ときどき日記(20020701〜20020715)

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2002/07/14(日)

 夏の夕暮れ時にぶらぶらするのは気持ちがいいです。

コミックビーム2002年7月号

 「敷居の住人」(志村貴子)最終回。連載始めたときにこの終わり方まで視野にあった、わけではないんだろうけど、漫画が終わっても物語は続く。この漫画らしい終わり方だと思う。長い間ほんとうにありがとうございました。
 この号では「トニーの背骨はよく曲がる。」(鮪オーケストラ)「釣れんボーイ」(いましろたかし)も最終回。「釣れんボーイ」は単行本になるのです。よかった。でもって「皆殺しのマリア」(竹谷州史+TKD)「ファンシージゴロ▽ペル」(水野純子)がスタート。「皆殺しのマリア」は前回作に引き続き音楽もの、ただし主人公がぐうたら男ではなくぶちきれ女。楽しみ。

コミックビーム2002年8月号

 エマが、エマがぁ。…というのはまあおいといて。
 こちらでは「BAMBi alternative」(カネコアツシ)が最終回。ぽつりぽつりと続いたシリーズ「期末試験前也」(新谷明弘)もラスト。単行本で読みたい、とやっぱり意志表明はしときます。もちろん新作も。
 「雪のマフ」千田悟史「くそがき」安永知澄が両方読切を描いてるめでたい号。千田悟史の「Winter Cicada」は個人的好みからするとやや無垢に過ぎるかな。安永知澄の「脱皮」は逆にひねた視点の漫画で、おいおいそんなオチでいいのかと最初は思うけど、でも実はそんなオチでいいのかもしらんと思えてくる。恋愛にたいした理由なんていらないのかもしれない。とりわけ中学生のころは。
 最古参格の「砂ぼうず」(うすね正俊)「おさんぽ大王」(須藤真澄)は健在、「少年少女」(福島聡)とか「よみきり▽もの」(竹本泉)とか「ウルティモ・スーパースター」(須田信太郎)とかもあいかわらずおもしろいのです。次号から唐沢なをきが帰ってくるのかあ。ひっさしぶりだなあ。

まんがライフオリジナル2002年8月号

 ゲストで「ひよこの大学」描いてるいずみって、前にコミティアでCG集買ったことある人だよ。CGとまんがで絵の印象がだいぶ違う。ばらスィーの絵と少し似てるかな。
 今回はいいお話の「エブリデイズ」(長崎さゆり)は、でも今回絵が荒れ気味かも。すこしもったいない。


2002/07/12(金)

増刊ヤングジャンプ漫革2002年8月5日

 もしかしてデビュー作かもしれない「ありがとう。」(海野みみ子)がいいなあ。ストーリーはこれまで幾度となく描かれたへたれ少年の反逆物語なのだけど、絵がとてもいい。とくに目がいい、だから表情がいい。たくさん読みたいなこのひとのは。

少年チャンピオン2002年33号

 「BM〜ネクタール〜」(藤澤勇希)が完結。ラス前は一瞬どうなるかと思ったけど、うまくまとめたと思います。決して大団円ではない終わり方もこの漫画にはふさわしいと思う。
 才気にあふれた作者の、実質的にこれが初完投になるのでしょう。まずは素直にそれを祝福したいです。そして辛抱強くこの漫画を掲載し続けた編集部に敬意を。

ヤングアニマル2002年14号

 いったいどこへ何を取材に行くのだろう竹下堅次朗は。


2002/07/10(水)

 夏の台風はちっとも涼しくない−−というのを身をもって実感する。大雨でむし暑いというのは勘弁してほしい。台風一過はやっぱり猛暑らしい、というのもやっぱり勘弁してほしい。だがどんなに勘弁してほしかろうと、夏は来たのだ。

 いっそノークーラーデーとかやってみるのはどうだろう。屋外の気温がどれくらい違うか知りたい。

漫画サンデー2002年29号

 そういや剛球少女は本になってたな。

零式2002年42号

 先月号です。休刊1号前。内容はいつもとそんなに変わらず。
 売れ行き云々以前に、この雑誌あまりにも本屋(というかコンビニ)に置いてなさすぎた気がする。


2002/07/09(火)

 シーズン増刊がなくなるってほんとだろうか。俺の好きな雑誌はみんなつぶれるのだ、と絶望的なことをつぶやいてみたくなる。また新しい雑誌ができるなら−−それがまた好きな雑誌になるのなら。せめてそんなことを願うことに。

