でぼこの山歩き08年



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2008年12月×日 明星ヶ岳・明神ヶ岳
箱根の外輪山 明星ヶ岳(924m)、明神ヶ岳(1169m)に登りました。
箱根湯本 朝8時ということで 5時過ぎに家を出ました。 まだ真っ暗です。
湯本からバスで 宮城野橋まで行きます。
しばらく広い道を歩いて、明星ヶ岳の登山道に入ります。
登山道入口

箱根の大文字焼き(見たことありませんが)は この明星ヶ岳の山腹ということです。
笹のトンネルを登ります。かなり急坂です。
笹のトンネル
こういう笹の山道は箱根の山の特徴らしい。
途中で展望が開けます。
快晴で 富士山の眺めがすばらしい。先月とは違って 真っ白です。山頂からの眺めが期待出来ます。
富士を眺めながら登る

45分ほどで大文字の現場に到着します。
再び 笹のトンネルを登って、
笹のトンネル

10分ほどで 明神ヶ岳との分岐点に到着。 ここから 5分で 明星ヶ岳山頂。 と言ってもほとんど平らな道です。(むしろ下る感じがします。)
明星ヶ岳山頂
山頂の展望は全くゼロ。
分岐点まで引き返して 尾根伝いに明神ヶ岳を目指します。
宮城野分岐点まで アップダウンがあって その後再び急坂を登ります。 富士山の眺めに励まされながら登ります。
明星ヶ岳から 90分(歩き始めてからは 3時間弱)ほどで 明神ヶ岳山頂到着。
明神ヶ岳山頂

富士山がドーンと迫ってすばらしい眺めです。

富士山の手前の山は2005年に登った金時山。



一時間ほど 富士山を満喫して 下山します。ひたすら下ります。
100分ほど急坂を下ってバス停着。
湯本で軽く一杯やって ロマンスカーで優雅に帰還です。

今回の山は 標高差700m(アップダウンがあるので 正味900mくらい)  歩行時間合計約5時間。 最近では 結構キツイ山でした。
でも 今年最後にふさわしい 富士の眺めでありました。

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2008年11月○日 高川山
高川山(975m)に登りました。
この山も富士山の眺めがよいということです。
中央線初狩駅下車。 駅からほどなく 山道に入ります。
このあたりは 熊がでるらしい。


スタートから50分ほどで 男坂と女坂の分岐点に着きます。 ここは 女坂を選んで登ること40分ほどで頂上です。 結構ハイペースで登りました。
頂上は あまり広くはありませんが 360°の展望が開けてます。
     
             今年の富士山は雪が少ない?
先月登った三つ峠も眺められます。
三つ峠

頂上には 山の主のような犬がいます。 なんでも麓の家の飼い犬で 毎日 一日山頂で過ごしているらしい。
別に 食料目当てではないようです。

山頂で1時間ほど過ごして 下山。 帰りは 禾生(かせい)の方に下ります。
ちなみに 「禾」とはイネのこと。
高川山の花
ノコンギク

リュウノウギク

ヤクシソウ

ゲンノショウコ



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2008年10月××日 大菩薩峠
大菩薩峠(1897m)に登りました。
今回は 初めて山登りをする人が何人かいて 新調した靴を忘れてきた人がいたり スタートからハプニング 続きで 抱腹絶倒の山登りでした。
計画では 高度を稼ぐために 登山口の長兵衛小屋から さらに上の 福ちゃん荘まで車で行き そこに車を止めて 大菩薩峠から大菩薩嶺を回って 戻ってくる事になっていました。
車は2台で 先導するのは リーダーのKさん。 ナビが付いてますが 何故か あっち行ったりこっち行ったりしながら なんとか 長兵衛小屋までたどり着きました。 (最後は 登山口行きのバスの後をついていくことに・・・)
が その後 ナビにもない 福ちゃん荘への道が判らず 又々右往左往




道路沿いに 石丸峠への 登山口を見つけてたので 福ちゃん荘は諦めて  予定外の 石丸峠経由大菩薩峠のコースを行くことに

赤が計画のコース。黄色が実際のコース。

石丸峠登山口

登りはじめからいきなり急坂で 10分ほどで 息が上がった人が出ます。
元気なKさんが 二人分の荷物を背負ってのぼります。


カラマツ林の間から富士山を眺めながら登ります。


登ること1時間弱で 石丸峠着

クマザサに覆われた開けた所です。
さらにクマザサの道を登ること20分ほどで 熊沢山(1973m)通過。  (通過するほど地味な山です。結果的にはここが本日の最高地点となります。)
ここから 一気に 100mほどカラマツ林を下ります。


下りきったところが 大菩薩峠


すでに 12時をまわっているので ここで昼食。 一休みしたら 1時過ぎ。
これから 最高峰の大菩薩嶺(2057m)をめざすと往復に2時間かかり  車の場所に戻るのが4時を過ぎそうだということで  峠の先の賽の河原まで行って 撤収。
大菩薩嶺を望む
30分くらいで行けそうだが・・・。
そうと決まれば 控えていたビールを飲んで 下山にかかります。

