でぼこの山歩き07年



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関八州見晴台2007.12

扇山2007.11

浅間隠山2007.11

八甲田山2007.9

金峰山2007.8

秋田駒ケ岳2007.7

甘利山2007.6

伊豆ヶ岳2007.5

陣馬山2007.4

弘法山2007.4

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2007年12月×日 関八州見晴台
奥武蔵の関八州見晴台(711m)に登りました。

5月に登ってバテた伊豆ヶ岳〜子の権現コースで最後にたどり着いた駅 西吾野から登ります。 子の権現とは西武線を挟んで反対側に位置してます。
登り始めて30分ほどで 子の権現遥拝所の看板があって 正面に子の権現が眺められます。
子の権現

さらに 一時間ほどで 高山不動尊に到着
本堂への石段。 急です。
高山不動は関東三大不動尊の一つで(他は 高幡不動 成田不動)
ご本尊 軍茶利明王は重文だそうです。(赤い旗には国宝とかいてありますが・・・)
境内には樹齢800年の大イチョウがそびえてます。
大イチョウ

不動尊から20分ほど 登り始めから2時間弱で 頂上です。 標高差460mくらいです。
関八州見晴台 山頂

高山不動尊奥の院。荒れています。

山頂からは その名の通り 関八州が見渡せます。
でも今日は 残念ながら霞みがかかってクッキリとはいきません。
武甲山
石灰岩の採掘で 平らになってます。

伊豆ヶ岳

さすがに 山頂は寒く いつものワンタンの温かさが ことのほか染み渡ります。
山頂で 一時間ほど過ごして 下山。

ところで関八州というのは
武蔵国(武州)、相模国(相州)、上総国(総州)、下総国(総州)、
安房国(房州)、上野国(上州)、下野国(野州)、常陸国(常州)
の八ヵ国のことです。
ちょうど 「八州廻り桑山十兵衛シリーズ」を読み終わったところだったので ちょっと詳しいのです。
でも この辺りが出てくる話はなかったような・・・。
でもでも 西吾野までの電車の中で読み始めた 「啓順凶状旅」 のしょっぱなのところで 啓順が館林から甲府まで逃げる途中 秩父での話しに 正丸峠や吾野が出てきたのには びっくり。
(今 ちょっと 佐藤雅美にはまっているのです。)

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2007年11月×日 扇山
扇山(1138m)に登りました

扇山は山頂からの富士山の眺めが抜群といううわさの山です。 今日は天気がいいので期待できます。
大月CC入口の梨の木平の駐車場に車を置いて登ります。
杉林の木漏れ日の中を登ります。
水呑み杉付近

大久保のコルまで 1時間強。この付近では もう杉林は無くなり クヌギなどの落葉樹林です。紅葉も美しいです。


1時間20分弱で山頂到着。 登山口から標高差約500m。
扇山山頂

噂に違わず 富士山がバッチリです。 スバラシイ。




山頂は 草地の広場になっています。他に登山者は誰もいません。
ブランチを食べながら ゆったりと 富士山を堪能します。
下山する頃になって 何人か登ってきました。
帰りは 大久保のコルから ちょっと反対側に登って大久保山に寄りましたが 見晴らし全く無し。
大久保山(1109m)

でも 足元に リンドウ発見
実に美しい色合いです。



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2007年11月○日 浅間隠山
浅間隠山(1757m)に登りました。

浅間隠山(あさまかくしやま)は 群馬県側から眺めると  浅間山を隠してしまうのでこの名が付いているらしい。 200名山の一つです。
軽井沢からバスで北軽井沢まで行き そこからタクシーで登山口まで行きます。
帰りのタクシーを予約して 直ちに登り始めます。
カラマツ林の中を登ります。
比較的なだらかな登りをカラマツの落ち葉を踏みしめながら30分ほど登ると  浅間隠山の全貌が眺められます。
左側ののっぺりしたほうが山頂
この辺りから 右側に見えるピークまで 30分くらい急坂です。
ピークを過ぎれば 熊笹の中を頂上までは楽です。
登りはじめて 1時間20分位で山頂到着。 歩行距離2.数km 標高差約400m。
山頂 後は浅間山
既に今年2度降雪があったとかで 冠雪の浅間山が眺められるのではと期待しましたが  残念ながら全くとけてました。山頂付近からは 煙がうっすらと・・・。 

