別所線に乗って・・ローカル線の小さな旅は別所温泉駅が終着駅 
・・ここからは 心の旅の始まりです

★★★★★★★★★★★★別所温泉の観光情報 ★★★★★★★★★★★

 出で湯めぐり ★

 文化財めぐり  

★ 岳 の 幟  

 別所の民話 

別所温泉観光協会

別所温泉旅館組合


上田電鉄別所線(時刻表)


別所温泉駅から
10分以内の

 

天下の奇祭 

「 岳 の 幟 」 (たけののぼり)


別所温泉 伝統行事 「岳の幟」

雨乞いと「岳の幟」

今から五百年ほど前の、永正年間の夏のこと、数十日間の日照りが続きで雨が少しも降りませんでした

水はかれ 作物はほとんど枯れてしまいそうになりました。

        そこで村人たちは、別所村の西の方の夫神岳(おがみたけ)で九頭竜にお祈り

       「大雨を降らせ給えばあらん限りの供え物を奉ります」と申し上げ 長い布を張って竜神の姿をあらわしお祭りを行ないました。


温泉街で行列を待つカメラマンたち


村人が持つ色とりどりの布が九頭竜のよう

すると 夫神岳の方から 九頭竜のような真っ黒な雲が現れ 南の女神岳に進み山をおおって

間のなく大雨が降り出し三日間続きました。

枯れ死寸前の万物がよみがえりました。


ささら踊りの子供たち(ささら娘)


行列最前列

      ※「ささら」とは、

直径3〜4cmの竹で作った2本の棒で 
右は握りを残し茶せんのように割ってあります。
左は握りを残し半分切り取って「のこぎり」のように
ギザギザに切ってありそれを左右でこすったり、
たたいたりして音を出しながら踊ります

今は 毎年7月の15日の週の日曜日に開催されています。 

三頭(みつがしら)の獅子舞とささら踊りの子供たちが山の途中まで迎えに出て温泉街はにぎやかな祭り一色となります。