微睡みのセフィロト/冲方丁(徳間デュアル文庫)

 「ばいばい、アース」の2600枚余りという第一印象が強烈だった作者の、これが初めて読んだ本。いったいどんなの書くんだろうと思ってたが、あにはからんやこれはごりごりのSFだった。四次元感覚の持ち主を登場させて世界のありようを粉砕していく手際は、もしかしたらほら話とそしる人もいるかもしれんけど、おれはこういうの好きです。ほらだろうがなかろうがおもしろいものはおもしろい。
 硬質な文章と奔放なイメージが共存してて、読んでてまったく退屈しなかった。SF好きな人なら。


2002/07/08(月)

 暑い暑い梅雨はもう明けたのか、と思ってたら台風が来てるのか。台風が抜けたあとはたぶん酷暑になるのでしょう。嗚呼どこかへ行きたい。

ヤングマガジン2002年32号

 ガタピシが載ってないのか。珍しい。

近代麻雀オリジナル2002年8月号

 うえけん「星間麻雀」が載ってたので。先月のは面白くなかったけど今月のはあたり…このあおりとこの肩すかしはパターンといえばパターンだが18番といえば18番。なんか次号シリーズ完結とか書いてあるけど、もしかして間違って本になったりするんだろうか。「宇宙麻雀」眠らせとくのはもったいないよ。


2002/07/07(日)

 久しぶりに横浜をぶらぶらと。

ヤングジャンプ2002年31号

 「若奥様のオナ日記」(武富智)の改訂版が。わかりやすくなってるし上手くなってるのだが、この読切はややっこしくて青臭いところが好きだったのだ。だから個人的には前回作のほうが…というか単行本収録はこっちになるのかなあ。

モザイクII/中井紀夫(徳間デュアル文庫)

 あっという間に読み終わるのは活字が大きいせいもあるけどそれだけでもないかも。まあ、このひとの小説は全部読むつもりだから。


2002/07/06(土)

1 バスに乗ろうと走ったらいつも乗らない長津田行きのだった。悔しいのでそのまま乗る
2 長津田で来た方の電車に乗ることにして、先に来た下りに乗る
3 町田で降りるつもりだったがなんとなくめんどくさくてそのまま
4 橋本行きの電車だったのでそのまま橋本で下車
5 津久井行きのバスが出ていたので乗ってみる
6 終点でこんどは相模湖行きがあったので乗る
7 相模湖駅でなんとなく上野原まで
8 ぶらぶらしたあと、引き返して八王子で下車
9 飯食って適当に歩いて帰る
 変な一日でした。

コミックフラッパー2002年8月号

 「雲のグラデュアーレ」(志水アキ+木原浩勝)第1部が終わってしまった。第2部もありそうな雰囲気だけど。
 新人さん3人が吸血鬼ものの読切3つ。なかではゆうの亜樹子「月蝕」がいい。過去2作はギャグだったけどこんどはシリアス、シリアスもちゃんと描けるんだ。上手いや。新人読切はもう一本「No.501」(奥田圭悟)が載ってて、絵と勢いは印象に残る。伸びれば面白そう。
 しかし気がついたら読んでる連載がずいぶん減っている。

戦闘員ヴォルテ/谷甲州(徳間デュアル文庫)

 バイテクによって作り出された戦闘用人間が自我を持って脱走、逃げ続けるお話。谷甲州らしく緊迫感があって引き込まれる。しっかりおもしろいけど未完なのは残念といえば残念。まあ、経過を楽しむ話だからこれでもいいのだけど。

ひまじん(1)/重野なおき(芳文社・まんがタイムコミックス)

 前に「ぼくの彼女はウエートレス」の感想で、いまいちピンと来ないのは舞台が狭い範囲に限定されてるせいか…みたいなこと描いたけど、これは面白い。アパートの部屋の中だけで登場人物もほとんど二人だけなのになあ。やっぱりキャラクター4コマはキャラクター造形が命ということなのかな。

マテリアル・パズル(1)/土塚理弘(エニックス・ガンガンコミックス)

 作者らしいための効いたギャグは随所に出てくるがいちおうまじめなストーリーもの。このパターンでは木村太彦がいまいち成功しなかっただけにちょっと心配だが、とりあえず1巻はおもしろかった。続きも読もう。


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