浅間隠山山頂は ぐるり360°の展望が開けてます。
妙義山を望む

紅葉の山々を見下ろす

浅間隠山も花の多い山ということです(花の100名山)が さすがに今の時期 ほとんど咲いてません。
まゆみのみ
まゆみはどこにでもある潅木だそうで 初夏に咲く花は小さな白い花で全く目立たないので 今まで 気がつきませんでした。
秋に このような赤い実をつけるので 結構目立ちます。
まゆみの木は弾力性に富むので 昔は弓に使われたので この名(真弓)が付いたらしい。
中国では檀。
この木は 万葉集や源氏物語にも出てくるそうです。
  南淵の細川山に立つ檀弓束巻くまで人に知られえじ (詠み人知らず)
えぇっ そんなこととは 全く知りませんでした。

咲き遅れた アザミとリンドウです。
アザミ

リンドウ

今回 天気は晴れ 北軽井沢付近で気温12° 頂上でも風弱く パーカーの類は着なくても OK。 でも下山した後 特に軽井沢の駅ホームはめっちゃ一番寒かった。

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2007年9月○日 八甲田山
八甲田山(1585m)に登りました。

またまたいつもの 吉永小百合の切符を 今回はフルに使った二泊三日の旅で 八甲田山と岩木山(いずれも百名山)を踏破する計画です。
一日目 青森駅→三内丸山遺跡見学(往復バス)→(バス)→酸ヶ湯温泉(泊)
二日目 酸ヶ湯温泉⇔大岳(往復 約4時間半)→(バス)→青森駅→弘前駅→ (バス)→嶽温泉(泊)
三日目 嶽温泉→(宿の車)→八合目⇒岩木山(往復)→(バス)→青森駅

ちょうど 台風接近と重なって 天気が心配なことになりました。
一日目はほとんど晴れ。 遺跡を見学しました。(このころ東京はすでに大雨。)
三内丸山遺跡は4000〜5000年前の縄文時代の遺跡だそうです。 大規模な集落の跡が見つかったことで 有名になったらしい(知らなかった。)
現在も発掘調査が続いてます。
立派な資料館も建っていますが すべて入場無料です。

高床式住居
縄文時代に高床式があったなんて 学校で習ってないぞ。
しかも 手前の一棟は校倉造りみたいだ。
知らないうちに歴史はかわっているんだ。

柱の跡と思われる穴が六つ。
保存のため ドームで覆われて 湿度管理がされているようです。
この穴と中にある丸太の名残りから
こんな巨大櫓を復元しています。
この遺跡のシンボルになっているようです。
こんなのを想像してしまうなんて 考古学って スゴイですよね。
でも 横に立っている看板の解説をよく読むと 「違うかもしれない」 と書いてありますね。そりゃそうだよね。なんせ5000年も前のことなんだから。
まあ こんなのがあったら ロマンがあっていいなって感じですね。
てなことを言いながら 遺跡見学終了。

一旦青森駅まで戻って 今度はJRの十和田湖行きのバスで 本日の宿になる  酸ヶ湯(すかゆ)温泉に向います。
酸ヶ湯温泉は八甲田山の中腹(標高約900m)にあります。
八甲田山はいくつもある山の総称で かなり広い範囲を八甲田山とよんでいるようです。 その最高峰が大岳(1585m)ということです。
八甲田山といえば 青森第五連隊の悲惨な遭難事件が有名ですが この雪中行軍も 青森から 八甲田山の麓 標高500mくらいのところを通って  田代まで抜けるという計画だったようです。 というか 吹雪で八甲田山のほうに迷い込んで遭難したということらしい。

