアで個展をひらくとか。
北海道の作家にとってますます世界が近く、狭くなっていることを実感。
予告どおり「ギャラリーマップ」の円山・桑園地区を更新した。
カフェルネの場所を訂正したほか、布アネックスを追加。sapgreen cafeを抹消した。
なお、北地区は、道新ぎゃらりーを追加し、ギャラリーノルテを抹消したことが最大の違いである。
2月3日(火)
「ギャラリーマップ」の北地区(大通公園より北、札幌駅附近)をひさしぶりに更新した。
円山・桑園地区もあすにも更新する。
2月2日(月)
会社へ行くために乗ったバス。とちゅうで乗客はたった5人になった。道路もすいていて、バスが時間調整のため途中で1、2分止まったほど。
ギャラリーに行っても、人のいないところが多い。
帰りもいやに道路がすいている。偶然だとは思うけど。
2月1日(日)
駐屯地の体育館に整然とならんだイラク派遣自衛隊員たち。
筆者は、感性として、こういうのが気持ち悪い。
なんだか、どんどん既成事実になっていくなあ。
1月31日(土)
いろいろへこむことの多い日々。「クイックジャパン」52号の特集「永久保存版 水曜どうでしょう」を読んで心をなぐさめています。
1月28日(水)
夕刊スポーツ、江別版。
冬だし、近年はウィンタースポーツで日本人があまり活躍しないこともあって、夕刊スポーツはこれという記事はそれほど多くない。
じゃあ、どうして夏より段数が多い(紙面が広い)のだ−といぶかしく思うきょうこのごろ。
めずらしく仕事ネタでした。
1月27日(火)
カフェ・ルネ(中央区南4西22)に行ったら、このサイトの地図Dがたくさんコピーして自由に持ち帰れるようになっていた。
「わー、活用してもらってるなあ」
とうれしくなったけど、なんと! カフェルネの場所が赤ペンで訂正されているのだ!
ひえー、ごめんなさい! 実際は、地図Dの位置より1ブロック西です。
近日中にバージョンアップする予定ですので、お許しください。m(__)m
あーとだいありーは、28日夜更新します。
先日、つれづれなるままにいくつかサイトをひらいていたら、Gallery Strawberry's(地図B)が昨年11月で閉まっていた。サイトはまだ生きてるみたいだけど。
1月26日(月)
仕事はやすみ。
あーとだいありーの更新はありません。
どうでもいいけど、中3男子が餓死寸前で見つかった岸和田と、娘を5階から投げた母親が住んでいる貝塚は、隣町である。
1月25日(日)
仕事。
その前に、あーとだいありーでも書いたけれど、北大第二農場のそばにあるCAFE兼ライブハウス兼ギャラリーにはじめて行く。
とにかく歩道がすべって、あるきにくいことこの上ない。
ふと、紺色に染まった西空を見上げると、細い月と金星(だと思う)がならんで手稲連峰の上に光っていた。
2月のギャラリー日程のページをアップした。
また、「アート本情報2004」のページを新設した。ただし、従来の「アート本情報2003」のページも、まだあらたな評や情報などを随時更新していく。
1月24日(土)
ひさしぶりにデフラグをかけた。
詳細表示にすると、ちいさなタイルのような表示の色がつぎつぎとかわっていくのがおもしろく、長いこと見ていても飽きない。ヘタな実験アニメよりたのしいと思った。
もっとも、べつだんパソコンの操作性が向上したなどの変化はみられない。
1月23日(金)
プロ野球ヤクルトスワローズの抑えの切り札、高津投手が、米国の名門シカゴ・ホワイトソックスに入団することになった。通算セーブ数ではかの大魔神をしのぐリリーフエースである。ことし、ゴジラ松井やイチローとの対戦があるかもしれない。
高津というと、筆者には、数年前のテレビで、ヤクルトのキャンプを中継していたとき、クリスタルキングの「大都会」をふざけて歌っていたひょうきんな姿が記憶にのこっていて、つい「大都会高津」と口にしてしまうのだが、考えてみればこれは一般の人には通じない言い方だな。
1月22日(木)
民主党の古賀潤一郎衆院議員の経歴詐称疑惑が話題になっている。
