山形市のシベール・パン工房の「イカスミバタール」と「イカスミロール」
山形市に本社がある美味しいラスクで全国的に有名なシベールのことは、2014(平成26)年3月30日山形市のシベールの期間限定の「金胡麻(きんごま)和三盆(わさんぼん)ラスク」でご紹介しています。
そのシベールのパン工房のパンのことは、2014(平成26)年7月23日山形市のシベール・パン工房の夏の菓子パン「アロエタルト」と「涼餡(りょうあん)パン」でご紹介しました。
今回は、シベール・パン工房の「イカスミ」を使った「イカスミバタール」と「イカスミロール」をご紹介します。
「イカスミ(イカ墨)」は、イカが敵から逃げるときなどに吐き出す粘性の高い黒褐色の液体で、イカスミの色素成分はメラニンで、アミノ酸が入っていて粘性が高くなり、食材として利用されてきました。
地中海地方では、イカスミスパゲテイやイカスミパエリアに使用されています。
イタリアのベネチアでは、中世にイカスミにペスト(黒死病)に対する薬効があるとされ以来好んで食べられています。
なお、「イカスミ」のことは、2014(平成26)年7月10日沖縄県の「沖縄ハム」の「イカ汁(イカスミ汁)」でご紹介しています。
「イカスミバタール」は、イカスミを練りこんだ棒状のフランスパンです。
「バタール」は、フランスパンの「バゲット」と「パリジャン」の中間に位置する重さと長さの棒状のフランスパンです。
黒い色がついたフランスパンで、イカスミの風味がして美味しいです。
ワインによく合います。
「イカスミロール」は、「ロールパン」にイカスミを練り込み、パンの中に「明太子(メンタイコ)」を入れたもので、シットリした食感とイカスミの風味とメンタイコの味が調和してワインによく合う美味しいロールパンです。
「イカスミバタール」は、1本237円です。
「イカスミロール」は、1本156円です。
購入したのは、シベール・ファクトリーメゾン店(電話番号023-689-1136)です。