温泉はその名の通り 酸性。顔を洗ったらすごく目にしみました。
でも 湯船も広くて なかなかいい湯です。
天気予報を気にしながら温泉の夜はふけます。
二日目朝は なんとか 雨は降っていないようです。 少し早めに出発します。
宿のすぐそばが登山道入口です。
登山開始

仙人岱付近。 かなりガスってます。

約2時間半で 大岳山頂到着。山頂は濃いガスと強風で 留まっていられません。 大岳山頂。 視界ゼロ。

すぐに 元来た道を引き返しました。
でも なんだか 登りの時より ガスが少なくなっているみたいです。
小岳方面。視界クッキリ。野草の紅葉が美しい。

はるかに 岩木山も

酸ヶ湯温泉に戻って 振り返ると 大岳の姿が山頂まで見えます。
なんだか 一番ガスの多い時に登ったみたい・・・。

大岳は 酸ヶ湯から標高差約600mありますが その割には楽でした。 山頂近くを除いてはなだらかなことと なんといっても登る一方で アップダウンが無いのが楽なのです。

八甲田山の花々(名前が違っていたら教えてください。)
オオバギボウシ

アザミ

コケモモ

ナナカマド

ノイチゴ

ヤマアジサイ

下山後 一風呂浴びてから 再び青森まで戻って 列車とバスを乗り継いで 次の宿の嶽温泉へ向います。嶽温泉は岩木山の麓にあります。
気になる台風は明日の午後にこの辺りに近づくらしい 今のところ 雨も風もありません。
岩木山は8合目まで 車で運んでもらえるので うまくいけば  明日の午前中に岩木山を踏破出来るのでは と期待して 温泉につかります。
酸ヶ湯よりずっと狭いですが ここもなかなかいい湯です。
夕食に出された 「嶽きみ」が実に旨い。 (さて問題。「嶽きみ」とは一体なんのことでしょうか? )

いよいよ 三日目 早朝 予想外の強風 未だ雨は降っていませんが 最初は見えていた 岩木山の稜線がみるみる ガスに覆われて 今にも降り出しそう。
台風接近にもかかわらず 無謀な登山で遭難 などと新聞に出るのも 晴れがましいので 岩木山は断念。
それより 帰れるかどうかの方が心配となってきました。
どうにか 東北新幹線 40分程度の遅れで 無事帰りました。

ところで いつもながら 泊りがけ山登り計画の良いところは 天気が悪くて 山に登れなくても いい温泉を楽しめるようになっていることですね。 英ちゃんえらい!


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2007年8月○日 金峰山
金峰山(2598m)に登りました。
山梨県と長野県の県境にあります。百名山の一つです。
「きんぷさん」とも「きんぽうさん」とも言われますが  検索では 「きんぽう」となってます。
塩山から大弛峠(おおだるみとうげ)まで 車で 林道(川上牧丘線)を登って行きます。 ここまでで既に標高2360m。いいですね。
林道といっても 舗装されています。(数箇所 補修中あり)
この林道は 峠を越えると 長野県側になりますが そちら側は全く整備されていないようです。 でも ナビは どうしても 大回りして長野県側から行かせようとします。(バカナビ)
大弛峠から 尾根伝いに 朝日岳(2579m)を経由して 金峰山を目指します。
途中の富士山の眺めがすばらしいです。
雪がほとんどありません。

金峰山のシンボル 五丈岩を望む。

瑞牆山(みずがきやま 2230m)を望む。

登り始めて 2時間20分ほどで 山頂に到着。

見晴らし抜群です。

五丈岩
五丈というから15mということですが もっとありそう。

山頂から 富士山を望む。

山頂から少し戻ったところで 食事にしましたが
なななんと ちょうどその場所に 「コマクサ」がさいているではありませんか!!

