改革派
1.他のキリスト教徒は―改革派と呼ばれている
霊界日記5669
大半のキリスト教徒は、法王派と呼ばれて、天と地における主の権能(ちから)を彼ら自身に僭取し、従って主から神性をことごとく取ってしまって、その神性を主の中に承認はしないで、彼ら自身の中に承認しているからである。そして他のキリスト教徒は―改革派と呼ばれているが―神的なものは主に属しており、主は父と一つであることを、実に知ってはおり、教義から告白はしてはいるものの、それでも、主のことを考えると、主を彼ら自身に似た人間を考えるようにしか考えはしないし、そうしたときは主の神性は全く考えはしないのであり、それで、また、彼らは父に、御子のために彼らの求めるものを与えてくださるようにと祈願して、主には行きはしないのである。そうしたものがかのキリスト教徒の考えである。ここから彼らは、善良なマホメット教徒らは、その心の中では、主については、キリスト教徒よりも善く考えていることを認めたのである。
最後の審判とバビロンの滅亡63
その教皇派の国民の中で敬虔な生活をし、善に居て、たとえ真理にはいないにしても、なお情愛から真理を知ろうと願った者は、連れ出されて、西方の前面の、北に近い或る地域に入れられ、そこに住居を与えられ、その社会が建てられ、次に改革派から来た祭司がその許につかわされ、その祭司たちは聖言から彼らに教えた。彼らは教えられるゆえ、天界に受け入れられる。