主の日

最後の審判(私審判)生命の書

覆われているもので現わされないものはなく、隠されているもので

知られずに済むものはない(ルカ12・2)盗人煉獄

 

1.聖書

2.スウェーデンボルグ

3.ヴァッスーラ

4.マリア・ワルトルタ

 

 

 

 

1.聖書

 

 

マラキ3・19−24

 

見よ、その日が来る

炉のように燃える日が。

高慢な者、悪を行う者は

すべてわらのようになる。

到来するその日は、と万軍の主は言われる。

彼らを燃え上がらせ、根も枝も残さない。

しかし、わが名を畏れ敬うあなたたちには

義の太陽が昇る。

その翼にはいやす力がある。

あなたたちは牛舎の子牛のように

躍り出て跳び回る。

わたしが備えているその日に

あなたたちは神に逆らう者を踏みつける。

彼らは足の下で灰になる、と万軍の主は言われる。

わが僕モーセの教えを思い起こせ。

わたしは彼に、全イスラエルのため

ホレブで掟と定めを命じておいた。

見よ、わたしは

大いなる恐るべき主の日が来る前に

預言者エリヤをあなたたちに遣わす。

彼は父の心を子に

子の心を父に向けさせる。

わたしが来て、破滅をもって

この地を撃つことがないように。

 

 

 

 

2.スウェーデンボルグ

 

エホバの日

 

天界の秘義5798[2]

 

エホバはその怒りの器をもって、全地を破壊される。見よ、エホバの日が来る、残酷な憤り、怒りをもって来て、地を荒地とし、かれはその中の罪人を滅ぼしてそこから絶たれるであろう。わたしは天を揺るがそう、地は万軍のエホバの憤怒により、その怒りの憤りの日に揺すぶられて、その所から離れ去るであろう(イザヤ13・5、9、13)。

 

ここの『天』と『地』は教会を意味しており、それは真理と善から離れ去ったため、その剥奪と破滅とがエホバの『憤怒、怒り、憤り』により記されてはいるが、事実はその反対である、すなわち、悪の中にいる人間が憤怒し、怒り、憤って、善と真理とに対立するのである。悪から発している刑罰が外観のためにエホバに帰せられているのである。聖言の他の所には時折教会の最後の時とその破滅とが『エホバの怒りの日』と呼ばれている。

 

 

天界の秘義10609

 

主が来られること。そのとき教会の剥奪が起こる。

 

 

3.ヴァッスーラ

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P255

‘88・7・25

 

私の日が近づいている そして盗人のように、思いがけず、警告しないで私は訪れる、エルサレムよ! あなたは主なる私を裏切り、心の真っただ中には悪が根づいてしまった、そうだ エルサレム、槍の刃があなたの中にあり、裏切りと異端が充満している、その邪悪さが私に気づかれずに済むと どうして信じられたか! 不意を突き あなたを倒しに来る、稲妻のように降って 打ち破ろうと もう今や戸口にたたずんでいる ♡ あなたは我が恵みでなく 敵の権力を選んだ、光である私を選ぶかわりに 闇の獣を頼りに邪悪さを選んだ。 私は自らの手でその座を覆し 悪を行い真理の道を遮るすべての者たちを 打ち倒しに来る。 エルサレム! その艱難は始ったばかりだ、私の火であなたを掃き浄め 清くする、悪の根と 私のからだを血色悪くさせてしまった、もう羊飼いは要らないとする、あのすべての教義を焼き尽くし 根絶する。

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P276

‘88・8・15 被昇天の祝日

 

主イエスよ、祝福をお受け下さい。

 

♡ 主なる私はあなたを祝福する ♡ 我が聖心は痛みにあえいでいる、私を愛し祝福し 探し求めるすべての人は、茨の棘に包まれた私を癒し 慰めてくれるように、私は小さな霊魂たちのほうを向き そのほうに行く、そこには小さいがゆえに憩いがある、安らぎがある、

 

ああ イエス、そのように苦しんでおられるのを感じて私はとても辛い・・・

 

救われる必要のある霊魂のために祈りなさい、私に向って祈りなさい 私の名は救う−者(He‐Who‐Saves)。 時が失せている、もう清算する日々が始った、報復の時代が来ている、この時代の罪があまりに大きく 背教が非常に深刻なため 私どもの心はどちらも その不正と目にあまる背きによって たび重ねて貫き通された、私に立ち返り 私のほうを振り向くようにと懇願する そうするなら本当に赦す! 愛にしっかりと留まるなら 祝福を降り注ぐ、互いを正しく扱い 親切にし、互いに愛し合い、我が光の子となりなさい。 どのように多くの艱難が近づいているかを理解しなさい、それらはあなた方の霊魂に蓄積した悪によって引き起こされている、私に立ち帰り 我が血潮で清められなさい ♡