花が咲いているのは一株だけでしたが 近くに数株生えていました。
増えるといいですね。

帰り道では 鹿に遭遇。


さらに下っていくと 楽器を背負って 登ってくる3人連れに遭遇。
なかの一人が プロのジャズトランペット奏者だそうで  なんでも 金峰山荘で演奏するとか
希望に応えて 音色を聞かせてくれました。実に良い響きでした。
ホームページはこちら



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2007年7月○日 秋田駒ケ岳・乳頭山
一泊二日で 秋田県の乳頭山(1477m)と秋田駒ケ岳(1637m)に登りました。
例によって JRの吉永小百合の期間限定お徳切符を使います。

一日目 東北新幹線 田沢湖 →(バス)→孫六温泉⇒乳頭山⇒孫六温泉(泊)
    標高差 約600m 往復約4時間の行程です。
二日目 孫六温泉→(宿の車)→(バス)→駒ケ岳8合目⇒男女岳⇒横岳⇒駒ケ岳8合目
    →(バス)→田沢湖
標高差 約300m 約5時間の行程です。

孫六温泉から いきなり 急坂を 登り始めて 1時間半くらいで 田代平(1270m)に到着。
ここから先はなだらかな登りです。
このあたりは 湿地帯です。高山植物も豊富です。
田代平山荘前の沼

田代平付近より山頂を望む
乳頭山はその名の通りの形をしています。

ところが 頂上付近の 反対側は 切り立った絶壁になっています。
岩手側からは 烏帽子に見えるということから 烏帽子岳とも呼ばれているらしい。
山頂手前から 山頂を望む。絶壁。

山頂到着
山頂より 岩手山(2038m)を望む

山頂より 田沢湖を望む

ひたすら下って 孫六温泉へ
孫六温泉
孫六温泉は乳頭温泉の一つで 秘湯です。
露天風呂
お風呂は5っありますが、どれも お湯の蛇口とかシャワーとか上がり湯とか いわゆるお風呂の設備は全くありません 温泉だけです。全くひなびてます。
宿の食事は山菜料理で素朴な味が結構いけます。
イワナ酒を飲みました。

翌朝は 例によって 4時ごろにはゴソゴソと始まります。  まだ 眠いんですけど・・・。

今日は 秋田駒ケ岳を目指します。 幸い 晴れ模様。
秋田駒ケ岳は 火山の噴火で出来た いくつかの山の総称で 最高峰が男女岳(1637m)ということです。 他に 男岳 女岳 横岳などがあります。高山植物の宝庫として有名で花の100名山にも入っています。 特に「コマクサ」が有名です。
花の写真を撮りながら登ります。
田沢湖を見ながら 花の山道を登る。

1時間ほどで 阿弥陀池に着きます
阿弥陀池。火口湖。

ここに荷物を置いて 男女岳山頂を往復します。100mほど登ります。
男女岳

山頂

阿弥陀池を見下ろす 残雪が美しい。

田沢湖を望む

遥かに 鳥海山(2236m)を望む

一旦 阿弥陀池に戻って 今度は 横岳(1583m)を目指します。
横岳山頂     男女岳を望む

横岳から 男岳(1623m)を望む

ここから いよいよ本日のハイライト コマクサ の群生地を目指します。
横岳の南側に火山灰の砂礫地 「大焼砂」が広がっています
そのあたりが コマクサの群生地です。横岳から小一時間で往復します。

大焼砂の斜面にコマクサとタカネスミレが群生
ピンク色がコマクサ。黄色はタカネスミレ。 タカネスミレが コマクサを押しているらしい。

大焼砂にピンクの帯
見事! 一見の価値あり。 カメラもっと良いのがほしい。(うでが悪いだけか・・・。)

というわけで 今回は 高山植物を愛でる山登りでした。
以下は 今回撮った 花の写真集です。(ピンボケが多いのはカメラのせいです。)
乳頭山と駒ケ岳と同じ花が沢山ありましたが 重複は割愛しました。全26種。
名前が間違っていたら教えてください。