大菩薩峠は一応百名山なので これで9名山踏破。 と言っていいのかな・・・。


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2008年10月×日 三つ峠
河口湖の近くの三つ峠(1785m)に登りました。
久し振りの 山歩きです。
三つ峠は地元の小学生が遠足で登る山らしい。 この日も 小学生の団体がいくつか来ていました。

今朝は良い天気ですが  河口湖から眺めた富士山は笠がかかっていました。
河口湖駅から富士を望む
こういう時は天気は下り坂らしい。

登山口まで車で行きます。 車をとめたところですでに 1250m。 標高差約500m だらだらとした登りです。
木無山分岐点から三つ峠山頂を望む

登ること 2時間弱で山頂着 山頂からは 眼前に富士山がドーンと迫るところですが
残念・・・

三つ峠の花
トリカブト
こんなにたくさん咲いているのは初めて。

フジアザミ  デカイ!!

ヤマハハコ

マツムシソウ

シラヤマキク

河口湖は イッチャンさんの地元です。
帰りには  イノシシとサルに狙われるという 有名なイッチャンさんの立派な農園を見学させて もらいました。
イッチャン農園

おみやげに 農園でとれた新鮮なたまねぎとルバーブというめずらしいものを頂きました。
さらに お宅までうかがって お茶までご馳走になりました。
イッチャンさんどうも有難うございました。

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2008年6月△日 八幡平・岩木山
またまた 吉永小百合の季節となりました。
今年は 八幡平(1613m)と去年果たせなかった岩木山(1625m) に再挑戦します。
でもやっぱり 今度も怪しげな空模様。

初日は八幡平。 盛岡からバスで八幡平頂上に向います。 途中1000mを越えたあたりから 周囲はアオモリトドマツとダケカンバの混合原生林 となっています。常緑樹と落葉樹の新緑と常緑樹の濃い緑の織り成す色合いが見事です。
バスの窓から

バスに揺られること約2時間、バス停「八幡平頂上」に到着。 あたりは濃い霧に包まれています。
山での着用は初めてのGORETEXに身を固めて山頂を目指します。 八幡平の名のとおり 山というより高原です。というわけで ほとんど平坦な道を歩きます。
霧のアオモリトドマツの林の中を ガマ沼、メガネ沼を経て30分ほどで 三角点のある八幡平山頂に到着。視界ゼロ。
       


山頂展望台から望む霧のアオモリトドマツの原生林

さらに八幡沼の湿原地帯を一周します。
ひたすら 高山植物を観察しながら歩きます。
湿原

雪も残ってます。

2時間くらい湿原を散策してバス停に戻り、 再び盛岡まで戻って 弘前に向います。 弘前駅前のビジネスホテルに一泊。

八幡平の高山植物はなかなか豊富です。

ベニバナイチゴ(紅花苺)

シラネアオイ(白根葵)
雨で花びらがへたってます。

ミネザクラ(峰桜)

ショウジョウバカマ(猩猩袴)
少女の袴ではありません。

エンレイソウ(延齢草)
何かおめでたい名前です。薬草らしいが毒草でもあるらしい。

ハクサンチドリ(白山千鳥)
いまでも 依然人気の花ですね。

ヒナザクラ(雛桜)

ヒナザクラの群生

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)
実は ミヤマキンポウゲとミヤマキンバイとミヤマダイコンソウの区別がつきません。

ミズバショウ(水芭蕉)

ミズバショウの群生
八幡平の水芭蕉は小型でなかなか良いです。いわゆるカワイイってやつです。  どこかで化け物のようにデカイ水芭蕉を見たことがあったけど あれは良くないですね。

チングルマ(稚児車)
高山植物の定番。稚児車というのは風車のことらしい。 実はチングルマというのは草だとばかり思っていましたが「木」らしい。 年輪もちゃんとあるらしい。


名前が判りません(教えてもらったんですが・・・) まるで実のような花です。 ブルーベリーのような実がなると言ってました。

マイズルソウ(舞鶴草)

ミツバオウレン(三葉黄蓮)?

翌日は岩木山。
曇天ですが 弘前駅前からは 岩木山が頂上まで眺められます。
弘前駅前から岩木山を望む
今日は何とかもってほしい。
去年泊まった嶽温泉まで バス。 去年は店先に山のように積まれていた「嶽きみ」は全くありません。 8月下旬かららしい。
そこから バスを乗り継いで岩木山八合目まで登ります。
バスの窓からは道路に沿ってハクサンチドリの群生が見られます。 八合目付近は期待に反して 既にガスがかかっています。でも雨具は要りません。
クマザサに覆われた道なき道を登ります。


一瞬 雲の切れ目から 日本海が眺められます。


さらに登ると 低温と風で矮小化したダケカンバの林となります。

このような風景は岩木山特異なものらしい。(普通は 八幡平のように アオモリトドマツのような針葉樹林帯が見られるが 岩木山にはそれが無い。)