 

(後ほど)

 

♡ 私はあなたの聖なる母、我が子たちよ、神に立ち帰りなさい、戻ってくるようにお願いします 神はきっとお赦し下さるでしょう、その慈しみは露のように降り注がれています 被造物よ 花のように開いて光を吸収しなさい、あなた方を呼んでいます、励まそうとして、けれど私どもの呼びかけを何人が知っているでしょう? 何人この呼びかけを信じるでしょう? ほんの一抱えしかその呼びかけを信用していないというのは 心が痛みます。 この世代は固い岩の心になってしまいました、理性主義に目がくらみ 神のなさり方を忘れています、神の素晴らしい御わざを忘れてしまいました、主が全能で慈しみに満ちておられるのを忘れています、神の被造物がこれほど低く堕落してしまったことは今までありません、ソドムとゴモラの時代でさえも、あなた方の冷淡さは永劫を貫き、信仰の無さがあなた方を告発しています、私の幻視そして神がメッセージを与え祝福した人びとに対する無情な迫害は 転びの一つの原因となるでしょう。 あなたの聖なる母、救い主の母なる私は、悔い改め 変わるようにと切に願います、私たちのもとに戻っていらっしゃい、聖なる生活を送りなさい、神の眼差しのもとで聖なる生き方をするのです、手に善い行いをいっぱい携えて 清さのうちに神と顔を合わせる用意をしなさい ♡♡♡

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻Pxvii

 

「悲しまないように、友よ 私を愛する者たちよ、 私の堪え忍んでいるものを忍びなさい、しかし、私を慰め 信じるように。私の名のもとに 大いなるわざをなし遂げるであろう。 私が寛容であるように寛容でありなさい。 私は飢え、渇き しばしば餓死しそうであったが あなたは助けに来てくれた。善いわざを続けなさい 報いよう。まことに言う あなたは独りではない、私がともにいる。 私と一致し 平和のうちに生きるように。あなたは私の血の子孫 王国の跡継ぎです。主の心が愛であり 掟の心は愛に基いていることを伝えなさい。私の家に管財人は不要だと 私の者たちに伝えるように。この者たちは私の日に正当化されることはない 我が家を一つの事業としてしまったのはまさにこの者たち。 あなた方の心に住むように 私は、我が霊を送った、このため 私の教会があなた方の心のうちに再建され、心のうちで互いを兄弟と認め合うようになるのを あなた方のうちに住む霊が 指し示して下さるであろう。」(ノート55、‘91・9・9)

 

 

ヴァッスーラ・神のうちの真のいのち・7巻P232

‘95・2・8

 

まったく予想しない時、しるしを与えずに、私は訪れる。 突然、思いがけない時に、嵐となって呑みこむ火の炎が訪れよう、あなたが待つものは 訪れる。 私は語り 語ったなら、私の声は地球の要素を その罪科ともども熔かすであろう ♡ 永遠の愛をもって皆を愛し その情愛は言葉では 言い尽くせない、だがいつまでも私の名が冒涜されたままでよいだろうか? 皆を打つのは辛く 私はしようとすることを深く悲しみ 悲嘆にくれている。 不本意ながら火をもってあなた方を罰しなければならない。 私は意図を成し遂げ 最後まで計画を実行する。 私の声に耳を閉ざすことなく みことばを擁護したあなた方には、こう言っておく: 心を痛めないように、私の目はすべてを見ている、そして一人一人をその行いで判断する。 私は常にものごとを前もって知らせるがゆえ 私の日か訪れた直後に右の手で何をなすかを あなたに示そう。 私は右の手で 地と天の新しい基を築き、残された者たちをふたたび 私の輝きと神性でおおう。 そこで、娘よ、あなたの子孫たちには希望がある。 私が あなたの希望。 多くの人をいのちに立ち帰らせ、あなた方の上に我がひとり子の新しい名を担わせる。

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P18

‘99・2・5

 

誰であれ誤った道を進みながら 御父の憤りが減ったとは 考えないでほしい。 御父の慈悲は大きく深いが 厳しさにおいてもまた大きいのだ。 そして ああ、世代よ、天罰をどう逃れようとするのか? 長年播いてきたものを あなた方は刈り取ろう・・・

 

そこで、ヴァッスーラ、あなたのレースはまだ終わっていない、集会で私の名をほめ称えなさい。 私はあなたに 父親の心をその子どもに 子の心をその父親に向けるという霊的賜を与えた。 あなたの賜、そしてその労苦は 多くの人びとの益となる。耳をかす者たちは心に成聖の恵みを受け これらの恵みは罪より生じた多くの悪習慣を癒そう、恩寵もたらす我が聖霊を 彼らは迎え入れたがゆえ。

 

この日々は 聖書では私の日と呼び、すべてを呑み込む火について述べている、悔い改めない心は 悲しいかな! これ以上どう警告出来たであろう、世代よ?