乳頭山で撮影

コバイケイソウ

マイズルソウ

アカモノ(イワハゼ)
コケモモと似ている。花の形がちょっと違う。

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

ニッコウキスゲ

ハクサンチドリ
朝ドラで有名になったらしい。あらすじを聞きましたが 複雑で良くわかりません。
とにかく ハクサンチドリが重要な役割を担っているらしい。

ウラジロヨウラク

イワカガミ

ワタスゲ

ウスバスミレ?
スミレの種類は多くて良くわかりません。

ギンリョウソウ
ちょっとキノコのようです。

秋田駒ケ岳で撮影

エゾツツジ

ミヤマダイコンソウ
ミヤマキンポウゲと花は区別がつかないが 葉の形からこちらか?

コケモモ

ムシトリスミレ

オニアザミ
ちょっと不気味です。

タカネスミレ
荒地に生えて コマクサを駆逐していくらしい。

チングルマ

ミヤマハンショウズル
公園管理人にトリカブトか?と聞いて 馬鹿にされました。
半鐘の形から名がついたらしい。

カラマツソウ

オノエラン

オオバキスミレ

ミヤマリンドウ

コマクサ

コマクサ
花の形が馬面のようなので この名がついたらしい。
タカネスミレが接近している。

忘れました
どこにでもある潅木の花ですが 何度聞いても忘れます。
去年 栗駒山でも撮りましたが・・・。こりずに教えてください。

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2007年6月△日 甘利山
山梨県の甘利山(1731m)に登りました。
といっても 実際に足で登ったのは100m足らずです。
駐車場が 1638mのところにあり、韮崎から1000m以上 曲がりくねった  林道を車でのぼります。運転が大変です。(今回もまた Kさんのクラウンです。)
甘利山は「れんげつつじ」の名所です。ちょうど見頃です。
あいにくの雨模様でしたが 花を見るには返ってよかったかも・・・。
晴れていれば それでなくても狭い 林道が車の渋滞で ニッチモサッチモいかなくなるらしい。



全山れんげつつじ



木道
雨にもかかわらず 結構なひとの列。

千頭星山(2139m)
晴れていれば登る予定だった。

ところで 今回は 中央高速逆走事件が・・・。
八王子インターで 新宿方面に逆走。府中まで行って戻ってきました。
八王子インターは 新宿方面と甲府方面の入口が 全然別のところにあって 大分手前から 別れているのです。一旦間違えると 以後救済ルートはありません。
要注意。 ナビも左々と叫んでいたはずだが 皆話しに夢中で誰も気づかなかったのです。
助手席にいたのは誰だ?

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2007年5月△日 伊豆ヶ岳
奥武蔵の山々を縦走しました。
このまえ 古いアルバムを眺めていたら 伊豆ヶ岳を背景にした写真と 伊豆ヶ岳頂上で撮った写真が出てきました。 昔 正丸峠でキャンプをしたときのものです。
ということで 昔を懐かしんで 昔若者二人で 正丸峠から伊豆ヶ岳を登る ことにしました。
でも それだけではちと物足りないので伊豆ヶ岳〜子の権現を縦走することに・・・。


正丸駅(302m)→正丸峠(630m)→伊豆ヶ岳(851m)→古御岳(830m) →高畑山(695m)→天目指峠(475m)→子の権現(640m)→吾野駅(185m)
地図の赤い線のコースです 総歩行距離14.5km
西武のパンフレットによる 標準歩行時間5時間5分
先月 陣馬〜高尾19kmを踏破したからまあいけるんじゃないかな・・・。
これが あとでとんでもないことに・・・