きょうの北海道新聞夕刊にも「UCLAに行ってたなんてウソじゃないか」という記事が出ているが、「カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)」とあるのはそもそもおかしい。UCLAはカリフォルニア大学ロサンゼルス校の略称であって、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校とはまったく別の大学なのだ。
じゃあ、この記事がまちがっているかというと、そう話は単純でもない。彼のサイトを見ると、プロフィールにたしかに
U.C.L.A.(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス) |
C.S.C.B.(カリフォルニア州立大学ベーカースフィールド) |
などと書いてあるのだ。
いくら似ている名前だからといって、自分のかよっていた大学の名前をまちがうことは、ふつうはないと思う。
いままでだれもこの間違いに気づかなかったというのはけっこう情けない。おなじ選挙区の山崎拓陣営も、地元マスコミもふくめて。
1月21日(水)
胆振管内洞爺村の村長が議会で不信任になった。
道内では戦後4回目という。
合併問題へのとりくみをめぐって対立があったそうだ。彫刻コンクールはどうなるんだろう、と気になる。
だいたい市町村合併は、それぞれの市町村の独自の文化的取り組みをつぶすほうにはたらきがちであるし。
なお洞爺村は、洞爺湖の北側にある。温泉は南側にあり、自治体でいうと虻田町である(サンパレスは壮瞥町)。
1月20日(火)
道立文学館で「みのりの庭」を見た帰り、古本コーナーに寄ったら、中澤茂の小説「画家チヌカルコロ」(北方文芸刊行会)が600円で売られていたので買った。さっき、小林重予さんにインドネシアの本をすすめられて買わなかったので、わるいなー、と思ったけど。
この小説は、根室の孤高の画家、茂木幹をモデルにしたもの。02年に木田金次郎美術館で企画展「木田金次郎と茂木幹」を見たので、つい手にとってしまった。
こんな調子だから、読まない本がどんどん家に溜まっていくのだ。
あーとだいありーは、一部あすにまわします。
1月19日(月)
どうも更新がおくれがちでもうしわけありません。
16日に追記。朝、あるくスキーで水源地通りを通勤している人がいた。
17−19日は断続的に(?)雪かき。
18日は、バスが20分もおくれて来た。
終点の澄川駅にちかづくと、こんどは道幅がせまいので、ひどい渋滞になっている。バスの無線では、ひとつ手前の「澄川小学校前」から18−20分はかかると、とんでもないことを言っているので、澄川小学校前でおりて澄川駅まであるいた。
19日は、幹線道路は排雪がすすんで、渋滞はしだいに解消しつつあるが、生活道路は、雪がざくざくになって、身動きの取れない車が続出している。
1月16日(金)
15日は午前10時ごろ、吹雪がやんだ。
朝5時40分ごろ、雪かきをしようと思って、戸をあけたら、重くてなかなかあかない。
30センチの雪が吹きだまっているのであった。もうすこしで、家にとじこめられるところだった。
出勤時は大渋滞。ふだんなら1分で着くバス停とバス停の間に10分以上かかったりしていた。美園駅まで来た時点で40分近く遅れていたので、地下鉄に乗り換えた。
1月14日(水)
暴風雪。
日高管内えりも町庶野(しょや)の国道で土砂崩れが発生しひとりが生き埋めになったのをはじめ、新千歳空港は閉鎖、石北峠をはじめとする国道は各地で寸断、道東で停電など、たいへんなことになっている。
根室沖に、颱風(たいふう)並みの低気圧が停滞しているのが原因なんだそうだ。
札幌市内も、最大瞬間風速が30メートルという猛吹雪になり、ときには、都心でも100メートル先がまったく見えなくなった。
幹線道路ですら歩道の除雪がまったく追いついていない状態。車道も、雪がざくざくで、帰りのバスはふだんの倍以上の時間がかかった。降雪量が多いのではなく、風が強すぎるので、雪をどけてもすぐに吹きもどってきてしまうのだ。
筆者はきょうは夕刊社会面の担当だったが、このあおりで、作業時間が早版(印刷所から遠い地域に配達されるバージョン)10分、遅版は20分もくりあがり、たいへんなせわしなさだった(それでも、相当配達がおくれたと思います。かんべんしてください)。
しかし、筆者は精神年齢がひくいので、かなり意気軒昂として、ばりばり作業していた。
