SHARP本社
SHARP田辺ビル
誠意と創意
シャープへは地下鉄御堂筋線の西田辺が便利です。西田辺1、2番出口から3分、JR阪和線南田辺から7分、鶴ヶ丘からも7分です。
拠点は本社の向かいの田辺ビルのほか西田辺ビルがあります。国内工場は矢板(栃木)、多気(三重)、亀山(三重)、天理(奈良)、大和郡山(奈良)、葛城(奈良)、八尾(大阪)、堺、(大阪)、東広島(広島)、福山(広島)、三原(広島)があるようです。東京の拠点としては、東京支店が幕張ビル、市ヶ谷ビルにあるようです。シャープは本社ビルをニトリ、田辺ビルはNTTへ売却しましたが鴻海傘下になってから、買い戻し交渉を行っているとのことです。ちなみに、ニトリとは交渉が進んでないようです。

デジタル放送推進協会電波産業会にも参加しているようです。平成26年8月28日にパイオニアと資本提携を解消することで合意したとのことです。

平成28年3月に台湾の鴻海精密工業から3888億円で買収されることが決まったようです。当初6500億円の経営支援を提示され産業革新機構を排除し鴻海に絞って優先交渉権を与えたところ足元を見られて3888億円まで値切られたようです。東芝グループの東芝メディカルの買収金額の半分の企業価値しか認められなかったということになるのでしょうか。 シャープは平成23年度に3670億円の赤字で大型液晶の堺工場(SDP堺ディスプレイプロダクト)に鴻海からの出資、本体への出資で決裂、平成24年度も5453億円の赤字、平成25年度には115億円の黒字にしたものの、平成26年度には2223億円の赤字となりとうとう破綻してしまいました。
今後は有機ELに投資するとのことですが韓国のサムスンやLGディスプレイが既に量産しているため厳しい道のりになるようです。

今後は有機ELに投資するとのことで、2000億円を投資して平成30年に亀山工場で量産開始の予定だったところ堺工場に変更したとのことです。なお、現在生産しているサムスン電子、LGディスプレイやジャパンディスプレイ(JDI)が積極的に設備投資しており、製造設備の確保が困難なようです。この厳しい状況の中、平成28年8月には競合のJDIへ協力を要請したようですが、JDIは鴻海傘下のパネルメーカであるイノラック(台湾)への技術流出を懸念しているようです。

台湾の鴻海精密工業は、2019年に中国の広州市で第11世代の大型液晶パネル工場を稼働させるため、SHARPの第10.5世代のノウハウをもつ技術者を投入するとのことです。

鴻海精密工業は、サムスン電子からの大幅値引き要請により、平成29年にSDP(堺ディスプレイプロダクト)からサムスン電子へのLCDの供給を中断するようです。なお、サムスン電子が調達しているLCDの比率ではSHARPとSDP合わせても10%程度とのことです。なお、SHARPはLCDパネルの販路拡大のため、欧州でSHARPブランド再参入のため、SUMC社(Skytecグループ子会社のSKYTEC UMC LTD)の株式の56.7%を105億円で取得し2017年2月に子会社化するようです。

SHARPは、平成29年からIGZO(酸化物半導体)液晶パネルの外販をやめて自社製品への採用に絞るようです。スマホメーカは2社購買を前提としているため、SHARPのみが保有するIGZO技術は採用されず、他社に合わせてダウングレードしたものを供給しています。したがって、IGZOは自社の液晶TVなどに限定し拡販を進めるとのこと。また、CECパンダ(中国)にIGZO技術を供与し南京で生産しているようです。

平成27年度売上高シェア
大型パネル 中小型パネル
LGディスプレイ 韓国 27.4% ジャパンディスプレイ 日本 21.7%
サムスン電子 韓国 20.4% LGディスプレイ 韓国 17.9%
群創光電 台湾 15.7% シャープ 日本 13.1%
シャープ 日本 4.7% 群創光電 台湾 6.7%
友達光電 台湾 15.1% 京東方科技集団 中国 6.6%
群創光電(イノラックス)は鴻海精密工業の傘下の会社のようです。

フォックスコンは、SHARPの他、群創光電(台湾)、鴻海精密工業(台湾)などを傘下にもつ企業ですが、横浜にフォックスコン・ジャパンがあるようです。

シャープは、令和02年に欧米市場でデジタルサイネージ用液晶ディスプレイや業務用プロジェクタなどを展開するNECの映像機器関連会社のNECディスプレイソリューションズ(NDS)を92億円で買収するようです。