 

我が神聖な訪れは差し迫り 浄めの火が近づいている そして霊魂は、その熱で、蝋のように溶け出す。私は身を低くして親密にして神聖な友情を与えてきた、そして今もそうしているが、世代よ、それを受け入れず 花婿が与えていたものが何かを あなた方の多くは理解しなかった。

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P228

‘02・6・1

 

主の日とは何か? たえず私に反逆してきた者たち そして今もそうしている者たちはその日を そしてその意味する一切を身をもって知るだろう。 突然それは落雷のように 違背者たちを襲い、彼らは 恐るべき火のような 人間の松明となる。 そう、地上は、あなたが言ったように、炎に包まれ 彼らの心象が啓示として 自らに示されよう。 我が日には 我が聖なる火が 硬直した心を情け深い心に変える。 地上の人は苦悶しつつ その意識も魂も十全に目覚め、自らの怠慢や不足、堕落への傾向、無法ぶり そして言うまでもなく、私の復活と あなたの日常生活における我が偏在を 恥ずべきことに否認してきたことに気づこう。

 

私の日には天が開いて、自分たちを神々と宣言して、私を拒んできた者たちは 厳しく裁かれる。 長い歳月をかけてあなた方を教え導いてはこなかったと 言える人がいようか? 不思議を用いてこの歳月をかけてあなた方を教え導いてはこなかったと 言える人がいようか? 不思議を用いてこの年月我が力を証明してきたであろう? 我が三位一体の聖性がいかに荘厳であり 我が名がいかに厳かなものかを 推しはかったことがあるか? 私の偉大さを主張し あるいは畏るべき壮麗さと力を 人びとに告げ知らせたことがあるか? 言っておく、誰であれ私の日に 我が光を持たない者は 悲しいかな・・・この者たちを私は 火をもって浄化する。

 

愛に基づく我が教えと 我が掟を守り、地の塩である人びとは、火による試練を受けない、私を彼らの神とし、私をいのちの主として受諾したがゆえ。 彼らはすでに試され、もはや私の一部として至高の神と一致し 絶え間なく我が聖なる光のうちに存在する。 そしてあなたも言ったように、娘よ、ノアの時代には 我が訪れと共に 天は大雨を降らせた。 そして今地上は 火によって炎に包まれ こうして試される。

 

私の日は 差し迫っている、そこで死骸にとって我が再臨の日は 悲しいかな。 私の日が訪れたとき、物質を人生の中心に置いてきた人たちは悲しいかな。 私は 火の姿で現われる。 その足音はすでに聞かれ、多くの人は私の足跡を見た。 恵みの日々には慈悲や灯火として私自身を顕してきたが、認めなかった人たちに私自身を顕すとなったら、今度は 焼き尽くす火として 自らを示そう。

 

なんと、私が気づかれないまま通り過ぎると 思っていた者がいるのか? そして報復せずに主人は あなたのそばを通り過ぎると いまだに信じているのか? そこで、日々悔い改めるのは 良いこと。 そして私の種子を運んでいるあなたは、種播きをしながら 歌いなさい、娘よ、後ろを振り向かないように。あなたに教えてきた通り、神学とは あなたの神なる、私を観想すること、これがあなたの 霊的土台。 そしてこの土台の上に 様々な層(レベル)が築かれている。 一つの層は神への知識。 この神への知識は 書籍によってではなく 英知によって得られる。 聖霊の光によらなければ、神は あなたにとっては知り難く 隠れたまま。 そう、それは知性の実ではなく 神によって注入され、愛せるように変容した霊魂のうちに与えられる。 別の層には 霊の貧しさを見いだす。 この霊魂は その貧しさにおいて私を所有し、我が王国は彼女のものとなって、我が言葉の運び手となる。 このような霊魂は無となって その中では、私だけが存在する。 私が唯一 彼女の主人 そして全てである・・・

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P264

 

‘02・9・13

 

私が主の日と呼ぶ、この日が訪れたなら、目から鱗が落ちて あなたは本当の自分を見よう。 そして我が火は うろたえるあなたを 無となるまで小さくする。 だが、恐れにあえがないように、朗らかにしていなさい、ほかにどうやって あなたは私のそばにいられるであろうか? 残りのどんな悪への傾きも 不活発になるだろう。 この浄めは 霊魂をあてもなくあちこちの危険へと向わせず、あなたを 唯一の花婿なる私へと向わせるため。

