個章・FAQ・水中は特殊?

質問内容 『水中は特殊だから・・・』
色々な人に話を聞いていると、よくこの言葉を言われます。しかし、何が特殊なのかをだれも言いません。
いったい何が特殊なのですか?

特殊という都合の良い言葉

僕も昔この言葉をよく聞かされました。そしてこの言葉は、いつも『水中写真は陸と違うから特殊だから・・・』で話が終わります。その内容について語られることがありません。

一種のマジックワードですね(^O^)
これは質問への、答えがわからない時に、誤魔化すために、そして話を止めるために使われるからです。

『水中は特殊だ』とだけ言う人は信用してはいけません。
なぜならば、何が特殊なのかを理解していない人の多くが、逃げるために使うからです。
(うちのHPにもこの言葉ないのかな?心配になってきたぞ(^O^)

特殊な撮影???

撮影により様々な撮影条件があるだけです。すべての撮影においてカメラの基本は同じです。ただその条件に対しての運用が変わるだけです。

さて、水中撮影の撮影条件について・・・

これは、もうすでに序章・水中と陸上の差に書いてあります。
●フラッシュ撮影であり。しかもフラッシュメインの撮影である事
●自然光が青いこと

この2つは、運用に大きな変化をもたらします。
他にも、一般的な撮影との撮影条件の差はあります。
●フラッシュGNが半分になる。水があるから〜〜水中マクロ写真ではおよそ半分になります。当然透明度によりGNの減り方は変わりますのでおおよそですけどね。
●浮遊物が多い。これも水があるからです。
●遠くが見えない。透明度50mは水中ではとても良いです。しかし、濃霧注意報の発表基準は、 陸上で100m以下、 海上では500m以下です。


しかし、このような撮影は、水中撮影だけではありません。同じような撮影条件はたくさんあります。

水中 陸上
フラッシュメインのフラッシュ撮影 物撮り
ミルククラウン
自然光が青い 夕焼け
朝焼け
昼光色の照明
電球色の照明
色っぽいお店
コンサート会場
舞台
GN半分
浮遊物
遠くが見えない



スモークの中

特殊かどうかは・・・

このような撮影を特殊と呼ぶかどうかは、レトリックの問題です。
●一般的ではない撮影条件だから特殊である。
●撮影条件の差はあるが、差を理解していれば、撮影は同じだ。

どちらでも内容は同じです。

ただ・・・水中は特殊だから・・・で、話が終わる人は、撮影条件の差・理論の差を理解していません。そのような人の話は聞くと混乱するだけです。

次に『水中は特殊だから』と言われたら、聞いて下さい。
『何が特殊なのですか???』と・・・
具体的に答えられない人の話はすべて無視(^O^)

撮影条件の差、理論の差を、答えられる人の話を、聞いて下さい。

まぁ・・・

理論や理屈や運用がわかっているからと言って・・・
写真がうまいのとは別の話ですけどね〜〜〜

それは僕が証明してるでしょ((+_+))
はぁぁぁ〜〜・・・。

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