別所線に乗って・・ローカル線の小さな旅は別所温泉駅が終着駅
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別所温泉観光協会 |
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天下の奇祭 「 岳 の 幟 」 (たけののぼり) |
別所温泉 伝統行事 「岳の幟」 |
雨乞いと「岳の幟」
今から五百年ほど前の、永正年間の夏のこと、数十日間の日照りが続きで雨が少しも降りませんでした
水はかれ 作物はほとんど枯れてしまいそうになりました。
そこで村人たちは、別所村の西の方の夫神岳(おがみたけ)で九頭竜にお祈り
「大雨を降らせ給えばあらん限りの供え物を奉ります」と申し上げ 長い布を張って竜神の姿をあらわしお祭りを行ないました。
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すると 夫神岳の方から 九頭竜のような真っ黒な雲が現れ 南の女神岳に進み山をおおって
間のなく大雨が降り出し三日間続きました。
枯れ死寸前の万物がよみがえりました。
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※「ささら」とは、 直径3〜4cmの竹で作った2本の棒で |
今は 毎年7月の15日の週の日曜日に開催されています。
三頭(みつがしら)の獅子舞とささら踊りの子供たちが山の途中まで迎えに出て温泉街はにぎやかな祭り一色となります。