 

主の日が意味するものを あなた方の多くが理解しているとは思えない。 小鳥の啼き声がやみ さえずりが途絶えたなら、この沈黙のうちにあなたの隠れた行為を、善悪を問わず、裁きの場に引き出すと知るように。 主の日は ちょっとした裁判にたとえられる。 それはあなたの霊魂を 我が栄光および私との全き一致へと導く 火による浄化である。

 

霊魂が罪でひどく汚れ、私と天使たち、聖人やひじりたちにも、憎悪すべきものなら、我が訪れによってひどい痛みを覚えよう そして彼女(*)は私の日を免れない。 ほかにどうやって あなたの霊魂を不滅で 罪の汚れのないものとなしえよう? こうした霊魂たちを ほかにどうやって悔い改めへと導こう? 我が火によって裸にし 自分自身をありのままに見たときに初めて、そのとき初めて 自分たちがいかにサタンに占有されていたかに気づく。

 

我が聖なる火を点火し、浄める者たちを、私は この霊的な火によって燃え尽くし 目覚めさせて 遂には自分たちがどう変容させられているかを 気づかせる。 この変容は痛みを伴うが、変容をもたらす我が火の愛によって、歓びも同時に伴う。

 

体と霊魂のうちに私をすでに所有し 私もその人を所有している者たちには、主の日は訪れず 経験もしない。 どうしてか? 聖霊は 自らの通過を彼らのうちにすでに 感じさせたがゆえ。 彼らはもうすでに主の日が訪れた者たち。 その日を、我が祝福の日とも呼べよう。 その日以降は、悔い改めと我が掟にたいする従順が 私が火によって刷新していく者たちのテーマとなる。 今は岩のように頑なな霊魂たちも私は和らげ 氷のような心をも温める、そして彼らは復活するや直ちに 我が現存を感じよう。

 

 

* 霊魂のこと。

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P280

‘03・1・10

天の最も高みより発せられた頌歌を あなたの口に置いては 我が賛美歌を皆に歌ってきた。 私があなた方の救い主だと 皆に証ししている。

 

悔悛の秘跡と償いの行為と祈りを 私は求めてきた。 皆が美徳の生活を送るよう 教え導いてきたであろう? この年月 私の慈悲と計り知れない善意を 皆に示してきたであろう? こう書かれている:

 

「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。 主はこの地を圧倒される。 地の果てまで、戦いを絶ち・・・」(*)

分かるか?あなた方の働きが必要なのではない、兄弟たちよ、その愛を必要とする、そして同じように我が姉妹たちよ、償いの行為として あなた方の愛も必要です。 私は 平和のメッセージを届に訪れ我が好意も示してきた、それにふさわしくない人たちにさえも、しかしこの世は耳が塞がれている。 その土壌は、ヴァッスーラ、世界が耕してきたこの土壌は 間もなくその破廉恥な収穫を上げよう・・・ic ♡

 

*詩篇46・9−10

 

 

4.マリア・ワルトルタ

 

マリア・ヴァルトルタ「手記」抜粋/天使館/P141

 

  天の父からの豊かな賜物も、天に現われる恐るべきしるしも、あの時代の生者たちをの子とすることは出来ないだろう。その時、わたしの大いなる恐るべき日が到来するだろう。

 

 それは二十四時間から成る一日ではない。わたしの時は異なる測定をする。『日』といわれるのは日中に働くからであり、その時間中、わたしは力を尽くして働くだろう。地上に生きている人々の最期の選別を行うだろう。それはサタンが最後の猛威を振るうときに行われるだろう。

 

 その時、彼らのうちにをもつ者たちと、サタンの国をもつ者たちとを見るだろう。サタンの国をもつ人々が、口で、行為で、何よりも心のなかでわたしの律法を蔑み、に対する最後の涜聖罪を犯し、最悪の冒涜を行ったあと、をそのうちにもつ人々、すなわちの子供であり臣下である人々は、最終戦の嵐が筆舌に尽くせない恐ろしさで大地の上に吹き荒れているあいだに、わたしの十字架にしがみつき、わたしのを呼んで救いを求めるだろう。そしてわたしの裁き主としての来臨は、この人々をおびえさせず、ヨエルがの『残りの者たち』と呼んだ人々、すなわちサタンの略奪後に留まった忠実な人々は救われる者たちなのだから、むしろそれは彼らの歓喜となろう。

 

 このわたしの子供たちは祝福されよ、祝福されよ、永遠に祝福されよ。永遠の楽園は彼らのものだ。主に忠実であったすべての時代の人々と一致して、その所有は永遠の至福である神を所有するであろう。