頂上付近は急な岩場です。這うようにして登ります。
岩場。下りが心配です。

登り始めてから1時間ちょっとで山頂到着。 雲をつれて登ったようで またしても頂上は視界ゼロ
山頂

下りは 岩場を下りたところで あとはリフトを使って下ります。

弘前から帰りの車窓から岩木山の全貌が眺められました。 薄日もさしているような・・・。
何故か 登っている間だけガスっているのはいつものパターンです・・・。

岩木山の花々
ミチノクコザクラ
ミチノクコザクラ(陸奥小桜)
岩木山といえば この花。岩木山の固有種らしい。岩陰にひっそり咲いていました。
なかなか美しい花です。

ハクサンチドリ
これは珍しい白花ハクサンチドリです。
リフトのオジサンが場所を教えてくれました。 リフトの下に数株とリフトを降りたところに数株見られます。
この他 ピンク色のもあります。とにかく岩木山はハクサンチドリの宝庫のようです。

ウコンウツギ(鬱金空木)

ツバメオモト(燕万年青)

イワウメ(岩梅)
これも リフトのオジサンに教えてもらいました。  ちょっと近づけないところに咲いてます。

というわけで 今回は高山植物観察の山行きでした。
小百合のチケットは今回で4回目ですが お天気的には1勝3敗 やはり ハイリスクハイリターンですね。
まあ 土砂降りに会わなかっただけでも良しとしないとね。

八幡平も岩木山も100名山に入っています。 目標10名山踏破なので これで8名山踏破。

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2008年5月×日 三頭山
奥多摩の三頭山(みとうさん)(1531m)に登りました。
武蔵五日市から車で1時間ほど奥に入ったところにある  都民の森の駐車場に車を置いて登ります。駐車場で標高1000mくらいあります。
三頭山を含むこのあたり一帯が都民の森として 登山道などよく整備されています。
新緑がすばらしい。

新緑の中を登ります。

巨大な樅の木

大滝

1時間40分ほどで山頂到着。
三頭山山頂
残念ながら 雲が多くて 眺望はあまりよくありません。 富士山も見えませんでした。
でも さすがに1500m 山頂は寒いです。

三頭山の花々

シロヤシオ

ヤマシャクヤク

カメバヒキオコシ
葉っぱの形が亀に似ている。 葉から明らかにこれはシソ科ですね。

ハシリドコロ
群生していましたが これは 猛毒らしい。名前は誤食したときの症状から来ているらしい。
知らずに パチパチ撮ってたけど、今思うと ちょっとゾッとしますね。 食べようとは思わなかったけど・・・。
何箇所かあった 野草の看板にも何の注意書きも無かったなあ。 でも いま撮った看板の写真をよーく見てみると  誰かが手書きで 猛毒と書いてあるのが薄く読めますね。
都民の森としては不親切

エイザンスミレ

オオバユキザサ
もう少しで花が咲く。残念。
チゴユリ

ニリンソウ
サンリンソウですね。
オドリコソウ
名前がいいですね。これもシソ科だな。

オオカメノキ
これも 葉っぱの形からその名がついているらしい。別名ムシカリ
ガクアジサイのような花です。

この森は野鳥も豊富で 色々な鳴き声がしていましたが 姿は見えませんでした。もっとも歩きながらだったので無理ですね。
一度 腰をすえて観察したいところです。

帰りには イッチャンさんのお陰で あきる野の温泉で汗を流せました。 あきる野市が大金を投じたとの噂だけあって なかなかいい温泉でした。

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2008年2月○日 シダンゴ山
今年初めての山は シダンゴ山(758m)です。
シタンゴ山は丹沢山塊の端にある低山です。
名前が変わってます。由来は 震旦郷説とシダゴン説があるらしい。
震旦は中国の古名で 支那と同じようなもの。 この地域に大陸からの人が住み着いた ということで 震旦の郷 震旦郷からシダンゴ。 こういうのは他にもありますね 高麗とか。
シダゴンは サンスクリット語で仏教の修行者のさとり到達レベルの一つをあらわすらしい。 それで 一人のシダゴンがこの地にやってきて仏教を広めたということで シダゴンからシダンゴ。

今日は 快晴、新松田の駅前から 雪をかぶった富士山がよく見えます。 これは期待できそうです。

それにしても ごみごみした町並みですねえ。 日本中どこでもそうですが・・・。
新松田駅から 寄(やどりぎ)までバス。寄というのも変わった地名ですね。
寄から望むシダンゴ山

15分ほど 舗装された急坂を登ると 猪防護柵というのがあって 入口に扉がついてます。
扉を開けて 猪の檻の中に入る
ここからは杉林の山道です。
けっこう雪が残ってます。


登りはじめから 1時間20分ほどで 山頂到着。

富士山がくっきりと眺められます。

でも やっぱり 手前の山がちょっとじゃまだね。
うっすらと雪化粧した丹沢の山々が美しい。




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