![]() パイオニア |
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パイオニア本社があるようです。矢向から15分、新川崎から12分、鹿島田から15分程度のようです。矢向の近くにはキャノンもあるようです。パイオニアは川越事業所が生産拠点のようです。シャープとパイオニアは、平成19年9月20日に光ディスク分野等の共同開発に取り組むことで合意、平成21年6月29日には、合弁会社パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリングを設立したが、平成26年8月28日に資本提携を解消することで合意したとのことです。さらに平成26年9月16日にAV機器事業を売却し2200名のリストラを行うと発表されました。 平成26年3月期の売上はカーエレクトロニクス関係3500億円、AV機器関係1000億円、その他300億円となったため、ブルーレイディスクプレイヤーはオンキョーへ統合、利益の出ているDJ機器事業を米国KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)に売却し2200名の人員削減を進めるとのこと。 オーディオ機器市場は昭和63年に6620億円をピークに平成25年には1017億円にまで縮小し各社とも大変なようです。高度成長期には高音質スピーカのパイオニア、アンプの山水電気、チューナのトリオ(後のケンウッド)がオーディオの御三家と言われていたようです。 御三家は パイオニア(高音質スピーカ)昭和13年:福音商会電機製作所設立 ケンウッド(チューナー)昭和21年:春日無線電機商会設立、昭和35年トリオに社名変更 山水電気(オーディオアンプ)昭和22年:山水電気設立、平成26年:破産手続き 平成29年1月に、パイオニアは、車載用の有機EL照明事業をコニカミノルタ(リン光発光材料)と統合するとのことですが、工場はコニカミノルタの山梨とパイオニアの山形が引き続き担当するとのことで、今回パイオニアは三菱化学との提携を解消したようです。ちなみにLEDに比べ数十倍の価格となることから、平成26年には出光興産とパナソニックの共同出資会社が精算されているようです。 カーナビは大幅に進化しており、平成29年には、パイオニアのサイバーナビは10.1インチモニタ画面で運転時の危険の警告(前方車への接近警告、走行レーン逸脱警告、誤発進警告など)や、駐車場でのセキュリティ確保ができるようです。パナソニックのストラーダCN-F1Dは9インチモニタでブルーレィディスクに対応し、道路標識を音声と地図のポップアップで知らせたり、ETC2.0により渋滞回避ルート案内ができるようです。アルパインのビッグXシリーズは11インチモニタ画面で音声認識機能を高精度化し、使用頻度の高い12の機能を音声で制御可能とした他、2ウェイカメラのドライブレコーダやカラオケ機能もあるようです。 パイオニアは、平成29年9月からレーザー光で周囲の物体までの距離を測定する低価格のセンサーの出荷を開始するようです。LiDARと云われるセンサーで数cmの検知精度を有しコンチネンタルオートモーティブ(ドイツ)やコニカミノルタなどが数十万円で供給していましたが、パイオニアは赤外線レーザーをMEMS(微小電気機械システム)ミラーとレンズを組み合わせ10cm角の大きさで価格1万円以下を実現したようです。なを、クラリオンは日立オートモーティブと協力しサラウンドアイを供給。JVCケンウッドはマルチモニタに注力するなどカーナビ各社は新事業開発を急いでいるようです。 パイオニアは平成29年6月にブルートゥースに対応したミニコンポX-SMCO2を発売するとのことで、一度接続すれば次回から自動接続されるオートコネクトに対応し、CD、USB(MP3)やスマホなどとワイヤレス接続できるようです。 |