正丸駅
昔は 西武線の終点は吾野だったので 正丸駅あたりまでは バスで来たのかな。

正丸駅から 正丸峠を目指して 暫く 車の道を登り 途中で、 緩やかな道と急な道の分岐があります。
ここは急を選んで 峠に直行しましたが急坂が続いてなかなか峠に到着しません。
そのうち 正丸峠と伊豆ヶ岳の間の大蔵山というところに出てきてしまいました。
どうも 分岐を間違えて一つ手前の分岐の急坂を登って  正丸峠をショートカットしまったようです。(地図の黄色い線)
まあいいっか ということで そのまま伊豆ヶ岳へ向かいます。
しばらく行くと 伊豆ヶ岳山頂に向かう女坂と男坂の分岐があります。
昔の 伊豆ヶ岳を背景にした写真はこのあたりの場所と思われますが 木が茂ってだいぶ様子が変わってます。
昔の男女分岐点あたり。山の姿が良く見える。

今の男女分岐点。 山の姿が見えない。

男坂はかなり急な岩場でクサリ場になっています。 落石事故は自己責任という札が立っていて 低い綱が張られていますが 通行禁止とは書いてないようです。
ということで クサリ場に挑戦
クサリ場を登る

昔もたしか クサリ場を登った気がしますが こんなに急だったかなぁ それに こんなに高低差があったかなぁ
やっとの思いで岩場の頂上に到達。 ここからの眺めがすばらしいです。
岩場の頂上から
昔のもう一枚の 伊豆ヶ岳山頂の写真はこの場所で撮ったようです。
本当の伊豆ヶ岳山頂はもう少し先にあります。

伊豆ヶ岳山頂
山頂の見晴らしはよくありません 
駅から ここまで2時間10分。 正丸峠をパスしたのに クサリ場で 思いのほか時間を食って 予定より遅れてます。
山頂はどこかの学校の団体がいて満員 
昼食は20分ほど先の古御岳でとることに。
伊豆ヶ岳から先は天目指峠までは下るだけだと思ったら 大間違い。
最初の古御岳までが もう急な下りと登りで やっとたどり着きます。
西武のパンフレットに書かれた歩行時間は かなり厳しい時間になっているようです。 ちょっと悪い予感が・・・。

ここから先も 高畑山 中ノ沢の頭と 足場の悪い急坂が続き  天目指峠にたどり着くころには 太ももにツリそうな気配が・・・。  いままでこんなことなかったのに・・・。
しかも 後から来た若者3人が サクサクと通り過ぎたあとは だあれもいない・・・。 もちろん反対側から来る人もいません。 いつの間にか 取り残された感じ・・・
どうやら 皆さん高畑山のあたりで 西吾野に下って行ったらしい。

天目指峠から 子の権現まで最後の登り約160m
それも単純な登りではありません 険しいアップダウンの連続です。
登りを見ると 心因性足ツリ兆候症候群がでます。
予定より遅れてますが 日暮れにはまだ間があるので ゆっくりゆっくりと。
40分といっているところを80分かけて 子の権現に到着。

子の権現 仁王像(手ブレしてる)
本堂までの階段を上がる気力はすでになく、 (実は 子の権現は足腰の病にご利益があるらしいが・・・ もうどうでもいいって感じ)
近くの広場で コーヒーを沸かして ゆっくりと休憩。

ここから 吾野駅に下る予定だったのを 少しでも駅到着を早めるため 予定を変更して 西吾野駅に下りることに (上の地図の黄色い線)
ここからの下りは 普通の山道で ただひたすら下ります。
一時間ほどで 西吾野駅無事到着。

先月の 陣馬〜高尾山縦走の時は靴擦れに悩まされたので 今回は あらかじめ靴擦れ予防対策を 十分にしておいたので 幸い  靴擦れはおきませんでした。
(靴擦れ箇所にバンドエイドを貼って その上から 足首全体を テーピングした)
これで靴擦れになっていたら どうなったことやら・・・。

というわけで 教訓。
西武鉄道発行の奥武蔵ハイキングマップを甘く見るなよ。
(このコースは難度最高レベルになっているぞ)



