福井県坂井市三国町にある、柱状節理などの荒々しい断崖絶壁が延々1キロメートルに渡って続く国の名勝・天然記念物に指定された観光名所「東尋坊」

2016(平成28)年12月10日

 今回は、福井県坂井市三国町にある、観光名所の「東尋坊」をご紹介します。

 「東尋坊」は、柱状節理などの荒々しい岩肌の海面からの高さが約25メートルの断崖絶壁が延々1キロメートルに渡って続く国の名勝・天然記念物に指定された観光名所です。

 「東尋坊」の柱状節理は、地質学的に珍しい世界に3カ所しかないという「輝石安山岩の柱状節理」の1つだとのことです。

 「東尋坊」の断崖の多くの場所に岩が柱状に割れて固まっている箇所があります。

 なお、「安山岩」は、火成岩の1種で地下のマグマが地表に出てきて急速に冷えてできたやや黒っぽい灰色の長石・石英などでできている重い岩石です。

 「東尋坊」には、「三段岩」とか「屏風岩」とか「蝋燭岩」とかの奇岩が沢山あります。

 海面からの高さが約25メートルの断崖が延々と続いています。

 なお、「東尋坊」の名前は、乱暴あるいは恋愛関係で恨みを買ってこの断崖から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧「東尋坊」の名前によるようです。

 

 「東尋坊」の観光は、断崖絶壁の上の遊歩道を自ら歩いて楽しむこともできますし、地上55メートルから「東尋坊」を眺める「東尋坊タワー」もあり、更に遊覧船に乗って海の上から「東尋坊」の奇岩や断崖絶壁を眺める約30分コースの「東尋坊観光遊覧船」もあります。

 

 「東尋坊」の観光案内は、

 「坂井市三国観光協会」(電話番号0776ー82ー5515)と、

 「東尋坊タワー」(電話番号0776ー81ー3700)があります。

 

 なお、「柱状節理」に関しては、

平成28年8月5日北アルプスの核心部にある、日本百名山である黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳への登山、そして富山県・岐阜県・長野県にまたがる三俣蓮華岳への縦走登山

でご紹介しました「黒部五郎カール」の柱状節理と、

2015(平成27)年2月3日静岡県伊東市の、大室山(おおむろやま)等の溶岩流と海の浸食作用で形成された荒々しい断崖絶壁の観光名所「城ヶ崎海岸」

の柱状節理でご紹介しています。

 

 また、「福井県」に関しては、

2016(平成28)年12月7日福井県福井市のJR福井駅前にある「福そば」の、福井名物の大根おろしを「うるめ」、「鯖(さば)」、「めじか節」を原料にした自家製だしのそばつゆに入れた「越前おろしそば」に、サクサクに揚げたエビなどの天ぷらが絶妙にマッチした「えび天おろしそば」

でご紹介しています。


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