亡くなられた方はお気の毒だが、一般論でいえば、たまにはこのように、人間が自然の猛威にかなわないということを認識する機会はあっていいと筆者は思う。
そもそも、猛吹雪というのは、北海道の精神の根っこだ。
ゴーッという地鳴りのような音を聞き、雪が痛いほど顔にあたるのを耐えながらあるいているときほど、じぶんが北海道の大自然に生きているということを実感することはない。
有島武郎「カインの末裔」も、本庄陸男「石狩川」も、小林多喜二「東倶知安行」も、吹雪あっての名作ではないか。
1月13日(火)
列車に乗ってぼんやり車窓をながめていると、一部の都市周辺をのぞけばほとんどが真っ白な冬景色である。吹雪にかすむ裸木は、じつに美しい。冬の木というのは、どうしてこんなに美しく感じられるのだろうと思う。
およそ一世紀前、おなじ線路で札幌から歌志内をめざした国木田独歩のことを思う。
1月10日(土)
あいてる時間はほとんど雪かきばかりしているような気がする。正午現在、札幌の積雪は56センチ。
長いこと更新されずに放置されていた「展覧会の紹介」さくいんに、昨年2−5月ぶんを追加した。
なお、11日と12日は更新しません。ご諒承ください。
1月9日(金)
10日(土)には通常通りの更新ができると思います。
なお「2003年のベスト5」に筆者のベスト5を、遅ればせながら追加しました。みなさんもぜひご参加ください。
1月8日(木)
きのうにおなじ。
札幌市の新年恒例会で「君が代」をことしから歌わなくなったとかで、自衛隊幹部とか自民党関係者がいきりたっている。「君が代」が国歌にふわさしいかどうかはここでは措いとくとして、どうして「市」の主催行事で「国」の歌を歌わないことがそんなにわるいことなのか、さっぱりわからない。国の主催行事ならまだわかるんだけど。
1月7日(水)
もうしわけありませんが、片付けなければならない仕事があって、あーとだいありーなどの更新はもうちょっと待ってください。
1月5日(月)
エジプト沖の紅海に墜落した旅客機は、スイスの当局から点検された結果「危険だからスイス上空は飛ぶな」とお達しを受けていたらしい。
離陸する直前にトラブルがあったと、機内から携帯電話でつたえてきた乗客がいたという新聞記事もあった。離陸前にトラブルがあったんなら、むりして飛ぶなよなー。でもよく考えると、その時間に携帯電話をつかうのって、あんまりよくないんじゃないか。
1月4日(日)
ことしはじめての仕事。
社会面のトップ記事は、愛別での交通事故だった。ワゴン車がスリップして対向車線にはみ出し、長距離バスに衝突、旭川の一家3人が死亡、1人が重体。
バスは、網走・美幌・北見と札幌をむすぶ「ドリーミント・オホーツク号」。何回も乗ったことがあり、事故はひとごととは思えない。
バスの乗員・乗客にけががなかったのは不幸中の幸いだけど。
1月3日(土)
30日から泊まっていた義妹一家が北見に帰る。
「奥の細道」を読む。
日本国内にも、知らない土地と、それにまつわる逸話がたくさんあることを、あらためて思う。
1月2日(金)
子供を連れて「トミカ博」(Spica)へ。たいへんな混雑で、どのアトラクションも20−40分待ちだった。ちかくの北1条地下駐車場がめずらしく満車になっていた。
そのあと、JR札幌駅方面へ行ったけれど、これまた大混雑。不景気なんてどこの話、と思ってしまうけど、きっと地方都市はたいへんなんだろうなあ。
吉野家の苦境がつたえられている。牛肉のほとんどを米国から調達していたため、年末にふってわいたBSEさわぎの直撃を受けたのだ。カレー丼などの新メニューでのりきるというが、だいじょうぶなんだろうか。
そこで提案したいのだが、いまこそ十勝名物「豚丼」を展開すべきではないだろうか。牛丼のイメージにもっとも近いメニューだと思うのだが。
1月1日(木)
あけましておめでとうございます。
のんびりと新年をむかえております。
まだギャラリーがあまりあいていないうちに、昨年かきのこしたテキストをぼちぼち書いていきたいとは思っていますが…。
ことしもみなさまのご指導ご鞭撻を、心からよろしくお願いいたします。
左上の画像は、釧路芸術館のアイドル「かもめのももちゃん」です。
とりあえず、きょうはあーとだいありーは、なにも書いてません。