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2007年4月×日 陣馬山・高尾山
陣馬山〜高尾山を縦走しました。
一昨年の秋 高尾山〜影信山往復をしてますが 今回は 陣馬山から高尾山に向かうコースです。
高尾→(バス)→陣馬高原下→陣馬山(857m)→ 明王峠→影信山(727m)→小仏峠→城山(670m)→ 一丁平→高尾山(まいて)→高尾山口
距離 19.4km 約6時間弱の行程です。

最初の陣馬山の登りは急勾配の連続でかなりキツイです。 頂上は360度見晴らしがききます。
晴天でしたが あいにく富士山には雲がかかっていました。
山頂には馬がいます

明王峠から 相模湖を見下ろします。
春霞にかすんでます

前回と同じく影信山で昼食。
ここからは前回とほぼ同じコース。でも まき道があるところはまき道を通ります。
城山山頂の芝生でしばし休憩。春の陽気が気持ちいいです。
にぎわってます。

モモの花が咲いてます。そばにいた元気なおばさんが ホウキモモだと教えてくれました。
ホウキモモ(箒のような形をしている)

ヤマザクラは5分咲きくらいでしょうか。
ヤマザクラ

山の草花です。
エイザンスミレ

イカリソウ

ヤマルリソウ

ニリンソウ群生

今回のコースは 19.4kmと これまでで一番長かったのではないかという気がします。
登り下りもある結構キツイコースです。
(ここを ビューと疾走しいる女の子がいました。)
おまけに 最後の下りでは くつずれにも悩まされました。
新しい靴を 弘法山で問題なく ならしたつもりだったけど・・・。
くるぶしの上で これはとんだ伏兵だった。


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2007年4月○日 弘法山
弘法山あたりを低山ハイキングしてきました。
このところ悪天候が続いてましたが 久し振りに晴れました。
鶴巻温泉〜吾妻山〜弘法山〜権現山〜浅間山〜秦野のコースです。
このコースは以前 山の英ちゃんさんが 書き込みしてくれたコースの逆コースです。
<過去ログ[1473]>
弘法山〜権現山の間が桜並木ということで お花見を兼ねたハイキングです。

鶴巻温泉駅から 温泉街を抜けて 東名のガードをくぐると いきなり急坂の住宅地で 住宅地の舗装道路が またいきなり 細い山道に突き当たります  民家の庭に侵入するハイカーも多いらしく 庭にここは「登山道ではない」というような看板を立てている家もあります。(どうせなら 登山道はこちら という看板したらいいのに・・・)
登ること 30分弱 吾妻山。さらに 登ること1時間弱で弘法山(237m)
東海大学方面。 海が見えます。

山頂には 釈迦堂や鐘楼があります。
弘法大師が その昔 ここで修行したということらしい。
釈迦堂

弘法の乳の水という井戸もあります。
この水を飲めば「乳がどくどく出る」ようになるらしい。
水が白く濁っているらしい。

弘法山で昼食。 お手製弁当おいしくいただきました。
ここから 権現山まで いよいよ桜のトンネル。
と思いきや もうほとんど葉桜でした。残念。
ちょうちん ジャマ

権現山(243m)山頂には展望台もあり 見晴らしがいいです。
残念ながら 富士山は雲に隠れてました。
展望台には 公園管理人のような人がいて 双眼鏡を貸してくれて 微に入り細にわたり 周囲の地理について説明してくれます。

ここで かねてより買い置きし お茶グッズで 熱いコーヒーを沸かしました。
初めて使います。
なかなか結構。

権現山から 浅間山を経て 秦野まで下ります。
かなり急坂が続きます。 秦野側から登ると結構きつそうです。
浅間山から秦野の町を眺める
ふもとの街中の桜は満開です。

いや 待てよ っていうことは 山の桜はこれから満開?
そういえば 今にして思うと 花びらの絨毯がなかったなあ・・・。

桜は いまいちでしたが すがすがしい一日でした。

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